「車のマフラーが排気漏れしているみたいなんだけど、このままの状態で車検は通るのかな??」
車のマフラーが排気漏れを起こしている場合は車検に合格することができないと耳にしますが、実際のところはどうなのでしょうか??
車検に合格しないのであればマフラーを修理することはできるのでしょうか??
今回は車のマフラーが排気漏れを起こしている場合車検は通らないのか、修理はどのようにすればいいのかについてご紹介します。
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もくじ
車のマフラーが排気漏れを起こしていると車検に合格できないのか??
サビなどが進行するなど、車のマフラーから排気漏れが確認された場合は車検に合格することができません。
車検の際に、マフラーが排気漏れを起こしていないかなど、マフラーの状態がチェックされるためです。
車検は国が定める保安基準に則って検査が進められるわけですが、もしマフラーに穴があいていると爆音が発生するだけでなく、車内に有毒ガスが入り込んでくる可能性もあるため、厳しくチェックされます。
車検に合格できなければ継続して車に乗り続けることができなくなるため、多くの方は「車のマフラーはどうやって修理するんだ??」と思われるでしょう。
車の修理と聞くと難しいイメージをもたれるかもしれませんが、マフラーの修理は意外と簡単にできる場合があります。
排気漏れを起こしているからといってマフラーを新品に交換すると50,000円以上の費用がかかってきます。
それが自分でマフラーを修理することで費用は3,000円程におさえることもできるのです。
では実際にどのようにマフラーを修理するのかについてご紹介しますね。
車のマフラーが排気漏れを起こしている場合の修理方法とは??
マフラーからの排気漏れが確認されたときは、まずマフラーにあいた穴をふさぐ必要があります。
穴の大きさや程度にもよりますが、市販の溶剤や工具を使えば修理することができます。
では具体的に車のマフラーの修理方法についてみていきましょう。
車のマフラーの修理に必要なものとは??
まず車のマフラーを修理するにあたって必要なものをそろえましょう。
マフラーパテ
マフラーにできたキズをふさぐためにはマフラーパテが必要です。
ボディのヘコミには通常のパテが使われますが、マフラーの修理に通常のパテは使えません。
なぜなら、マフラーは排気ガスによって高温の熱が発生しているため、その熱に耐えられるパテでないといけないのです。
「マフラーってそんなに熱いの??」と思われますが、私は小さいときに走行直後の車のマフラーを触ってヤケドを負ったことがあります…。
大変危険ですので、マフラーを修理するときも十分に注意する必要があるのです。
マフラーパテは、小さい穴であれば対応できますが、大きな穴の場合は効果がありませんので、さらに以下のものが必要になってきます。
マフラー補修バンド
マフラー補修バンドは、マフラーの穴や亀裂を修理するときに使われます。
マフラーパテのみでは強度的に修理できない接続部分を補修する際に、マフラーパテを塗った上からマフラー補修バンドで固定することで、強度を増した修理を行なうことができるわけです。
業者は専門的な技術や機材をもっているため、この場合は「溶接」という方法で修理しています。
耐熱塗料
マフラーからの排気漏れの原因は、サビによって穴があいたケースも考えられます。
せっかくマフラーを修理したのであれば、その後のサビからマフラーを守るためにも耐熱塗料を塗ることをおすすめします。
耐熱塗料を塗るとコーティングの作用もあるのですが、間違っても一般塗料を使ってはいけません。
マフラーパテと同様に、マフラーは高温になりますので、一般塗料ではその熱に耐えられませんからね。
ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは、マフラー補修部分のサビや汚れを綺麗に磨き落とすための道具です。
マフラーパテを使用する際にマフラー面が汚れていると、マフラーパテが剥がれてしまいますし、マフラーパテの強度も100%にはなりません。
補修部分を大まかに磨き上げてから修理を行なうことで、綺麗にマフラーの修理ができますよ。
サンドペーパー
先ほどのワイヤーブラシは大まかにサビや汚れを落とす道具でしたが、サンドペーパーはワイヤーブラシが届かないところでも指に巻き付けるように使うことができますので、細かい部分にいたるまでしっかりと磨き上げることができます。
完璧な仕事を行なうためにも用意しておきましょう。
保護メガネ
車のマフラーの排気漏れの作業を行なうときに欠かせないのが保護メガネです。
先ほどご紹介したサンドペーパーの作業でも、細かい塵などが舞ってしまい、それが目に入ると大変です。
安全に作業を進めるためにも準備してくださいね。
アルミテープ
先ほどはマフラーパテを使って修理する方法をご紹介しましたが、マフラーパテでは修理できない大きな穴をカバーしたいときに効果的なのがアルミテープです。
強度を兼ね備えたアルミテープは、大きめのキズや穴を補修することができます。
1枚だけでなく2枚に重ねばりすることで、さらに強度を増しますので、マフラーを修理するときには準備したい道具です。
車のマフラーの小さな穴を修理する方法とは??
