ホンダのフィットのGE6/7/8/9買取価格の相場はいくら？

ホンダ・GE6/7/8/9フィットは、GD1/2/3/4フィットのフルモデルチェンジバージョンとして、2007年10月18日に発表され、同年の10月26日から販売が開始されました。

GDフィットと比較すると、ボディサイズが一回り大きくなり、全幅に関しては5ナンバーサイズいっぱいの大きさとなったのです。

フルモデルチェンジされたことで、エクステリアもインテリアも一新されたGEフィット。

GEフィットは、2013年9月まで販売されていましたので、その販売期間は約6年になります。

2018年11月現在では、GEフィットは最終モデルであると5年落ちになるわけですが、どれくらいの買取相場になっているのでしょうか？？

今回はホンダ・GEフィットの中古車買取相場についてご紹介します。

ホンダ・初代GE6/7/8/9フィットの中古車買取相場

ホンダ・GE6/7/8/9フィットの中古車買取相場はどれくらいなのかをみていきましょう。

ホンダ・GE6/7/8/9フィットの中古車買取価格

以下の中古車買取価格は、2018年12月現在のGE6/7/8/9フィットの相場です。

＜ホンダ・GE6/7/8/9フィットの中古車買取価格相場＞(積算走行距離・年式別)
積算走行距離	2013	2012	2011	2010	2009	2008	2007
0～10,000km	830,000円	700,000円	600,000円	590,000円	―	―	―
10,001～ 20,000km	810,000円	600,000円	590,000円	580,000円	―	―	―
20,001～ 30,000km	800,000円	590,000円	580,000円	560,000円	470,000円	440,000円	310,000円
30,001～ 40,000km	790,000円	590,000円	550,000円	550,000円	450,000円	410,000円	270,000円
40,001～ 50,000km	710,000円	520,000円	510,000円	500,000円	390,000円	410,000円	270,000円
50,001～ 60,000km	690,000円	510,000円	500,000円	490,000円	350,000円	320,000円	240,000円
60,001～ 70,000km	680,000円	450,000円	440,000円	380,000円	280,000円	240,000円	210,000円
70,001～ 80,000km	440,000円	440,000円	430,000円	360,000円	270,000円	220,000円	190,000円
80,001～ 90,000km	410,000円	370,000円	400,000円	230,000円	220,000円	200,000円	190,000円
90,001～ 100,000km	410,000円	270,000円	360,000円	200,000円	200,000円	180,000円	120,000円
100,001km～	350,000円	250,000円	210,000円	190,000円	150,000円	130,000円	120,000円

車は、低年式、過走行になるほど価値が下がります。

年式では、初度登録から10年以上経過したものについては、ディーラーの下取り価格が0円になるのが基本であるほど、車としての価値が認められなくなるのです。

2018年12月現在では、2008年式のGEフィットまでが10年落ちとなりますが、2019年になると2009年式までのGEフィットが10年落ちとなります。

つまり2019年では、2009年式と2010年式以降のGEフィットの買取金額差が、さらに大きくなることが予想できるのです。

GEフィットも、低走行車であるほど、また高年式車であるほど、買取金額が高くなる傾向が出ています。
全体的にみると、GEフィットは人気車種であることから、10年落ちの低年式車でも、積算走行距離が100,000kmを超えている過走行車でも、他の車種より買取金額が高く出ています。

表に示しているのは、あくまでも買取相場になりますが、低年式車・過走行車であっても、車の状態やメンテナンス次第では、高く買取りしてくれる買取業者もあるのです。

先ほどの車の価値は、10年落ち・100,000km以上で価値がなくなるとお伝えしましたが、その前段階の目安としては、5年落ち・50,000kmの目安があります。

とくに積算走行距離が50,000kmを超えると「多走行車」の扱いになりますし、車の年間の適切な走行距離は10,000kmですので、5年落ち・50,000kmが1つの目安ということが理解できるでしょう。

