「軽自動車の税金が上がるのっていつからなの?」
「どのくらい税金が上がるんだろう?」
何て疑問はありませんか?
年式の新しい軽自動車ほどハイブリッドが搭載されたり、安全装備や快適装備が充実しており、燃費の向上がみられます。
ただ今から10年前の2008(平成20)年式の車であっても、CVTの軽自動車であると燃費が15km/ℓ以上になることも珍しくありません。
そう考えると軽自動車は運転がしやすいだけでなく、経済的な負担が軽いということから、多くの所有者がいます。
ただそんな軽自動車に課税されている税金が「あるタイミング」で上がることをご存じですか??
実は年式が古くなると軽自動車の税金は上がっていくのです。
今回は軽自動車の税金が上がるのはいつからなのか、また軽自動車を買い替えるタイミングはいつがいいのかをご紹介します。
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もくじ
軽自動車の税金が上がるのはいつからなのか??
先ほどは「年式が古くなると軽自動車の税金が上がる」とお伝えしましたが、具体的にいつから税金が上がるのでしょうか?
1つの目安としては初年度登録から13年経過した軽自動車は、税金が増税されます。
なぜ“10年”というキリの良い数字ではなく“13年”という細かい年数のタイミングで増税されるのでしょうか?
一般にディーラーが軽自動車を買取る基準としてよく言われるのが「初年度登録から10年経過した軽自動車は価値がない」ということです。
ディーラーは軽自動車を買取る際にイエローブックという本を使って買取金額を決めるのですが、イエローブックの通りに査定を進めると、軽自動車の価値は1年に1/10ずつ価値が下がるようになっています。
つまり10年も経てば軽自動車の価値は0になってしまうため、初年度登録から10年以上経過した軽自動車については、基本的にはディーラーは0円でしか引取ってくれないのです。
ただ国産の軽自動車は、オイル交換や消耗品の交換をするなど、きちんとメンテナンスされている場合は20年以上経過したとしても十分に乗り続けることができます。
日本はたった10年乗っただけでエンジンが故障するような軽自動車を生産しません。
きちんとメンテナンスされていれば軽自動車の耐用年数は20年以上ですが、中にはメンテナンスの手が行き届いていない軽自動車もあるため、すべてを平均すると軽自動車の耐用年数は12~13年程になります。
しかし軽自動車の耐用年数が12~13年程ということは、それ以降も軽自動車を乗り続ける人は、これまで以上にお金をかけてメンテナンスをしたり、経年劣化による部品の交換をするわけですので、経済的負担が大きくなります。
そのタイミングに増税されると、さらに経済的負担が大きくなりますよね…。
「それが分かっているのに、なぜ12~13年というタイミングで増税するんだ…??」と疑問をもたれるでしょう。
日本は自動車産業に力を入れている国で、どこの自動車メーカーも新車の売り上げ台数を伸ばしたい、売り上げ台数が伸びれば国からすると法人税がたくさん入ってくる…、最終的には国の税収が多くなるです。
つまり「初年度登録から12~13年経過した軽自動車は増税しますよ、12~13年経過すると軽自動車の部品も経年劣化が進んで部品の交換にお金もかかるので、このタイミングで新車にのりかえましょう」ということを促しているのです。
このように国は2014(平成26年)に税制改正を実施し、自動車重量税の見直しを行なうとともに、自動車税のグリーン化特例という制度を追加しました。
自動車税のグリーン化特例とは、古くて環境負荷の大きい車の税金を高くして、新しくて環境負荷の小さな車の税金を低くするという制度です。
現代はエコの時代ですので、国は環境負荷の小さい新車の税金を安くして、新車への乗りかえをすすめているのです。
そうすることで環境破壊への対策にもつなげています。
参照:軽自動車の税金が13年経過すると高くなるって本当?いくらになるの?
軽自動車のどの税金が増税されるの?増税後の金額はいくらなの??
軽自動車に課せられる税金には自動車取得税、軽自動車税、自動車重量税などさまざまな税金がありますが、このうち初年度登録から13年経過した車の税金が高くなるのは軽自動車税と自動車重量税です。
それぞれの税金がどれほど増税されるのかをみていきましょう。
軽自動車税
初年度登録 | 13年未満の軽自動車 | 13年経過した軽自動車 |
---|---|---|
2015(平成27)年3月31日以前 | 7200円 | 12900円 |
2015(平成27)年4月1日以降 | 10800円 | 12900円 |
2015(平成27)年3月31日以前の初年度登録の軽自動車税は、初年度登録から13年が経過するまでは7200円、13年が経過すると12900円となり、割合にすると約1.8倍、金額にすると年間で5700円もの増税になっています。
また2015(平成27)年4月1日以降の初年度登録の軽自動車税は、初年度登録から13年が経過するまでは10800円、13年が経過すると12900円となり、割合にすると約1.2倍、金額にすると2100円の増税になっていることがわかります。
自動車重量税
2年目自家用 |
||||
---|---|---|---|---|
エコカー | エコカー以外 |
|||
13年未満 | 13年経過 | 18年経過 |
||
H28.3.31まで | H28.4.1以降 |
|||
5000円 | 6600円 | 7800円 | 8200円 | 8800円 |
自動車重量税は、もともとそれほど高くない金額になっていますので、金額だけをみているとそれほど大きく増税されていないように思えます。
しかし割合に換算すると13年経過の車では約1.2倍で、1200~1600円の増税、18年経過の車では約1.3倍で、2200円も増税されています。
それがエコカーになるとさらに増税の割合が大きくなりますね。
軽自動車を買い替えるベストなタイミングとは??
