車のマフラーが故障したので交換したいけど費用はどのくらいかかるの?

 

「車のマフラーが壊れたので交換したいんだけど費用ってどのくらいかかるんだろう?」

何て疑問はありませんか?

マフラーは車の排気ガスを出す重要なパーツですが、もしマフラーが故障してしまうと車のエンジンがかからなくなるような重大なトラブルにつながります。

そう考えるとマフラーの修理を検討することになりますが、マフラーを修理するとどれくらいの費用がかかるのでしょうか??

今回は車のマフラーが故障した際の交換費用についてご紹介します。

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マフラーの交換費用はどれくらいなのか??

マフラーの交換費用はどれくらいなのでしょうか。

順番に解説します。

どんなときに車のマフラーは交換するべきなのか??

車に乗っていて、車の底からゴロゴロと音がなるような異音が聞こえた場合や、車検などの点検で指摘されたときにマフラーを交換するといった機会が多いです。

基本的にマフラーの交換時期は10年ごとですが、10年を超えたとしても違和感をおぼえない限りはマフラーを交換する人は少ないでしょうね。

ただ10年というのはあくまでも目安の数値で、車の乗り方によっては寿命が縮まる場合があります。

例えば車のエンジンをかけて、短距離だけ走行してすぐにエンジンを切るというような乗り方をしていると、エンジンが燃焼して発生した水分がマフラーの中にたまります。
そこからマフラーの内側を腐食させてしまうのです。

そのときは耐熱のシルバー塗装をするとマフラーが長持ちしますので試してみる価値はありますよ。

「マフラーに穴があいている」「マフラーの音量が大きい」「排気ガスの基準を超えている」「マフラーが規定の長さではない」場合は車検に通りませんので、マフラーを交換しなければいけません。

「車のマフラーを点検してもらったら穴があいてるって言われた…。この状態で車検は通らないのかな ??修理するとなるとどれくらい費用がかか...

マフラーから出る白い煙が出たら交換時期なのか??

自分で車を運転しているときは把握しにくいマフラーからの白煙。

「周りの車をみると白煙をあげている車は少ないのに、なぜ自分の車だけ…」

「白煙があがっているとマフラーを交換しないといけないのかな??」

さまざまな不安がよぎると思いますが、いきなりマフラーの交換を考えるより、まずは白煙の原因を知りましょう。

もしマフラーからカラカラ音がする場合は、マフラー内部に異物が落ちていることが考えられます。

またマフラーが音なりしだしたり、マフラー音が大きくなったという場合は「遮熱版の取り付け不良」「マフラーの取り回し不良」「消音機能の異常」「暖機制御の異常」が原因でしょう。

マフラーから白煙が出ている原因は「オイル上がり」「オイル下がり」が一般的に要因です。

オイル上がりは、エンジンの回転数が高いときにみられるもので、シリンダーとピストンの間にオイルがあがり、ガソリンと一緒に燃えることで白煙が出てきます。

オイル下がりは、アイドリング時に白煙を出すことが多く、オイルが燃焼室内でガソリンと一緒に燃えてしまうことで白煙が出てくるのです。

オイル上がりの場合はオイル上がり添加剤を、オイル下がりの場合はオイル下がり添加剤を使うと症状が和らぎます。

マフラーの交換費用はいくらなのか??

マフラーの交換費用は車種によって異なりますが、正規品のマフラーは70,000~80,000円が相場です。

マフラーはパーツの中でも高価ですので中古品を探すのも1つの方法で、中古品であれば安いもので10,000円前後から見つけることもできます。

ディーラーでは交換工賃は5,000円が相場となっており、作業時間は60分程になっています。

ディーラーはメカニックが1時間動くと5,000円が発生するので妥当な交換工賃ですよね。

民間の修理工場であればもう少し安い工賃かもしれません。

もしマフラーがサビや腐食によって穴があいている場合は、溶接のみで対処できるときがあります。

その場合の工賃は4,000~5,000円が相場ですので、マフラーを交換するよりかなり安いです。

ただあくまでも応急措置になりますので、しばらくするとまた排気漏れを起こしてしまう可能性もゼロではありません。

マフラー交換費用が高額になる場合がある?!

マフラー交換費用が高額になる場合は、マフラーの触媒を交換するときで、車種により交換費用は異なりますが300,000~800,000円が相場となっています。

ただ普段車に乗っていて触媒を交換することはめったにありません。

マフラーの触媒を交換しなければならないのは「走行中に衝撃を与えてしまった」「長年の使用による寿命」「エンジンの不調で触媒が汚れる」といった場合です。

触媒が故障したまま車を走らせ続けた場合、排ガスの浄化性能が落ちてしまうため異臭がする、エンジンチェックランプがつく、挙句の果てにはエンジンがかからなくなるという重大なアクシデントを起こしてしまう可能性を引き起こしてしまいます。

それだけでなく加速するときのレスポンスも悪くなり、燃費性能に悪影響を及ぼしているのです。

マフラーの触媒まで交換すると交換費用はどれくらいなのか??

