中古車購入の手続き代行費用の相場はいくらくらい?安くするコツはある?

「中古車を購入予定だけど手続きがめんどう…」

「中古車購入時の手続きを代行してもらうと費用はどのくらいかかるの?」

何て疑問はありませんか?

中古車を購入するときは、車両本体価格だけでなく法定費用や代行費用がかかります。

あなたが車を購入してから納車されるまでには、陸運局や警察署で定められた手続きをしなければ納車することはできません。

それらの手続きは本来お客様が行なうものですが「中古車販売店が代わりにやりますよ、お金はもらいますけどね」というふうに、今ではサービスとして中古車販売店が行なうのが一般的です。

しかし代行費用の金額は中古車販売店によってさまざまです。

今回は中古車購入の手続き代行費用の相場はいくらなのか、安くするコツはあるのかについてご紹介します。

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中古車購入にかかわる代行業務とその費用とは??

中古車販売店は、中古車を購入したお客様の代わりに行なってくれる手続きは、おもに4つあります。

代行費用の金額は中古車販売店によってさまざまですので、中古車を購入する際に代行費用がいくらかかるか知っておいたほうがいいでしょう。

また中古車購入の際は、代行費用については値引き交渉を受付けてくれるところもあります。

ここでは代行してくれる業務の内容と、代行費用の相場をご紹介しますが、もし相場よりかなり高額な代行費用が請求されたり、内容がよく分からない代行費用を請求された場合は、その内訳を中古車販売店に確認しましょう。

車両登録代行費用

中古車販売店で中古車を買ったからといって、すぐに乗って帰れるわけではありません。

販売されている中古車はナンバープレートがついていなければ陸運局で「中古車新規登録」を行なわなければいけませんし、ナンバープレートがついている場合でも「名義変更」を行なわなければなりません。

つまり中古車を「登録」しなければ、あなたのものになりませんし納車ができないのです。

しかし多くの方が、陸運局での登録手続きが代行費用をとられるくらい大変なものなのかが分からないでしょう。

簡単に登録手続きの手順についてご紹介しますね。

中古車新規登録

ナンバープレートがついていない中古車は「中古車新規登録」を行なう必要があります。

中古車新規登録で必要な書類等は以下の通りです。

必要書類等費用
・合格印のある自動車検査票、保安基準適合証又は予備検査証 ( 有効期間のあるもの )
①申請書 (OCR 申請書第 1 号様式 )
・手数料納付書700 円
・登録識別情報等通知書 ( もしくは一時抹消登録証明書 )
②新所有者の印鑑証明書 ( 発行後 3 ヶ月以内のもの )約 300 円
・新所有者の実印 ( 所有者本人が手続きする場合 )
③委任状 ( 代理人申請の場合〔実印を押印〕 )
④譲渡証明書
・自動車保管場所証明書 ( 警察署証明日からおおむね 40 日以内のもの )約 2,500 円
・自動車損害賠償責任保険証明書 ( 車検の有効期間を満たしているもの )
・自動車重量税 ( 運輸支局等窓口に備えてある納付書に重量税印紙を貼付 )

①の申請書(OCR申請書第1号様式)は、以下を記入する必要があります。

・業務種別
・抹消中の登録番号および車台番号の下7桁
・新所有者氏名
・新所有者住所
・新使用者氏名
・新使用者住所
・使用の本拠の位置の住所コード及び番地、号、棟番号
・申請人(所有者および使用者の住所・氏名 ※本人申請の場合、実印を押印)
・代理人申請の場合は申請代理人の住所および氏名

これを中古車販売店がお客様に「代わって」記入します。

②の所有者の印鑑証明書は、お客様が自分で役所に行って取得しなければなりません。

③の委任状は、陸運局で行なう登録手続きを、中古車販売店がお客様に代わって行なうことを示した書類です。

委任状は中古車販売店が準備してくれますので、お客様は委任者の欄にお客様の氏名・住所の記入と押印をする必要があります。

④の譲渡証明書は、旧所有者から新所有者へ車を譲渡するときに必要な書類で、この書類は中古車販売店がもっています。

お客様は譲渡証明書に、氏名・住所を記入します。

これらの書類を提出すれば、中古車新規登録手続きは完了です。

名義変更

ナンバープレートがついている中古車は「名義変更」を行なう必要があります。

名義変更で必要な書類等は以下の通りです。

必要書類等費用
・譲渡証明書
・新所有者の印鑑証明書 ( 発行後 3 ヶ月以内のもの )約 300 円
・委任状 ( 代理人申請の場合〔実印を押印〕 )
・自動車保管場所証明書 ( 警察署証明日からおおむね 40 日以内のもの )約 2,500 円
・車検証 ( 車検が切れていないこと )
・手数料納付書500 円
①申請書 ( 第 1 号様式 )
②自動車取得税・自動車税申告書

