「車の買い替えを考えているんだけど、積算走行距離はどれくらいで買い替えるのは目安なのかな??」
車の買い替えを考えたとき、今乗っている車はできる限り高く売りたいはず。
また次の車を購入するときも、安心して乗れる積算走行距離の車を購入したいでしょう。
それらのことを考えたときに、積算走行距離はどれくらいを目安にすればいいのでしょうか??
今回は車の買い替えで、走行距離は何キロがおすすめなのかをご紹介します。
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もくじ
車を買い替えするときに走行距離は何キロくらいで売却するのがおすすめなのか??
車は金属やゴムを使用して製造されていますが、これらはすべて消耗品ですので、走行すればするほど寿命が短くなっていきます。
では具体的に車を売るときは、どれくらいの積算走行距離で売るのがおすすめなのかについてご紹介していきます。
積算走行距離が100,000kmを超えると車の価値はない
車は新車を基準に、1日ずつ経過するごとに、1kmずつ走ることで価値が下がっていきます。
その結果、積算走行距離が50,000kmを超えると「多走行車」、100,000kmを超えると「過走行車」
という言い方がされるのです。
とくに積算走行距離が100,000kmを超えると、タイミングベルト、ウォーターポンプなど、修理・交換に高額な費用が必要になってきます。
とはいっても、最近販売されている車は積算走行距離が100,000kmを超えてもエンジン、ミッション、エアコンが故障することは極めて少ないです。
そのことから2018年9月現在では、車の積算走行距離からみる寿命は200,000kmといわれています。
ただタイミングベルト、ウォーターポンプなどの高額な交換工賃、それにプラスして積算走行距離が100,000kmを超えると「過走行車」といわれますので、今でも車の寿命が100,000kmであるという見方が根強く残っています。
その表れとしてJAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)が発行しているイエローブックをみると、ディーラーの車の下取り査定では、1年ごと・10,000kmごとに、新車時の価値より10分の1ずつ減額されている計算がなされています。
この計算に基づくと10年・100,000kmで車の価値はなくなってしまうのですので、車を売却するときはもっと早めに手放す必要があります。
車の売却でおすすめする積算走行距離は50,000km未満
車の売却であなたが望むは、1円でも高く買取りしてほしいということでしょう。
車を高価買取してもらうためには、積算走行距離は重要なポイントになってきますが、積算走行距離がどれくらいのタイミングで車を売却すればいいのか…。
それはずばり50,000km未満のタイミングです。
先ほどご紹介したように、積算走行距離が50,000kmを超えると「多走行車」の扱いになり、車の買取金額が一気に低くなります。
どれくらいの割合で低くなるかは新車車両本体価格により異なりますが、どの車種をみても積算走行距離が50,000kmを境に買取金額に差があることが分かります。
実際にトヨタ・プリウスの買取金額についての一例をみてみましょう。
<車両情報>
メーカー | トヨタ | 車種 | プリウス |
グレード | S | 総排気量 | 1,800cc |
年式 | 2013 年 | 型式 | ZVW30 |
<買取金額例>
積算走行距離 | 買取金額 | 積算走行距離 | 買取金額 |
10,000km | 1,211,000 円 | 40,000km | 993,000 円 |
20,000km | 1,139,000 円 | 50,000km | 938,000 円 |
30,000km | 1,020,000 円 | 60,000km | 857,000 円 |
積算走行距離が30,000kmと40,000kmでは、買取金額の差額は27,000円ですが、40,000kmと50,000kmでは55,000円と大きくなっていることが分かります。
また50,000kmと60,000kmでは差額が81,000円となっているように、多走行車といわれる50,000kn以上になってくると、その差額はどんどん大きくなっていく傾向にあるのです。
そりゃそうですよね、積算走行距離が50,000kmを超えて、その先には車の価値がなくなる100,000kmという基準がまっているわけですから、50,000kmを超えると車の価値はなくなっていきます。
このことから「多走行車」といわれて価値がどんどんなくなっていく50,000kmを超える前に車を売却すると、お得に車を売ることができるのです。
車を売却するときはありのままの姿で査定に出す
今の日本の車は積算走行距離が200,000kmを超えていても、日頃のメンテナンスをきちんと行なっていればエンジンが壊れるようなことはまずありません。
