「事故で車が全損したけど買取ってできるの?」
「全損した事故車は廃車にするしかないの?」
何て疑問はありませんか?
事故で全損扱いになった車は、走行不可能である場合がほとんどですし、一般には車としての価値がないとみなされるため、車を買取りに出したとしても、買取ってもらえないと思いますよね。
買取りしてもらえないとなると、車を廃車するしかないのでしょうか??
今回は全損扱いになった車は買取りしてもらえるのか、廃車にするしかないのかについてご紹介します。
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もくじ
車買取で全損扱いの車でも買取りしてもらえる
全損扱いとなった車を処理するとき、できることなら廃車にするのではなく、車を買取りしてもらって、少しでもお金に変えたいですよね。
しかし全損扱いの車を目の前にすると「こんな状態の車だと買取りしてもらえるわけないか…」と落胆してしまいます。
そんなあなたに朗報で、実は全損扱いの車でも買取りしてもらうこうとは可能です。
具体的に、全損扱いになった車の買取りについてみていきましょう。
全損にはどのような種類があるのか
全損には、修理が不可能な「物理的全損」と、修理するより同等程度の車に買い替えたほうが安く済むという「経済的全損」があります。
どちらの全損でも、車を買取りしてもらえないように思われますが、どちらの全損であっても車を買取りしてもらうことが可能です。
では全損の車を買取りしてくれる2つの業者を見ていきましょう。
買取業者に全損の車を買取りしてもらう
日本国内には80,000軒を超える自動車業者がありますが、車を扱っている業者であれば、基本的にどこの買取業者でも車を買取りしてくれます。
買取業者の中でも、ひと際存在感を示しているのが、ガリバーやビッグモーターのような大手買取業者です。
大手買取業者以外でも、地域密着型の買取業者や、今ではガソリンスタンドでも車の買取りをしています。
どの買取業者であっても、基本的に車を買取りしてくれますが、手っ取り早く全損の車を買取りしてくれる業者を見つけるためには、後述する「車の一括査定サイト」を利用するといいでしょう。
買取業者は、どの車の買取りが得意・不得意なのかがありますので、それによって買取金額が高くつくところ・そうでないところが異なります。
まずは買取業者に車の状態をみてもらって、買取りができるのかできないのか、買取りができるのであれば、どれくらいの買取金額がつくのかを聞いてみるといいです。
ただ買取業者は、実動車の買取りを基本としているところが多いことを知っておきましょう。
廃車買取業者に全損の車を買取りしてもらう
先ほどご紹介した一般の買取業者より、全損した車の買取りを得意としているのが、廃車買取業者です。
廃車買取業者は、全損した車をもちろんのこと、不動車、水没車など、廃車にする車を買取りしている業者のことをいいます。
一般の買取業者が、全損扱いの車を高く買取りしてくれなかった場合は、廃車買取業者であれば車を高く買取りしてくれる可能性が十分にあるのです。
大手廃車買取業者の例としては、テレビCMでも見かけるカーネクストや、廃車王があります。
大手買取業者の多くは、全損扱いになった車であっても0円以上の買取保証をしていますし、全損扱いの車は自走できませんが、その車を無料で引取りに来てくれるのです。
また全損扱いの車は、廃車買取業者が陸運局で「永久抹消登録手続き」を行なうのですが、本来なら代行手数料が必要なところを無料で手続きしてくれます。
廃車買取業者は、レッカー費用や書類の代行手数料で利益を上げるはずが、これらの費用を無料にしてしまって、どこで利益を得ているのでしょうか??
日本国内で全損扱いの車を転売する
全損扱いとなった車を買取りした廃車買取業者は、まだ使用できる車のパーツを取り外して、中古パーツを販売している業者に転売したり、自社でネットを使って取り外したパーツを販売して利益を得ています。
車のパーツがいくらくらいで買取りされるかは、なかなかイメージがわかないと思いますが、私はこれまでに全損の車を含む廃車のパーツ取りを行なっていたことがありました。
そのときに人気車種や希少価値の高い車であるほど、パーツは高く売れます。
例えば、RA6オデッセイが人気だったときでは、リアゲートが1枚10,000円、E50エルグランドのシート7席分が35,000円で売れていました。
希少車種でいうと、1980年のA40セリカカムリでは、ボンネットが20,000円、シートが1つ8,000円で売れたのです。
このように全損扱いの車であっても、パーツには価値が十分にあることから、廃車買取業者は利益を得ることができます。
パーツを取り外してフレームだけになった車は、金属資源としての価値があり、金属買取業者に買取りしてもらうことで利益が出るのです。
海外へ全損扱いの車を転売する
廃車買取業者の中には、国内だけの販路ではなく、海外への販路をもっている業者もいます。
日本メーカーの車は海外でも人気が高いのですが、全損扱いの車であっても海外では修理して、動く状態にして乗り続けている国もあるのです。
またたくさんの日本メーカーの車が走っているということは、それだけ部品の需要もあるということ。
つまり海外では、全損扱いの車でも、取り外したパーツでも、買取りをしてくれるため、廃車買取業者は利益を得ることができるのです。
廃車買取業者の買取一例
廃車買取業者は、どれくらいの買取金額で全損扱いの車を買取りしているのでしょうか。
ここではその一例を示していきます。
<廃車買取業者の買取実績> |
||||
メーカー | 車種 | 年式 | 廃車買取業者 | 買取金額 |
日産 | エルグランド | 2003 年式 | 廃車王 | 50,000 円 |
スズキ | ワゴン R スティングレー | 2008 年式 | 廃車王 | 10,000 円 |
トヨタ | グランビア | 1996 年式 | カーネクスト | 80,000 円 |
日産 | エクストレイル | 2009 年式 | カーネクスト | 80,000 円 |
トヨタ | アルファード | 2014 年式 | タウ | 670,000 円 |
ホンダ | ステップワゴンスパーダ | 2012 年式 | タウ | 440,000 円 |
「え、こんなに高く買取りしてくれるの?!」と驚かれた方もいらっしゃるでしょう。
これだけ高価買取していても、廃車買取業者は利益を出しているのですから、先ほどご紹介したパーツや金属資源が、いかに高く買取りされているかが理解できますよね。
全損の車は高く買取りしてもらえないと思っていたあなたも、この買取金額を聞けば安心されたのではないでしょうか??
