軽自動車を高く売却できる時期は？どのタイミングで売るの？

「軽自動車を少しでも高く売りたいんだけど何かコツはある？」

「時期によって車の買取って違うの？」

何て疑問に思いませんか？

自分の軽自動車を売るとなった場合、できることなら1円でも高く売れてほしいと思うのが所有者の気持ちだと思います。

その気持ちをもっておられるのなら、自分が売りたいタイミングで軽自動車を売るのではなく、高く売れる時期について知っていただいてから軽自動車を売ってみてはいかがでしょうか？

今回は軽自動車を高く売却できる時期と、どのタイミングで売るのがベストなのかについてご紹介します。

軽自動車を売るタイミングはいつがベストなのか？？

軽自動車を売るタイミングについてまずは解説します。

軽自動車の買取相場が下がる時期はいつなのか？？

そもそも軽自動車の買取相場が下がる時期はいつになるのでしょうか。

買取金額の基準は毎月変動がある

軽自動車だけでなく自動車の買取金額は「日本自動車査定協会」という団体法人によって決められた査定の基準に従って自動的に買取金額が算出されますので、中古車ショップやディーラーがすべて決めているわけではありません。

その標準査定額を基準にして、そこから軽自動車の状態やチェックポイントでさらに加減を加えていきます。

チェックポイントとして、エンジン、足回り(タイヤやサスペンション)、電装、販売代理店の標準的な粗利、査定から入庫から販売までの日数による標準的な減価などがあります。
さらに特別調整として、保有期間、在庫回転、部品価格、外注価格、販売力など各店ごとの加減ポイントが加わります。

このように基本の査定金額が決まるのですが、ここから車ごとの加減ポイントが加わります。

車体の外装、内装の改造や、タイヤの状態、次の車検までの期間や事故、修理歴などで最終的な買取査定額が決定します。

査定ポイントの減額のポイントとしては、バッテリーの消耗度(少ないほど減額)や、タバコの火の小さな焦げ、タバコの匂い、また、改造車は減額されやすいと言われています。

これを総合的にふまえて最終的な買取金額が決定されます。

年度始めと年末は軽自動車の買取相場が落ち込む

軽自動車の需要が高まるのは3月なのですが、これは4月からの新生活で軽自動車が必要になったり、年度末の決算セールなどでいつもより車の販売価格が下がるため需要が高まるのです。

中古車に関しても軽自動車の需要が高まる3月ですので、買取業者も年度末は車の買取りを強化します。

その反動で年度始めの4～5月は買取金額が大きく落ち込む傾向にあります。

また年末は1年のなかで最も車が売れない時期であるため、10月～12月は車を売らないほうがいいです。
つまり軽自動車を高く売りたい場合は年度始めと年末は避けるべきです。

フルモデルチェンジしたあとの軽自動車の買取相場は落ち込む

フルモデルチェンジした軽自動車が販売された場合、新型の軽自動車への買い替え需要により、旧モデルの売却が一気に増えます。

売却の台数が増えることで供給超過が起こり、軽自動車の買取相場は落ち込みます。

フルモデルチェンジした軽自動車が販売された直後に、たった数日で買取相場が数十万落ち込むこともありますので、フルモデルチェンジした軽自動車が販売される情報を得たのなら、早めに軽自動車を買取りしてもらったほうがいいでしょう。