今回の記事を読んでいただいたことで、どのタイミングで買い替えるのがいいのかを考えますよね。
ここでは軽自動車を買い替えるベストなタイミングをご紹介します。
初年度登録・積算走行距離からみる買い替えのベストタイミングとは??
ディーラーで軽自動車を買取りしてもらう場合は、初年度登録から10年以上経過した軽自動車や、積算走行距離が10万キロ以上の軽自動車は、0円しかつけてくれないというのが基本です。
ディーラーは新車を販売することがおもな経営目的ですので、中古車を買取ることに力を入れていません。
またディーラーに準じるように、買取業者も初年度登録から10年以上経過した軽自動車や、積算走行距離が10万キロ以上の軽自動車の買取金額は低くなる傾向にあります。
また初年度登録から13年以上経過した軽自動車は、軽自動車税や自動車重量税が増税になりますので、初年度登録・積算走行距離からみる買い替えのベストタイミングは、初年度登録から10年以下、積算走行距離が10万キロ以下といえるでしょう。
軽自動車はどこに買取りしてもらうといいのか??
先ほどお伝えしたように、ディーラーは軽自動車の買取りに力を入れていませんので、ディーラーに軽自動車の買取りを依頼するとお得感なしに車を手放すことになってしまいます。
軽自動車を手放すなら、少しでも高く買取ってもらったほうがお得に軽自動車を手放すことができますよね。
一般にディーラーより高く軽自動車を買取りしてくれるのは「買取業者」です。
買取業者とは、簡単にいうと車屋さんのことで、買取業者は全国に8万軒以上あります。
買取業者は初年度登録から10年以上経過した軽自動車や、積算走行距離が10万キロ以上の軽自動車をディーラーより高く買取りしてくれます。
なぜなら買取業者は軽自動車を査定するときに、単に年式・積算走行距離だけで買取金額を決めるのではなく、軽自動車のグレート、安全装備、快適装備、ボディーカラー、外装・内装の状態、社外パーツの有無など、さまざまな視点から軽自動車を評価してくれます。
つまり軽自動車の買取りは買取業者に依頼することをおすすめします。
もし買取業者でも思ったほど高い金額がつかなかった場合は「廃車買取業者」に買取依頼するのも1つの方法です。
廃車買取業者とは、事故車・故障車・不動車・水没車というような廃車を前提とする車を買取りしてくれるところです。
廃車買取業者は、廃車にする車を専門に扱っているため、まだ乗り続けることができる軽自動車の場合は、買取業者より買取金額が低くなることがあります。
しかし初年度登録から10年以上、積算走行距離が10万キロ以上の軽自動車であれば、買取業者で高く買取ってもらえない可能性があるため、買取業者と廃車買取業者の買取金額は比較してみる価値はあるでしょう。
車の一括査定サイトとは??
先ほどは買取業者の利用をおすすめしましたが、いざ車の買取業者を探すにしてもどのように探せばいいのでしょうか?
昔は車の総合情報雑誌やタウンページなどを使って買取業者を探していましたが、今ではネットを利用した「車の一括査定サイト」が有効活用できます。
ネットの検索エンジンで「車の一括査定サイト(無料)」と検索すると、複数の一括査定サイトが出てきます。
一括査定サイトへアクセスすると、個人情報と車の情報を入力するフォームがありますので、そこに必要事項を入力するだけで、あなたのお住まいの近くにある買取業者へあなたの情報を送信してくれます。
送信を受けた買取業者は、その情報をもとに電話またはメールであなたに連絡をしてきます。
そこで軽自動車の状態や査定日時を決定し、後日買取業者が軽自動車の査定にやってきますのであなたはそれに立ち会い、最終的な買取金額の提示を受けるのです。
一括査定サイト運営会社は基本的に複数の買取業者にあなたの情報を送信しますので、それぞれの買取業者の買取金額を提示してもらうことで、買取金額の比較ができます。
この方法で一番高く買取りしてくれる買取業者に軽自動車の買取りをしてもらうことで、お得に軽自動車を手放すことができますよね。
さいごに
今回は軽自動車の税金が上がるのはいつからなのか、また軽自動車を買い替えるタイミングはいつがいいのかをご紹介しました。
軽自動車の税金は初年度登録から13年経過したものが増税の対象になります。
軽自動車税は最大で年間5700円、自動車重量税は最大で年間2200円も増税されます。
また13年経過した軽自動車は、部品によっては経年劣化が進んでいますので、軽自動車の修理費用がかさんできます。
これらのことやディーラー、買取業者の買取基準のことを含めると、軽自動車を買い替えるベストタイミングは、初年度登録から10年以下、積算走行距離が10万キロ以下とお伝えしました。
軽自動車を買い替えるときにはディーラーに買取りを依頼する場合、初年度登録から10年以上経過した軽自動車の場合は、ディーラーの計算上で買取金額が0円になってしまいますので、ディーラーでの軽自動車の買取りはおすすめできません。
そこで利用をおすすめしたのが、ネットで「車の一括査定サイト(無料)」を利用することでした。
一括査定サイトは個人情報と車の情報を入力するだけで、早ければ数分後に買取業者から電話やメールで連絡がきます。
その後軽自動車を査定してもらい買取金額の提示を受けます。
複数の買取業者に軽自動車を査定してもらい、一番高い買取金額をつけた買取業者に軽自動車を買取ってもらうことでお得に軽自動車を手放すことができますね。
増税や車のコンディションの様子を見計らいながら、ベストタイミングで軽自動車の買い替えてみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらをどうぞ。
車査定一括見積もりを試したらトヨタのプリウスが29.3万円も高く買い取ってもらえました。
複数の業者に査定してもらう事で高く買い取ってもらえる業者を見つけることができます。
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