「軽自動車を買い替えようと思うんだけど、買い替えたときに戻ってくる税金はあるのかな?」
という疑問はありませんか?
軽自動車を買い替える場合は、今乗っている車を買取業者に買取りしてもらうか、廃車にするかになります。
また知人に車を譲るために名義変更をするという手段もあります。
今回は軽自動車を買い替えたときに戻る税金にはどのようなものがあるのかをご紹介します。
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もくじ
軽自動車にかかる税金にはどのようなものがあるのか??
軽自動車を取得したときには自動車取得税、軽自動車を所有しているときには軽自動車税、自動車重量税が発生します。
軽自動車の場合はこれらの税金をいくら納めていて、どれだけの還付金があるのかをみていきましょう。
自動車取得税
自動車取得税は、軽自動車を新車または中古車で購入したときにかかる税金です。
新車購入のときの自動車取得税は以下のように算出します。
①取得価額=課税標準基準額(車両本体価格の90%)+オプション価格
②自動車取得税額=取得価額×2%
また中古車購入のときの自動車取得税は以下のように算出します。
③取得価額=課税標準基準額×残価率
④自動車取得税額=(取得価額-エコカー減税控除額)×2%
①~④の計算により算出された「取得価額」は、1000円未満は切り捨てで算出します。
また③の残価率とは、軽自動車の経過年数に応じて定められた率のことで、以下の表は残価率をまとめたものになります。
経過年数 | 税率 | 経過年数 | 税率 |
1年 | 0.562 | 3年 | 0.177 |
1.5年 | 0.422 | 3.5年 | 0.133 |
2年 | 0.316 | 4年 | 0.100 |
2.5年 | 0.237 |
エコカー対象車の場合は、エコカー減税控除額が引かれ、取得価額が50万円以下の場合は非課税になります。
自動車取得税に関しては還付制度がありませんので、一度納めた自動車取得税が戻ってくることはありません。
ただ注文した車のボディーカラーが異なったり、車の性能が思っていたよりも良くなくて、対価に見合うほどの価値が感じられないなどの理由が生じた場合は、軽自動車を取得した日から1ヶ月以内に購入した店舗に返品を申し出て、店舗がそれを受け入れて申請がされた場合は、納税した自動車取得税は還付されます。
軽自動車税
軽自動車税は、4月1日の時点で車を所有している人が、5月31日までに市町村に納める税金です。
5月31日までに支払った軽自動車税は、その年度分(4月1日から翌年3月31日)の軽自動車税を納めたことになります。
軽自動車税の税額は以下の表のように、初年度登録から13年を境に、税額が異なります。
初年度登録 | 13年未満の軽自動車 | 13年経過した軽自動車 |
---|---|---|
2015(平成27)年3月31日以前 | 7200円 | 12900円 |
2015(平成27)年4月1日以降 | 10800円 | 12900円 |
軽自動車税は、普通自動車の自動車税と比較すると税額が低くなっているため、年度途中に車を買い替えたとしても還付金はありません。
自動車重量税
自動車重量税の還付金の計算方法とは??
自動車重量税は、車の重さにかかる税金で、車検のときに2年分(新車の場合は3年分)の税額を一括で納めます。
自動車重量税はエコカー減税が適用されており、2018年2月現在では、平成29(2017)年5月1日から平成31(2019)年4月30日までが、エコカー減税の適用期間となっています。
参照:軽自動車のエコカー減税とは?対象車は?いつまで続くの?
以下の表は軽自動車の自家用乗用車の自動車重量税をまとめたものです。
<新車新規登録時3年自家用>
エコカー減税適用(本則税率から軽減) | 本則 税率 | エコカー減税 対象外 |
|||
免税対象車 | 75%対象車 | 50%対象車 | 25%対象車せ |
||
0円(免税) | 1800円 | 3700円 | 5600円 | 7500円 | 9900円 |
<継続検査時2年自家用>
エコカー減税適用 | エコカー減税適用外 |
|||
免税 対象車 | エコカー (本則税率) | エコカー以外 |
||
右記以前 | ※13年経過 | ※18年経過 |
||
0円(免税) | 5000円 | 6600円 | 8200円 | 8800円 |
※新車登録時からの経過年
自動車重量税の還付金は、納付した自動車重量税額÷納めた自動車重量税の期間×(残り車検有効期間<月単位>-1)で計算されます。
例えば継続検査時2年自家用の軽自動車で、エコカー減税適用外、エコカー以外の区分で、初年度登録から13年未満の軽自動車では、2年分(24ヶ月)の自動車重量税が6600円です。
この軽自動車の車検の残り期間が5ヶ月だとします。
先ほどの計算式にあてはめると、6600(円)÷24(ヶ月)×(5(ヶ月)-1)=1100円が還付金として戻ってきます。
自動車重量税の還付金を受けるための手続きとは??
軽自動車を買い替えるために今乗っている車を廃車にする場合は、陸運局で廃車手続きを行なうと同時に、自動車重量税の還付手続きを行なう必要があります。
陸運局で軽第4号様式の3という自動車重量税還付申請書(OCRシート)を入手し、必要事項を記入して提出します。
提出してから使用済自動車の最終所有者の住所を所轄する税務署から還付金が支払われるまでに2か月半程度かかります。
自動車重量税の還付を受けるためには、車検が1ヶ月以上残っていることが条件になりますので、ご自身の車の車検の残り期間をチェックしておきましょう。
車を名義変更したときにも還付金は受けられるのか??