車のマフラーの修理を自分でやりたいという方のために、ここではマフラーにあいた小さな穴をどのように修理するかをご紹介します。
小さな穴とは、1cm未満の大きさを目安にしてください。
実際に作業していただきやすいように、順を追ってご紹介していきますね。
① | 小さな穴があいている場所を確認する |
② | 穴があいている箇所の周り 10cm 程の範囲をワイヤーブラシで磨く |
③ | サンドペーパーでマフラーパテが密着するように準備する |
④ | マフラーパテでパテ盛りを行なう |
⑤ | 1 日程自然乾燥させる |
⑥ | マフラーパテ施工したところを塗装する |
小さな穴の場合はマフラーパテで修理することが可能です。
作業するときはマフラーが冷めている状態のときに行ないましょう。
①は、修理する箇所を確実なものにするために、穴があいている場所を特定しておきます。
②は、③以降の作業を円滑にすすめるために、大まかなサビや塗料をきちんと落としておきましょう。
③は、マフラーパテが密着しないとパテが剥がれ落ちることもあり、穴がふさがりませんので、ここでの作業も慎重に。
④は、マフラーパテを使ってパテ盛りを行なう際に、パテがマフラーの表面についただけの状態であるとマフラーの振動などですぐに剥がれ落ちてしまいますので、押し込んでも盛るのがポイントです。
指に水をつけてマフラーパテの表面を平らにすることで、このあとに行なう塗装も綺麗に仕上げることができますよ。
⑤は、ここまでの作業が終えれば、1日程自然乾燥しなければいけませんので、今日の作業はここまでです。
ここでエンジンをかけてマフラーを暖めることで無理やり乾燥させる手段もありますが、もしマフラーパテがきちんと密着していない場合は、再度やり直すことになりますのでおすすめできません。
⑥は、マフラーパテ施工したところのパテ劣化・剥がれやサビを防ぐために必要な作業です。
マフラーパテ施工したところ以外にも塗装を施しておくことで、マフラー全体の劣化を防ぐことも可能ですので、時間に余裕がある場合は施工してみましょう。
塗装を施工するときは「薄くのばす」「乾かす」「再度塗る」を数回くり返して行なうことで、塗料の垂れを防ぐことができますし、塗装面を綺麗に仕上げることができますよ。
車のマフラーの大きな穴を修理する方法とは??
1cmを超えるような大きな穴を修理する場合は、マフラーパテでは対処できませんので、アルミテープを使用します。
安く修理を済ませたい場合や、応急措置程度であればアルミテープの使用をおすすめします。
マフラーが冷めていることを確認して、以下の手順で作業をすすめていきましょう。
① | 大きな穴があいている場所を確認する |
② | 穴があいている箇所の周り 10cm 程の範囲をワイヤーブラシで磨く |
③ | 穴にアルミテープを貼りつける |
④ | アルミテープの巻き付け作業を行なう |
①は、作業を確実にすすめるために必要な工程です。
②は、磨きをかけることでアルミテープの密着性が良くなり、排気漏れを防ぐことができます。
③は、アルミテープを貼りつけるときは、最初から全体に貼りつけるのではなく、まずは穴をふさぐ程度のアルミテープを貼りつけましょう。
その上にさらにアルミテープを貼りつけることで、穴の修理部分が二重構造の施工となるため強度が増します。
④は、先ほど修理した箇所にアルミテープを巻きつけていきますが、適当に巻き付けていくのではなく、テープ幅の約3分の2が重なるように巻き付けることで強度を増すことができます。
車のマフラーの接合部分を修理する方法とは??