詳しくはこちらをどうぞ。
解体業者にスクラップを依頼するとお得に車買取してもらえない
これまでは、全損扱いとなった車は買取業者・廃車買取業者に買取りしてもらうことをおすすめしました。
それとは反対に、おすすめしない全損した車の処分方法は、解体業者に車を引取ってもらうことです。
解体業者は車をスクラップしてくれる工場をもっていて、自動車リサイクル券を提出したうえで車の解体を依頼すると、無料で車をスクラップしてくれます。
車のスクラップが完了すれば、解体業者から「使用済自動車引取証明書」が発行されますので、それをもって自分で陸運局へ出向いて、永久抹消登録手続きをしなければいけません。
永久抹消登録手続きを解体業者に依頼すると、代行手数料を取られる可能性がありますので、自分で手続きしたほうがいいでしょう。
解体業者に全損扱いの車を引取ってもらったとしても、基本的には車を「買取り」してくれるわけではありませんし、陸運局での手続きも自分でしなければいけないことを考えると、解体業者に車を引取ってもらうのはおすすめできません。
最近の解体業者は、普通車であれば10,000~30,000円程、軽自動車であれば5,000~10,000円程で買取りしてくれる業者もいますが、買取業者や廃車買取業者に買取りしてもらったほうがお得であることは、ここまでの記事をお読みになったあなたなら、ご理解していただいていますね。
車買取で全損扱いの車を高価買取してもらう方法とは??
車買取で全損扱いの車は、買取業者または廃車買取業者に買取りしてもらうことをおすすめしました。
廃車買取業者の買取実績については記事内でお示ししましたが、買取業者でも全損の車を高く買取りしてくれる業者あります。
ただ買取業者を1軒ずつ当たっていては、いつになっても買取業者を見つけることはできませんので、そんなときは、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」の利用をおすすめします。
一括査定サイトを利用したときは、一括査定サイト運営会社が、あなたの車の状態がどのようなものかを聞いてきます。
そのときに全損扱いを受けたことを伝えたうえで、車を買取りしてもらう買取業者を紹介してもらいましょう。
「全損扱いの車を買取りしてくれる業者なんてあるのか??」と思うかもしれませんが、意外とあなたのお住まいの近くに買取業者があるものです。
買取業者は基本的にあなたの車の保管場所までやって来て、車を査定してくれますので、全損扱いの車で動かすことができなくても安心ですね。
もしあなたが買取金額に納得できれば、車を引取ってもらうことになりますが、そのときは買取業者がレッカー移動してくれますので、すべて買取業者に任せてしまいましょう。
あなたの車を買取査定してくれる業者は複数ありますので、できるだけたくさんの買取業者に車を査定してもらって、一番高い買取金額をつけてくれた業者に車を売却してくださいね。
詳しくはこちらをどうぞ。
さいごに
今回は全損扱いになった車は買取りしてもらえるのか、廃車にするしかないのかについてご紹介しました。
全損扱いになった車は、廃車にするともったいないですので、解体業者に出して車をスクラップしてもらうことはやめましょう。
全損扱いの車を買取りしてくれる一例として、廃車買取業者をご紹介しました。
廃車買取業者の買取実績についてもご紹介しましたが、思った以上に高価買取していることに驚かれた方もいらっしゃったでしょう。
だからといって廃車買取業者だけに買取金額を聞くのではなく、一括査定サイトを利用して、複数の買取業者に車を査定してもらってください。
最終的に一番高い買取金額をつけた業者に、車を買取りしてもらえば、お得に車を手放せるだけでなく、全損の車なんて買取りしてもらえないと思っていた方も、気持ちが楽になりましたよね。
今回の記事を参考に、全損扱いの車を高く買取りしてもらってくださいね。
車査定一括見積もりを試したらトヨタのプリウスが29.3万円も高く買い取ってもらえました。
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