車の買い替えでETC車載機を付け替える手続きってどうしたらいいの？

 

「車を買い替えるんだけど、今の車につけているETCを付け替えることはできるのかな？そのときは手続きはどうしたらいいのかな？？」

2018年9月現在では8割以上の車がETCを搭載しており、車を買い替える場合は、次の車にETCが搭載されていない場合は付け替えたいところですよね。

これまで乗ってきた車のETCを他の車に付け替えることはできるのでしょうか？また付け替えたときはどのような手続きをする必要があるのでしょうか？？

今回は車の買い替えでETC車載器を付け替える手続きはどうすればいいのかについてご紹介します。

車買い替えでETC車載器を付け替えるときの手続きの方法

車買い替えでETCを他の車に付け替えることはできるのか？？

次に購入する新しい車にETCがついていない場合は、これまで乗っていた車のETCを付け替えたいですよね。

車を買い替えたときに、これまで乗ってきた車のETCを付け替えることは可能ですし、付け替えても問題はありません。

ただETCはさまざまなメーカーが製造しており、そのETCがすべての車種に対応しているわけではありませんので、付け替えるときはETCが使用できるのかのチェックを忘れないようにしてください。

車買い替えでETCを付け替えたときは再セットアップが必要

これまでに乗ってきた車から次の車へETCを付け替えることは可能とお伝えしましたが、付け替えたあとは再セットアップをする必要があります。

ETCを付け替えたとしても、これまで乗ってきた車の情報がETCには残されているためです。

しかし普通車から普通車にETCを付け替える場合は、高速道路の料金が変わるわけではないため、わざわざ再セットアップをせずにETCを使っている方が多くいらっしゃいます。

再セットアップをしないままETCを使っていたとしても、法律に違反しているわけでもなく、罰則があるわけではありません。

ただ法律違反になる可能性があるのは、これまで軽自動車に搭載していたETCを普通車に付け替えたときです。

高速道路の料金区分では、軽自動車と普通車では軽自動車の高速道路料金のほうが安いですよね。

それなのに軽自動車に取り付けたETCのまま、セットアップもせずに普通車に取り付けると、軽自動車の高速道路料金でETCゲートを通過できてしまいます。

ETCゲートは車両の長さなどで軽自動車か普通車の判別を行なっているので、場合によってはETCゲートが開かない場合もありますが…。

ただこれは「道路整備特別措置法違反」「電子計算機器使用詐欺」にあたる犯罪で、逮捕や罰金が取られる可能性が十分にあるのです。

ですので、軽自動車・普通車の区分は関係なく、ETCを付け替えるときは必ず再セットアップを行なうようにしましょう。

ETCの再セットアップ手続きの方法

ETCの再セットアップはディーラー、整備工場、カー用品店などで行なってもらうことができます。

「ETC2.0ショップステッカー」が貼ってあるショップでも再セットアップをやってくれますよ。

再セットアップの手続きには「車検証」「運転免許証」「ETC車載器」の3つが必要です。

この3点をもってショップにいけば、20～30分程度で再セットアップを行なってくれますよ。

たったこれだけで再セットアップは完了します。

再セットアップをしてもらうのに必要な金額は3,000～5,000円程ですので、少々高い気がしますが、再セットアップは必要な手続きですから忘れないように行なってくださいね。

ETCの再セットアップへ出向く場合は、ご自身で行くようにしてくださいね。

なぜなら車検証に記載されている名義人でない方が代理でショップに出向くと、作業を受け付けてくれませんので、委任状を準備する必要があるためです。

車買い替えのときのETC付け替えは自分でもできるのか？？

先ほど再セットアップには3,000～5,000円程の費用が必要だとお伝えしました。

「それだけの費用がかかるのなら自分でETCの付け替えも再セットアップもやろう」とお思いの方がいらっしゃいますが、ETCの再セットアップは自分でできるものではありません。

またETCの付け替えも自分でできそうな気がしますが、たとえ付け替えられたとしても、ETCゲートから出される電波がETC車載器と連動できているかをチェックしなければいけませんので、これは個人ではできるものではありません。