これまでは100,000kmごとに交換が必要だったタイミングベルトもゴム製のものから金属製のものに変わったので、基本的には交換する必要がなくなりました(厳密には300,000km毎の交換を推奨します)。
たとえ積算走行距離が50,000km未満であってもオイル交換をしていなければ不具合を発生させてしまいますので、やはり定期的なメンテナンスは欠かせないでしょう。
あなたは車を売却する場合に「エンジンオイルやミッションオイルなどのオイル系、ファンベルトなどベルト系を交換してから車を売却したほうがプラス査定になるのでは??」と思うかもしれません。
しかしこれらの消耗品を交換してから買取査定に出したところで、プラス査定にしてくれることはないでしょう。
むしろ買取業者は車を転売するときに、点検を兼ねてオイルやベルトを安い値段で交換して転売するときもあれば、何も交換せずに現状販売で転売することもあります。
ですので、あなたが自分のお金を使って交換部品をかえたところで、何の得にもなりませんので、部品の交換時期が近づいていたとしても、そのままの姿で買取り出しましょう。
もちろんボディのキズやヘコミがあったとしても修理せずにありのままの姿で出すほうが、お得に車を手放すことができます。
車を買い替えするときに走行距離は何キロくらいの車の購入がおすすめなのか??
次は車を買い替えるにあたって、どれくらいの積算走行距離の車を購入するのがおすすめなのかについてみていきます。
積算走行距離50,000kmを少し超えた車がおすすめ
先ほどの売却のお話しでは、積算走行距離が50,000kmを超えた車は、買取金額がグンと下がるということをお伝えしました。
なぜなら50,000kmを超えた車は「多走行車」とよばれるからです。
多走行車が安く買取りされる分、転売するときも多走行車の扱いになり、50,000km未満のものより安く販売されます。
もちろん積算走行距離が60,000km、70,000kmと多くなるほど、車の販売価格は安くなりますが、距離が増えるにつれて部品の交換や経年劣化を気にしなければいけなくなります。
せっかく車を購入したのに、すぐに部品交換でお金が必要になると、経済的にも苦しいですよね。
このことから、次に購入する車は50,000kmを少し超えたものを選ぶと、部品の交換や経年劣化の心配が少なくなりますので、購入後は大きなお金がかかることなく乗り続けられるのです。
中古車購入で行なうべきこととは??
積算走行距離が50,000kmの車は走行距離が浅い分、購入後に大きなトラブルがない傾向にありますが、もし不安であれば、以下の方法で車の状態を知っていきましょう。
整備点検記録簿で中古車の整備状態を確認する
整備点検記録簿は、前のユーザーがいつ・どこで12ヶ月法定点検・24ヶ月法定点検(車検)を受けたのかが分かる履歴書で、そのときに不具合があった箇所、交換が必要な部品、実際に交換された部品を知ることができます。
整備点検記録簿は残されていない場合がありますが、まずは整備点検記録簿から車の状態を知っていくといいでしょう。
現車確認をする
車にそれほど詳しくない場合でも、自分の目で車を確認することは大切なことです。
外装にキズ・ヘコミ・サビは・劣化がどれくらいあるのか、内装のキズや汚れはどの程度のものなのかはすぐに確認することができますね。
またヘッドライト、ブレーキランプといった電装系、電動格納ミラーやパワースライドドアなど、モーターで動く部分も自分で確認することは可能でしょう。
できることならエンジンルームを開けて、ベルトやオイルの状態を確認するのも1つです。
最後に車の底にもぐって、オイルのにじみや漏れはないか、サビや不足はどの程度か、ドライブシャフトブーツなどのやぶれはないかも、すぐに確認できますので、自分で見れる範囲は自分で車の状態を確認することをおすすめします。
中古車を購入する前後に整備・点検を受ける
販売されている中古車で、車検がない状態で販売されているものであれば、車検・整備を受けたあとに納車されるのが基本です。
その場合は自動車整備士が車を整備・点検しているので、国が定める保安基準に適した状態で車が納車されますので安心です。
車検・整備をしてもらう場合は、整備点検記録簿が発行されますので、実際に機関のどの部分を点検・整備したかが分かります。
それに対して車検付の車を購入する場合、整備・点検なしの車を購入する場合は、納車前の点検がありません。
その場合は、納車後にディーラーや整備工場に依頼すれば、12ヶ月法定点検を行なってくれますので依頼するといいでしょう。
12ヶ月法定点検の費用は、軽自動車で9,000円前後、普通車で13,000円前後必要ですが、点検後は不具合の箇所を洗い出すことができますし、整備点検記録簿も発行してもらえますので、安心して車に乗るための費用だと思って、12ヶ月法定点検を受けることをおすすめします。
車買い替えのために多走行車・過走行車を高く買取りしてもらう方法とは??
