「中古車を購入しようと思うんだけど車庫証明の手続きっていつまでにしたらいいんだろう?」
「中古車の購入を決めたらどのタイミングで車庫証明の申請をしたらいいの?」
何て疑問はありませんか?
中古車で普通車を購入するときは車庫証明を必ず申請しなければいけませんし、軽自動車であっても全国200以上の市で車庫証明を申請する必要があります。
ただお聞きになったことがあるように、警察署に行ってすぐに車庫証明の交付されるわけではありません。
今回は中古車を購入するときに必要な車庫証明はどのタイミングでいつまでに取ればいいのかについてご紹介します。
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車庫証明書はどのようにとればいいのか??
車庫証明書はどの様に取ればいいのかについて解説します。
車庫証明書とは
車庫証明書は、車を保管する場所を証明するための証書です。
普通車は車を購入するときに、国に車を登録する「登録車」の扱いになりますので、国に登録された車が普段どこに保管されているのかを申請するしくみをとっています。
普通車に対して軽自動車は、あなたが住所をおいている自治体に届出する「届出車」となり、基本的には車庫証明の申請は必要ありませんが、2018年5月現在では全国で230の市で車庫証明の申請が必要です。
車庫証明の申請は、中古車の購入に限らず、以下の5点の場合に必要になります。
・新車を購入したとき
・使用の本拠の位置を適用地域外から適用地域内に変更し、かつ保管場所の位置を変更したとき
・中古車を購入、または譲り受けるなど保有者の変更があったとき
・届出にかかわる保管場所の位置を変更したとき
・運送事業用自動車を引き続き自家用自動車として使用するとき
車庫証明を管轄しているのは各都道府県警察署ですので、車庫証明の必要書類を提出するのも警察署になります。
中古車販売店は車庫証明の代行も行なっていますが、中古車販売店ができる「代行」は以下の3点です。
・中古車販売店が管轄の警察署へ書類を提出しにいってくれる
・車庫証明の許可が下りたときの車庫証明書を取りにいってくれる
・車庫証明に必要な書類の書き方を教えてくれる
言いかえると車庫証明の申請書類そのものは自分で書かないといけないのです。
「え…、書類は書いてくれないの…??」と思われるかもしれませんが、車庫証明の申請書類は地図を描かないといけなかったりと、中古車販売店では書ききれないのもありますし、そもそも公的な申請書類をあなたに“代わって”書くのは行政書士の業務になり、本来は中古車販売店が書いてはいけません。
つまり中古車販売店に20,000円程の車庫証明代行手数料を支払って代行の依頼をしたとしても、中古車販売店ができるのは「警察署に2度訪れる」「車庫証明申請書類の書き方を必要に応じてアドバイスする」だけですので、そう考えるとこの代行手数料はかなり高いことが分かりますね…。
ここまでの記事を読んでいただいた方は「そんな高い代行手数料を支払うくらいなら、自分で車庫証明の申請をする」と思われたはず。
車庫証明の申請の手続きは車に詳しくなくても自分で行なうことができますので、次に車庫証明の申請手続きの手順を細かくお伝えしていきますね。
車庫証明の申請手続きの手順とは??
ここでは車庫証明の申請手続きの手順についてご紹介します。
手順をご紹介する前に、車庫証明を申請するために2,500円程の費用が必要であること、車庫証明の手続きをする警察署は土日祝日、12月29日から1月3日を除く平日9~17時までの対応となっていますのでご留意ください。
ただ都道府県により申請にかかる費用、警察署での受付時間に差があるかもしれませんので、車庫証明の申請手続きをしに行く前に、各警察署のホームページでご確認くださいね。
では車庫証明の申請手続きの手順をみていきましょう。
車庫証明の申請手続きの手順
①自宅から半径2km以内(直線距離で2km以内)の駐車スペースを確保する
購入した中古車を普段停めておく駐車スペースは、直線距離で2km以内と決まっています。
不動産屋などで駐車場を探してもらう場合は、不動産屋の営業マンが警察署に電話をかけて、あなたが借りようとしている駐車スペースとあなたの自宅が直線距離で2km以内かを確認してくれるところもあります。
またパソコンでもGoogleマップを使えば、地図上に半径2kmの円を描くことができますので、おおよそどのあたりまで駐車スペースを確保できる範囲なのかが分かりますよ。
②警察署にて必要書類を受け取る
車庫証明の申請手続きに必要な書類は以下の3つのいずれかで入手しましょう。
・警察署でもらう
・管轄の警察署ホームページから必要書類をダウンロードする
・中古車販売店でもらう
③必要書類を記入する
必要書類にはどのようなことを記入しなければいけないのかは後述しますね。
④警察署へ必要書類を提出
必要書類が完成したら警察署へ提出しにいきます。
その際は自動車保管場所証明申請手数料として2,000円程支払う必要があります。
手数料は都道府県によって異なりますので、各都道府県の警察署ホームページにて確認してくださいね。
必要書類の提出が完了すれば、警察署から引換券を受け取ります。
この引換券には、車庫証明が交付される予定日が書かれています。
車庫証明が交付されるまでは1週間程かかりますので、次に警察署に出向くのは1週間後です。
⑤警察官が駐車スペースを確認
警察官はあなたが提出した書類に記載されている駐車スペースが実在するのか、他の車が駐車されていないかを確認しにきます。
このときに車が駐車されていたり、ものが置いてあると、車庫証明が交付されない可能性がありますので、車庫証明必要書類を警察署に提出してからは駐車スペースをあけておくようにしましょう。
⑥警察署へ車庫証明書を取りに出向く
引換券に記載されている交付予定日までに、警察署から連絡がなかった場合は、基本的に車庫証明書が発行されるということですので、交付予定日以降に車庫証明書を取りに出向きましょう。
交付を受けるときは交付手数料の500円が必要です。
警察署へ出向くときは提出した申請書類の印鑑が薄かった場合に、押印を求められる場合がありますので、印鑑をもっていっておくと安心です。
これで車庫証明書が交付されたことになりますので、あとは車庫証明書をもって陸運局で登録手続きを進めていけば、購入した中古車の名義をあなたにすることができます。
車庫証明書の必要書類の記載事項とは??