GEフィットでも、5年落ちの2013年式と、6年落ちの2012年式では、買取金額に数十万円の差が見られる走行距離帯もあります。

もしGEフィットを買い替えるのであれば、少しでも早いほうがいいかもしれません。

次では、もう少し具体的にGEフィットの買取事例について見ていきましょう。

＜GE6/7/8/9フィット2018年11月時点の買取事例＞
グレード	カラー	年式	積算走行距離	買取金額	リセールバリュー
RS	グレー	2008	35,000km	300,000円	17.2%
13G	ホワイト	2008	34,000km	280,000円	22.8%

GEフィットの買取事例で多いのは、RSと13Gですが、GEフィットのリセールバリューは15～25％が一般的です。

先代のGDフィットが人気だったことから、フルモデルチェンジされたGEフィットもかなりの人気でした。

2018年12月現在ではGKフィットが現行車ですが、中古車市場ではGフィットも人気が高いため、高い金額で買取りされることが多いため、GDフィットのようにリセールバリューが10%を下回るようなことはないでしょう。

ではどのようなGEフィットであれば、少しでも高く買取りしてもらえるのかについて見ていきます。

ホンダ・GE6/7/8/9フィットを高く買取りしてもらうための条件

2018年12月現在で、GEフィットが販売されてから5～11年が経ちましたが、年式でいうとGEフィットは初度登録から10年以上経過していないものが大半ですので、買取金額が0円になることは少ないでしょう。

GEフィットを高く買取りしてもらうためには、高グレードで人気のボディカラーであること、修復歴がないことが挙げられます。

とくにRSは専用のパーツがたくさん搭載されていることから人気が高いですね。

ボディカラーでは、クリスタル・ブラックパール、プレミアム・ホワイトパールであれば人気カラーですので、買取金額は高くなるでしょう。

GEフィットは快適な加速できますので、運転操作を誤ってしまうとボディへの損傷が加わるときもありますが、フレームを修理した「修復歴あり」の車になると、買取金額は極端に低くなります。

修復歴ありの車は、単にフレームを交換・修復しただけの車ではなく、他の機関にも影響が及んでいる可能性があるため、高い買取金額がつきません。

GEフィットを高く買取りしてもらうためには、修復歴がなく、高グレードで人気のボディカラーであるほどいいでしょう。

GE6/7/8/9フィットのライバル車のリセールバリューはどれくらいか？？

GEフィットのライバル車として挙げられるのは、トヨタ・ヴィッツ、マツダ・デミオです。

いわゆる「コンパクトカー」がライバル車となるわけですが、ヴィッツやデミオは人気の高い車で、GEフィットと同年式のヴィッツ・デミオでは、リセールバリューが20～30%程になっています。

とくにヴィッツは人気が高いですが、フィットも負けることなく根強い人気を保っているのです。

GEフィットは人気が高く、中古車市場にもたくさん存在していることからリセールバリューが高くない傾向がありますが、あなたのGEフィットの状態が良いほど、高く買取りしてくれることは間違いありませんよ。

自分のGEフィットを、自信をもって買取りに出してくださいね。

さいごに

今回はホンダ・GE6/7/8/9フィットの中古車買取相場についてご紹介しました。

GEフィットは、GDフィットの人気を引き継ぐように高い支持率を得ている車です。

とくにRSはスポーティなエクステリアが人気で、専用パーツが装備されていることから、多くのユーザーがいらっしゃいます。

GEフィットが販売されてから、2018年12月現在で5～11年で、それほど古い車ではないということから、リセールバリューも15～25％となっています。

ただライバル車種であるトヨタ・ヴィッツ、マツダ・デミオも同等のリセールバリューとなっていますので、同じコンパクトカーとして根強い人気があることがうかがえますね。

あなたのGEフィットが高グレードで、人気のボディカラーであれば高く買取りしてもらえる可能性があります。

車を高く売るときは、ネットを使った「車の一括査定サイト」を利用するのも1つの方法です。

今回の記事を参考に、GEフィットの中古車買取価格相場を把握していただき、GEフィットの売却をお考えの場合は、価値が下がる前にGEフィットを買取りに出してくださいね。