多走行車・過走行車は消耗品の劣化が進んでおり、交換しなければいけない部品が増えてきます。
また積算走行距離の増加に加えて、年式が経過しすぎると、ディーラーにすら交換した部品がなくなる可能性が高くなります。
ディーラーは廃盤になってから15~20年程度までは車の部品を供給していますが、廃盤から20年以上経過した車の部品はディーラーですら在庫がない状態になるのです。
私も以前に23年落ちの過走行の軽自動車に乗っていたときに、ミッションの調子が悪くなったためディーラーに点検してもらうと、原因は分かったものの交換するべき部品の生産が終了していることから、応急措置程度で修理を施されたことがあります。
このように積算走行距離が増えると不具合箇所が多くなりますし、年式が低くなれば修理が困難になる場合もあるのです。
しかし多走行車・過走行車でも高く買取りしてもらって、次の車の購入資金にあてたいというのがあなたの本望でしょう。
そんなときに利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。
一括査定サイトは多走行車・過走行車を高く買取りしてくれる複数の業者を紹介してくれます。
なぜ高く買取りしてもらえるのかというと、一括査定サイトを通じて複数の買取業者に査定をしてもらうと、A社が300,000円、B社が350,000円、C社が400,000円というようにそれぞれの買取業者から買取金額の提示を受けることができます。
今の例だとC社が一番高く買取りをしてくれますので、C社に車を売却することでA社より100,000円もお得に車を売却することができるのです。
このように一括査定サイトを利用すると、多走行車・過走行車でも車を高く売却することが可能ですので、車を買取りに出す場合はぜひ一括査定サイトを利用してみてくださいね。
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さいごに
今回は車の買い替えで、走行距離は何キロがおすすめなのかをご紹介しました。
積算走行距離は、車を売却するうえでも、車を購入するうえでも、必ず見なければならない1つの指標です。
そのため積算走行距離によって車の買取金額は大きく変わってくることをお伝えしました。
車を売却する場合の積算走行距離の目安は50,000km未満でしたね。
50,000kmを超えてしまうと買取金額がグンと下がってしまうので、50,000kmを超える前に車を売ると高く買取りしてもらえます。
また車を購入するときは50,000kmを少しこえた積算走行距離の車を選ぶことをおすすめしました。
先ほどのように50,000kmを超えた車は買取金額が安くなる分、転売されたときの販売価格も安くなります。
もちろん積算走行距離が多い車であるほど車両本体価格は安くなりますので購入しやすくなりますが、そのような車は交換しなければいけない部品が多くなりますので、かえって費用がかかる傾向にあります。
そう考えると積算走行距離が50,000km少しの車を購入したほうが、すぐに交換する部品は少なく済みますので、経済的にも安心して乗れるでしょう。
車検・整備付の車の場合は、24ヶ月法定点検を受けたうえで納車されますので、納車後は安心して車に乗れますし、どの箇所が点検・整備されたのかは、発行される整備点検記録簿をみれば一目瞭然です。
車検・整備が付いていない車を購入する場合は、法定点検費用はかかりますが、ディーラーや整備工場で12ヶ月法定点検を受けることをおすすめします。
今回の記事を参考に、車を買い替えされる場合は積算走行距離に注目することを忘れないでくださいね。
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