ETCの付け替えや再セットアップは自分でやるより、ショップに依頼したほうが安全にETCを使うことができますので、少々費用がかかりますがショップに依頼するようにしてください。

車買い替えでETCを再セットアップしてもらったらETCカードも変えないといけないのか？？

車を買い替えてETCを再セットアップしてもらっても、新しいETCカードを準備する必要はありません。

ETCカードはETC車載器と連動しているものではないのです。

ご経験があるかもしれませんが、自分のETCカードをレンタカーや知人の車のETC車載器に挿入して使えたことがありますよね？？

ETC車載器が変わるたびに異なるETCカードを使っていては、何枚ETCカードがあっても足りません。

ですので、あなたがもっている1枚のETCカードがあれば、再セットアップ後もETCを使うことができますので安心してくださいね。

車買い替えでETCの付け替えをしてくれる買取業者で車を高価買取してもらおう！

車を買い替えるときに、次に購入する新しい車にETCがついていなければ、これまで乗っていた自分の車のETCを付け替えたいですよね。

しかしETCを付け替えるとなると費用がかかるうえに、自分でショップに車を持ち込まないといけないのが面倒です。

そんなときに利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。

一括査定サイトは、あなたの車を高価買取してくれる業者を紹介してくれます。

紹介してもらった複数の買取業者に車を査定してもらい、一番高い買取金額をつけた業者に車を買取りしてもらうとお得に車を売却することができますよ。

買取業者が車を査定するときに「今搭載されているETC、ドライブレコーダー、レーダーなどは取り外しますか？？」と聞いてくるでしょう。

そのときに「ETCを含め、全部取り外したいです。車を買取り出して引取ってもらうときに外してくれますか？？」と尋ねると、ほとんどの買取業者は無料で取り外してくれますよ。

もし車を引取りしてくれる買取業者が車の販売をしていて、そこで次の車を購入する場合は「売却する車のETCを次の車に付け替えてくれませんか？？」と申し出ると、「車を買取りさせてもらえるのであれば快く引き受けさせていただきます！」と快諾してくれるでしょう。

これまで乗っていた車を高く買取りしてくれるだけでなく、ETCの付け替えまでやってくれるとなると、あなたがわざわざETCの付け替えをしてくれるショップを探す必要がなくなりますね。

さらに「車を買取りに出しますので、タダでETCの付け替えと再セットアップをしてくれませんか？？」と聞くと、買取業者は「車を買取りさせてもらえるのであれば…」と思ってタダでやってくれる可能性がありますよ。

一括査定サイトで紹介してもらう買取業者は、車を高く買取りしてくれることはもちろんですので、ETCの付け替えや再セットアップなど、他にもやってほしいことがあれば相談してみるといいですよ。

詳しくはこちらをどうぞ。

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さいごに

今回は車の買い替えでETC車載器を付け替える手続きはどうすればいいのかについてご紹介しました。

ETCを付け替える手続きをする場合は、ディーラーやオートバックスなどのカー用品店で、付け替えの作業とETCの再セットアップを依頼しましょう。

この作業は自分でできる作業のように思えますが、ETCを付け替えたときに高速道路のETCゲートが反応するかの検知テストを行なわなければなりません。

自分でETCを付け替えられたとしても、さすがに検知テストまではできないですので、そのままETCを使うのはETCゲートが開かない危険性があります。

ETCの再セットアップには3,000～5,000円程の費用がかかりますが、安全にETCゲートを通過するためにも業者に作業を任せましょう。

再セットアップを行なっていない方もいらっしゃいますが、とくに軽自動車に搭載していたETCを普通車に付け替えて再セットアップをしないのは、法律違反になる可能性が高いですので絶対にやめましょう。

これまで乗っていた車は一括査定サイトを利用すると高く買取りしてもらえますが、もし買取業者が中古車を販売していて、そこで車を購入する場合は、ETCの付け替え・再セットアップを依頼すればタダでやってくれるところがほとんどですので、一度相談してみましょう。

今回の記事を参考に、ETC車載器を付け替える手続きについて知っていただき、ご紹介したように正式な形で再セットアップを行なってくださいね。