先ほどは軽自動車を買い替える際は、自動車取得税、軽自動車税、自動車重量税のうち、自動車重量税のみ還付が受けられるとお伝えしました。
ただ還付が受けられるのは、あなたが車を廃車(一時抹消登録・永久抹消登録)手続きしたときのみです。
車を手放すときに知人等に車を譲る際は、車を廃車するのではなく名義変更手続きをすることになります。
名義変更手続きをすると、車の所有者が次の方へ変わるだけではなく、あなたが納めた税金もそのまま次の方へ移譲する形になります。
ですので名義変更手続きをした場合は還付金は受けられませんので、次の所有者から残りの期間の自動車重量税に関しては受け取らないといけないのです。
これに関しては自動車重量税だけではなく、軽自動車税や自賠責保険に関しても名義変更手続きをした場合は、次の所有者から月割りで受け取らないとあなたが損してしまいます。
今乗っている車を高価買取してもらう方法とは??
軽自動車に買い替えるときは、ディーラーか中古車ショップで軽自動車を探すことになりますよね。
軽自動車に買い替えるとなると購入資金が必要になりますが、そのためには今乗っている車を少しでも高く買取りしてほしいところです。
車を高く買取りしてもらうために利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。
車の一括査定サイトを利用すると、一度に複数の買取業者に車の査定を依頼できます。
世の中にある買取業者の多くは車の一括査定サイトに登録しており、車の一括査定サイトに自分のショップを登録しておくと、車の一括査定サイトを利用したお客様を紹介してもらえるのです。
車の一括査定サイトの利用はいたって簡単で、まずは車の一括査定サイトにアクセスします。
複数の車の一括査定サイトが検索されると思いますが、どの車の一括査定サイトにも「査定依頼フォーム」があります。
査定依頼フォームに入力するのは、お客様の個人情報と、お客様が所有している車の情報です。
それらを入力すると最短で数分後に、お客様のお住まいの近くにある買取業者から電話またはメールがきますので、実際にいつ車を査定するのかを決めます。
後日車を査定してもらい、具体的な買取金額を聞き、お客様が納得のいく買取金額であれば車を売ることで取引が成立します。
買取業者に車を買取りしてもらうと、買取業者は基本的にその車を買取業者名義に変更します。
名義変更をするわけですから、次の所有者から残りの期間の自動車重量税、軽自動車税、自賠責保険を月割り計算して受け取る必要があります。
優良な買取業者ですと、買取業者名義に変更したあとに自動車重量税、軽自動車税、自賠責保険の月割り金額を支払ってくれますし、陸運局で行なう名義変更手続きを無料でやってくれます。
これが優良でない買取業者だと自動車重量税、軽自動車税、自賠責保険を返してくれないどころか、その話しすらしてくれません。
今回の記事をお読みなったあなたは自動車重量税、軽自動車税、自賠責保険の話しがない買取業者にあたってしまった場合に対処することができますね。
車の一括査定サイトを利用したときに紹介してもらえる買取業者は1社だけではなく、複数の買取業者を紹介してもらえますので、一番高く買取金額をつけてくれた買取業者に車を買取りしてもらうことはもちろんのこと、名義変更手続きを無料で行なってくれる買取業者を利用するといいでしょう。
本当は名義変更手続きを代行してもらうのには、1万円程度の代行手数料がかかりますので、代行手数料がかからないというだけでも大きなメリットですよね。
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さいごに
今回は軽自動車を買い替えたときに戻る税金にはどのようなものがあるのかをご紹介しました。
軽自動車を買い替える際は、自動車取得税、軽自動車税、自動車重量税のうち、自動車重量税のみ還付が受けられますので、税金面だけでいうとそれほど大きな還付金は見込めません。
自動車重量税の還付金だけでなく、自賠責保険の還付金もありますので、忘れることなく還付手続きをとりましょう。
車を一時抹消登録や永久抹消登録のように「廃車」にする場合は還付金を受けることができますが、知人に車を譲ったり、買取業者に車を買取りしてもらう場合は名義変更をするわけですから、次の所有者から残りの期間の自動車重量税、軽自動車税、自賠責保険を月割り計算して受け取る必要があります。
今乗っている車を高価買取してもらうためには、ネットで車の一括査定サイトを利用することをおすすめしましたね。
複数の買取業者に車を査定してもらい、一番高値をつけた買取業者に車を買取りしてもらうことで次の軽自動車の購入資金にあてることができます。
買取業者によっては車を手放すときに陸運局でやらなければならない名義変更手続きを無料でやってくれるところもありますので、買取業者に問い合わせてみましょう。
今回の記事を参考に、軽自動車を買い替えるときに戻ってくる税金はきちんと受け取りましょう。
こちらも合わせてご覧ください。
関連記事になります。合わせてご覧ください。
参照:軽自動車の税金が上がるのはいつから?買い替えはどのタイミングでしたらいいの?
参照:軽自動車の税金が13年経過すると高くなるって本当?いくらになるの?
参照:軽自動車の買い替える時の年数や走行距離ってどのくらいを目安にしたらいいの?
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