基本的な必要書類等は、中古車新規登録と同じですので、ここでは中古車新規登録のときと異なる点のみみておきますね。

①の申請書(OCR申請書第1号様式)は、以下を記入する必要があります。

・業務種別
・自動車登録番号
・車台番号の下7桁
・新所有者氏名
・新所有者住所
・新使用者氏名
・新使用者住所
・使用の本拠の位置の住所コード及び番地、号、棟番号
・申請人(所有者および使用者の住所・氏名 ※本人申請の場合、実印を押印)
・代理人申請の場合は申請代理人の住所および氏名

②の自動車取得税・自動車税申告書は、以下を記入する必要があります。

・登録番号(車両番号)
・申請年月日
・納税義務者住所
・納税義務者氏名
・所有者住所・氏名
・使用者住所・氏名
・旧所有者住所・氏名
・旧使用者住所・氏名
・取得・変更・廃車等年月日
・初度検査年月

これら以外に、以下のように車検証をみながら記載する項目がたくさんあります。
・用途
・種別
・営業自家用区分
・車体の形状
・車名
・型式
・乗車定員
・車両重量
・車両総重量
・車台番号
・類別区分番号
・原動機の型式
・総排気量または定格出力
・燃料の種類
・主たる置き場
・申告・報告義務者以外に当該申告に関わる者

これら①・②の内容をお客様に「代わって」中古車販売店が記入し、陸運局へ提出する代行業務が「車両登録代行」です。

車両登録代行費用の相場は15,000円~30,000円です。

希望ナンバー取得代行費用

希望ナンバーを取得するためには、陸運局で登録手続きをする前に、ネットから「希望番号申込サービス」を利用して希望番号を申請する必要があります。

中古車販売店はこのサイトを利用して希望ナンバーを取得してくれます。

希望ナンバーの場合はナンバープレート代が4,100円~5,500円程かかります。

これとは別途に希望ナンバー取得代行費用が必要で、その相場は2,000円~10,000円です。

このようにお客様が希望するナンバーを、お客様に「代わって」申請・取得する代行業務が「希望ナンバー取得代行」です。

車庫証明代行費用

普通車の中古車を購入した場合、普段車を停めておく駐車スペースを、地域を管轄する警察署に申請しておくのが「車庫証明」です。

軽自動車は基本的に車庫証明は必要ありませんが、2018年5月現在では230の市で軽自動車であっても車庫証明の申請が必要になっています。

車庫証明の申請手続きの手順を簡単に示すと、以下のようになります。

①駐車場確保・自宅から直線距離で 2km 以内の駐車場を確保する。
②申請書類入手・以下のいずれかの場所で申請書類を入手する
・警察署でもらう
・管轄の警察署ホームページから必要書類をダウンロードする
・中古車販売店でもらう
③必要書類作成・自身が記入するもの、駐車場オーナーが記入するものがあるので要注意
④警察署へ出向く・自動車保管場所証明申請手数料の支払い
・証明書の受け取り日の確認(通常は1週間程)
・引換券の受け取り
⑤警察が駐車場確認・車やものがおいてあると車庫証明が発行してもらえないので要注意
⑥警察署へ出向く・警察署に交付手数料と車庫証明書を受け取る

①~⑥の手順のうち、中古車販売店が代行してくれるのは、②・④・⑥です。

車庫証明の書類の記入は、お客様自身でやらないといけませんし、駐車場オーナーが書かなければならない書類は、自分で駐車場オーナーに記入の依頼をしなければなりません。

ということは、車庫証明の「代行」といっても、中古車販売店がお客様に行なうことは、車庫証明申請書類の書き方のアドバイスと、完成した申請書類を警察署へもっていく、1週間後に車庫証明の交付書類を取りに行くだけです。