マフラーの触媒は排ガスに含まれる有害な成分を浄化するパーツです。

車種にもよりますが基本的には車の底の中央部にとりつけられており、普段メンテナンスすることもないため、不具合があっても気づきにくいものですが、車の機関のうちの1つですので壊れないわけではありません。

ここではマフラーの触媒まで交換するとどれくらいの費用がかかるのかについてみていきましょう。

触媒の交換費用はいくらなのか??

触媒を交換する費用は車種のよってさまざまですが、300,000~800,000円とかなり高額な費用が必要です。

私も車の中古パーツの販売をしておりますが、過去に触媒を扱っていたときは数万円で販売してもすぐに売れていきました。

それもそのはず、触媒は排ガスに含まれる一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物といった有害物質を化学反応によって無害な成分にかえていくパーツなのです。

触媒はエアフィルターやオイルエレメントのように目詰まりすることはなく故障することほとんどありません。

ただ走行中に損傷を与えてしまったり、長年の使用によって寿命がくる場合がありますし、エンジンの不調で触媒が汚れる場合があります。

またマフラーから「ガラガラ」「ゴトゴト」などの異音がしている場合は、触媒が損傷している可能性があります。

触媒でなくて、サイレンサー(たいこ)や中間パイプなどの損傷が考えられますので、点検・修理が必要になってきます。

触媒が故障したまま乗り続けるとどうなるのか??

触媒に問題があるのにもかかわらず車を走らせ続けると、さまざまな障害が出てきます。

排ガスの浄化性能が落ちると異臭が出てきますし、加速したときのレスポンスが悪くなります。

またエンジンチェックランプが点灯し、最終的にはエンジンがかからなくなる場合もあるのです。

このように触媒まで交換しなければならない状態になると、先ほどお示しした高額な費用が必要になります。

マフラー交換しなければいけない車を高価買取してもらうためには??

マフラーを交換するには費用がかかってきますし、触媒を交換しなければならない状態にまでなると高額な費用がかかってきます。

あまりにも高額になると「ここまでお金を出して修理・交換しなければならないものか…」という気持ちが出てくるでしょう。

そう思った場合は車を売ってしまうことを考えましょう。

「でもマフラーを交換してからでないと車を買取りしてもらえないでしょ??」と思われるかもしれませんが、そこは安心してください。

マフラーが故障していても買取業者は車の買取ってくれます。

マイナス査定がついてしまうことは避けられませんが、マフラーを修理・交換するお金を出すのであれば、マイナス査定で査定金額を引かれていたほうがあなたにとってプラスになります。

つまりマフラーを修理・交換する費用のほうが高くつくのです。

買取業者はマフラーの修理・交換が必要な車を買取りできるのは、自社工場または提携工場を利用して格安で修理してから車を転売します。

だから買取業者は利益を得ることができるのです。

買取業者によってはマフラーが故障している車であっても高価買取してくれますよ。

そこで利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。

一括査定サイトを利用すると、マフラーが故障した車であっても高価買取してくれる業者をいくつも紹介してくれます。

あなたは紹介してもらった買取業者に車を査定してもらって、納得のいく買取金額をつけた買取業者に車を売るだけです。

あなたが動くのは中古車査定士が車の査定にきたときと、車を売るときに必要な書類をそろえるときだけ。

高額なマフラーの修理・交換費用を払うくらいなら、一括査定サイトを利用して車を高価買取してもらいましょう。

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さいごに

今回は車のマフラーが故障した際の交換費用についてご紹介しました。

マフラーが故障した場合、最悪の状態ではエンジンがかからなくなりますし、エンジンチェックランプが点灯しますので、ディーラーや整備工場で点検してもらう必要があります。

その他の症状としては、マフラーから異音がしたり、ときには異臭が出ることもありますので、そのような症状が出た場合も点検を受けなければなりません。

もしマフラーを交換するとなれば70,000~80,000円が相場金額として必要ですし、さらにプラス5,000円程の工賃が必要です。

中古品を使うのであれば、マフラー本体は10,000円前後で販売されていますので、かなり費用をおさえることができます。

ただマフラー点検の結果、マフラーの交換だけでなく触媒まで交換しなければならない場合は、300,000~800,000円もの費用が必要になりますので、ここまでの金額になると車を手放すことを考えたほうがいいでしょう。

もし車を売却する場合は一括査定サイトを利用して、少しでも高く買取りしてくれる買取業者に車を買取ってもらってくださいね。

今回の記事を参考に、マフラーを交換してもらう際の費用について知っていただき、交換費用が高額な場合は一括査定サイトで車を売却してしまいましょう。

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