ここではサイレンサー(たいこ)とパイプの接合部分の修理についてご紹介します。
先ほどと同じように、順を追って解説していきますね。
先ほどと同じように、作業するときはマフラーが冷めていることを確認してくださいね。
① | 接合部分を確認する |
② | 接合部分にある溶接部分を磨く |
③ | かたどりを行なう |
④ | マフラー患部にパテ盛りを行なう |
⑤ | マフラー補修用バンドを取り付ける |
⑥ | 1 日程自然乾燥させる |
①は、接合部分がどこなのかを確認しましょう。
②は、接合部分にあるマフラーが溶接されている箇所を、ワイヤーブラシやサンドペーパーですべて磨きます。
こうすることでマフラーパテの密着が良くなり、周囲からの排気漏れを防ぐことができるのです。
③は、マフラー補修用バンドを取り付けるために「かたどり」を行ないます。
患部がパイプ部分であればマフラー補修用バンドをそのまま使用しても問題ありませんが、サイレンサーとパイプのつなぎ目の場合は、マフラー補修用バンドの端に切り込みを入れることで、患部を完全に覆うことができるのです。
④は、幹部の平らな部分ではヘラを使用して、サイレンサーとパイプの角などでヘラが使いにくい場合は指でパテ盛りすることでパテの密着性があがりますよ。
⑤は、かたどりをしたときの要領で、角に合わせてマフラーパテに押し付けるようにして取りつけましょう。
固定ボルトを締めて、その上からマフラーパテを塗りこむことで、さらに強度が増します。
⑥は、1日程自然乾燥させれば完成ですが、今後のサビや腐食を防ぎたい場合は塗装を重ね塗りすることで完璧な状態に仕上がりますよ。
業者のマフラー修理費用相場
これまでは自分でマフラーを修理するときの工程についてお示ししましたが「自分で修理するのは無理だ」「修理するにはマフラーの状態が悪すぎる」といった場合は、業者に修理を依頼するほかありません。
例えば業者に、マフラーパテ、溶接などの作業を依頼すると最低でも3,000円はかかります。
自分で修理すると安ければ1,000円未満で修理することができますので、自分でやるのか、業者に依頼するのかを決めなければいけません。
車のマフラーの修理は面倒…、このまま車を売却することは可能か??
車のマフラーの修理は自分でやると安くおさえることはできますが、ご紹介した工程をみると大変面倒であることが分かります。
だからといって業者に修理を依頼すると、数千円で済む場合もありますが、マフラーの状態が悪く修理で対応できない場合はマフラーを交換することになります。
マフラー交換となると数万円の費用が必要になってきます…。
修理や交換に高額な費用がかかるのであれば、それは車の買い替え時期と考えるのも1つでしょう。
「でもマフラーが排気漏れを起こしていて、車検に合格できない車でも買取りしてもらえるの??」と思われるでしょう。
ほとんどの買取業者はそのような車でも買取金額をつけて買取りしてくれます。
買取業者は自社工場や提携工場で、安くマフラーを修理・交換することができ、その後正常な車を転売することで利益を上げているのです。
少しでも高く車を買取りしてほしいときは、ネットを使った「車の一括査定サイト」の利用をおすすめします。
マフラーが排気漏れを起こしていても、あなたの車を買取りしてくれる業者がたくさん手をあげてくれますので、ぜひ利用してみてくださいね。
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さいごに
今回は車のマフラーが排気漏れを起こしている場合車検は通らないのか、修理はどのようにすればいいのかについてご紹介しました。
マフラーが排気漏れを起こしている場合は、車検に合格できませんので、車検を受ける際は必ず修理する必要があります。
記事では排気漏れの原因となる穴の修復の仕方など、自分で修理する方法をお伝えしました。
もし説明をお読みになって自分で修理するのは難しそうだと思われた場合は、整備工場などにマフラーの修理を依頼してくださいね。
もしマフラーを修理するのも、マフラーを交換するのも高額になる場合は、車の一括査定サイトを利用して車を売却するのも1つです。
今回の記事を参考に、マフラーの排気漏れについて知っていただき、修理に挑戦する方は安全に配慮して作業を行なってくださいね。
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