軽自動車のフルモデルチェンジについてはディーラーに確認するのが一番良いですが、最近ではネットや車の雑誌などでも確認することができます。

軽自動車の買取相場が上がる時期はいつなのか？？

軽自動車が一番高く買取りされる時期は1月中旬から3月中旬になります。

先ほどは軽自動車の需要が高まるのは3月であるとお伝えしました。

3月に合わせて中古車ショップは業者オークションを通して軽自動車の仕入れを行ないます。

そのため買取業者はいつも以上に買取金額をつり上げてでも車を買取り、その車を業者オークションに出品することで、いつも以上に高く落札金額を得ることができるのです。

中古車ショップが車を売るのを3月までとすると、実際に査定を受けて買取りをしてもらうのは1月中旬から3月中旬であると逆算することができます。

また自動車産業の上半期決算が9月であるため、8月中旬から9月に軽自動車を売るのがベストですので、年内の売却をお考えの場合は9月が最終であると思ってください。

軽自動車を少しでも高く買取りしてもらう方法とは？？

軽自動車が一番高く買取りされる時期が分かれば、あとは軽自動車を買取りしてもらうだけですね。

軽自動車を買取りしてもらうためにはどうすればいいのでしょうか？？

ディーラーの買取査定

ここで「ディーラーに買取りしてもらう」と思った方は要注意です。

ディーラーは新車を販売することを第一の目標にしているため、中古車の買取りには力を入れておらず、買取金額はショックを受けるほどの金額しかつきません。

ディーラーの中古車買取金額は、初年度登録から1年経つごとに10%落ちていきますので、単純計算になりますが、初年度登録から10年経過した車は0円での買取りになります。
だからディーラーの買取りは「10年落ち」「10万キロ」を境に価値がなくなってしまうのです。

買取業者の買取査定

車の買取りをしてもらうときに頼りになるのが買取業者です。

例えばガリバーやビッグモーターなどは街なかで見かけたことがあるでしょう。

買取業者はディーラーのように「10年落ち」「10万キロ」という基準で査定はしますが、買取業者は車のグレード、ボディカラー、安全装備、快適装備、オプション装備など、総合的に車を査定したうえで買取金額を算出します。

つまりディーラーの買取金額より高値が期待できるのです。

一括査定サイトを利用した買取査定

買取業者が近くある場合は、自分で買取業者に出向いて車を査定してもらうことができますが、買取業者が近くにない場合やどの車屋さんが買取業者であるのかが分からない場合はどうすればいいのでしょうか？？

車を買取りしてもらいたい方にぜひおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。

車の一括査定サイトを利用すると、自分で買取業者を探さなくても、一括査定サイト運営会社があなたのお住まいの買取業者を探してくれます。

一括査定サイトの利用の仕方は簡単で、まずはネットで「車の一括査定サイト」と入力して検索すると、複数の一括査定サイトが出てきます。

ご自身が利用したい一括査定サイトを選びアクセスすると「査定依頼フォーム」がありますので、そこに個人情報とあなたが所有している車の情報を入力します。

入力した内容は一括査定サイト運営会社に送信されます。

一括査定サイトには複数の買取業者が登録されていますので、お客様の情報の送信を受けた一括査定サイト運営会社は買取業者にお客様の情報を流します。

お客様の情報を受けた買取業者は、その情報をもとに電話またはメールで直接お客様に連絡をして、車を査定する日時を決めるのです。

車の査定する場所は、基本的にはお客様が車を保管している場所まで買取業者の中古車査定士が出向いてくれますので、あなたは自宅で待機しているだけで大丈夫です。

査定後はその場で買取金額を提示してくれます。

もしその場で買取金額に納得できた場合は、そのまま買取業者は車を引取ってくれます。

一括査定サイトで車の買取りをしてもらう場合、あなたは自分の都合のいいときに一括査定サイトを利用し、自分の都合がいいときに中古車査定士にきてもらうことができますから、時間や労力を最小限に車を査定してもらうことができるのです。

中古車査定士が車の査定をするときはあなたの立ち会いが必要ですが、その立ち会いに負担がなければできる限りたくさんの買取業者に車を査定してもらい、最も高値で買取りしてくれる買取業者に車を買取りしてもらうといいでしょう。

さいごに

今回は軽自動車を高く売却できる時期と、どのタイミングで売るのがベストなのかについてご紹介しました。

軽自動車が一番高く買取りされる時期は1月中旬から3月中旬でしたね。

また8月中旬から9月に軽自動車を売るのがベストだということもお伝えしました。

なぜこれらの時期に軽自動車が高く買取りされるのかというと、軽自動車の需要は3月に高まり、9月は自動車産業の上半期決算があるためでした。

軽自動車を高く買取りしてもらうためには、ネットを使った車の一括査定サイトを利用することをおすすめしました。

ネットが普及する前は、車を買取りしてもらうためには買取業者を自分で1つずつ回っていましたが、一括査定サイトを利用した場合は、あなたが動くことはほとんどありません。

自分の都合の良いときに買取査定依頼をして、自分の都合が良いときに中古車査定士にきてもらって車を査定してもらうだけです。

車の査定が終わればその場で買取金額を提示してくれますので、複数の買取業者に査定を依頼し、最も高い買取金額をつけた買取業者に車を買取りしてもらいましょう。

今回の記事を参考に、軽自動車が高く売れるタイミングを見計らい、一括査定サイトを利用して上手に軽自動車を高価買取してもらいましょう。

詳しくはこちらをどうぞ。

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