車庫証明代行費用の相場は10,000円~20,000円です。

このようにお客様に車庫証明申請書類を渡す・説明する、完成した書類を警察署へもっていく、交付書類を警察署へ取りに行くのをお客様に「代わって」行なう代行業務が「車庫証明代行」です。

納車代行費用

中古車を購入した場合、通常は中古車販売店までお客様が車を引取りにいきますが、中古車販売店に車を自宅までもってきてもらうことも可能です。

中古車販売店はお客様の指定する場所までは、積載車に車を積んで納車します。

納車代行費用の相場は、同じ都道府県内であれば5,000~10,000円、近隣の都道府県であれば10,000~30,000円です。

中古車販売店からお客様の指定場所までの距離によって、費用は前後します。

このようにお客様に「代わって」車を納める代行業務が「納車代行」です。

中古車購入時の代行費用を安くするコツとは??

先ほどは4つの代行費用についてご紹介しましたが、これらの費用を安くするコツを2つご紹介しますね。

値引き交渉する

中古車販売店によっては、代行費用を値引交渉すれば値引きに応じてくれる場合があります。

ただ代行費用は中古車販売店にとって大きな利潤になる費用ですし、中古車購入の見積りの中にあらかじめ入れている中古車販売店が多くあります。

また値引交渉した場合に中古車販売店は「自分で手続きをすれば代行費用はいりませんよ」といって、代行そのものをお客様に委ねるところもありますよ。

どうしても中古車販売店に代行してほしい場合は、多少の値引きしか期待はできませんが、代行費用を安くするコツの1つといえるでしょう。

自分で手続きや車の引取りをする

今回の記事では、車両登録、希望ナンバー取得、車庫証明取得のそれぞれの行ない方を簡単にご紹介しました。

その理由はあなたに中古車販売店が代行している業務の内容を知っていただくことと、その業務に対して代行費用は妥当かを考えていただくためです。

車庫証明の代行は、中古車販売店が動く量が少ないため代行費用が高いと感じた方もおられるでしょう。

その場合は今回の記事をお読みになることで、自分で車両登録、希望ナンバー取得、車庫証明取得の手続きを行なうと、これらの代行費用はすべて0円になります。

車両登録や車庫証明取得手続きの必要書類の書き方は、ネットで検索することができますし、警察署や陸運局には記入例が置いてありますので、それを見ながら記入すると必要書類を完成させることができますよ。

希望ナンバーもネットから「希望番号申込サービス」を利用して、必要事項を入力するだけで、自分で希望ナンバーを取得することができます。

さらに納車に関しても、自分で中古車販売店に出向いて車を取りにいけば納車費用は0円です。

ただ中古車販売店までの交通費はかかりますが、納車代行費用と比べると安くなるのではないでしょうか。

このように代行費用を安くするコツは「自分で動くこと」ですね。

中古車の購入費用を短期間で得る方法とは??

先ほどは代行費用を安くするコツについてご紹介しましたね。

これで中古車の購入費用は数万円おさえることができますが、できることなら短期間で中古車の購入費用を手にしたいものですよね。

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車を高く売却して、中古車の購入資金にあてると経済的な負担が軽くなりますね。

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さいごに

今回は中古車購入の手続き代行費用の相場はいくらなのか、安くするコツはあるのかについてご紹介しました。

代行費用の相場は以下の通りでしたね。

費用相場費用相場
車両登録代行費用15,000 ~ 30,000 円希望ナンバー取得代行費用2,000 ~ 10,000 円
車庫証明代行費用10,000 ~ 20,000 円納車代行費用5,000 ~ 30,000 円

あくまでも相場ですが、相場からかけ離れた代行費用を請求された場合は、中古車販売店に費用の内訳を聞くか、具体的な説明がない場合はその中古車販売店の利用は避けたほうがいいでしょう。

代行費用を安くおさえるためには、中古車販売店に手続きの代行を依頼するのではなく、自分で手続きを行なうことで代行費用を0円にすることができましたね。

今回の記事を参考に、代行を依頼するかどうかをご検討なさったうえで中古車の購入をしましょうね。

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