車庫証明の申請手続きに必要な書類は複写式になっているため、ボールペンで強く記入する必要があります。
書類は合計で6つありますので、どのようなことを記入していくのかをみていきましょう。
①自動車保管場所証明申請書(正副各1通)
この書類を完成させるためには以下の情報を記入する必要があります。
車検証が必要になりますので、購入する予定の中古車の車検証のコピーを中古車販売店からもらっておきましょう。
・車名
・型式
・車台番号
・自動車の大きさ(長さ・幅・高さ)
・自動車の使用の本拠の位置
・自動車の保管場所の位置
・申請する保管場所の使用者
・郵便番号
・住所
・氏名
・申請日
・電話番号
・押印
車台番号などは数字とローマ字の組み合わせになっているため、「0」と「O」といった文字の区別がはっきりと分かるように記入する必要があります。
書き間違えた場合は修正液や修正テープで訂正するのではなく、訂正印を押したうえで訂正してくださいね。
②保管場所標章交付申請書(正副各1通)
この書類を完成させるためにも、以下の情報を記入しなければいけないため車検証が必要になります。
・車名
・型式
・車台番号
・自動車の大きさ(長さ・幅・高さ)
・自動車の使用の本拠の位置
・自動車の保管場所の位置
・申請する保管場所の使用者
・郵便番号
・住所
・氏名
・電話番号
・押印
この書類にある日付欄は車庫証明を受領した日付になりますので、空白にしておきましょう。
③所在図及び配置図(1通)
車の保管場所の配置図(駐車場の間取図)は分かりやすく大きく描く必要があります。
また保管場所の所在図(自宅から駐車場までの地図)は、手書きでもパソコンから印刷したものを添付しても構いません。
ただ自宅から駐車場までの直線距離の記入を忘れないようにご注意ください。
④保管場所の使用権原書(1通)
駐車場の所有者が誰であるかにより必要な書類が異なりますので、以下の表を参考にしてください。
土地建物が自己所有の場合 | 土地建物が他人所有の場合 | 土地建物が共有の場合 | |
保管場所使用権原疎明書面 ( 自認書 ) | 必要 | 不要 | 不要 |
保管場所使用承諾証明書(承諾書) | 不要 | 必要 ※賃貸契約書のコピーで済む場合あり | 必要 ※共有者全員の署名と捺印も必要 |
⑤保管場所使用権原疎明書面(自認書)
日付は申請手続きを行なう提出日を記入しましょう。
保管場所使用権原疎明書面には、以下の内容を記入する必要があります。
・郵便番号
・住所
・氏名
・申請日
・電話番号
・押印
⑥保管場所使用承諾証明書
保管場所使用承諾証明書には、以下の内容を記入する必要があります。
・保管場所の位置
・使用者
・使用期限
・駐車所オ―ナーの郵便番号、住所、氏名、電話番号、押印
日付は申請手続きを行なう提出日を記載する必要があります。
土地建物が共有の場合は、共有者全員の住所・氏名を記入し押印しなければなりません。
書ききれない場合は「別紙記載」とし、別紙に共有者全員の住所・氏名の記入・押印が必要です。
詳しくはこちらもどうぞ。
中古車を購入するお金を少しでも増やす方法とは??
今回は車庫証明についてのご紹介ですが、車庫証明をとるためには2,500円程の費用が必要ですし、車庫証明申請手続きを代行してもらうと20,000円程の費用がかかります。
中古車を購入するための費用を少しでも増やすためには、ネットを使った「車の一括サイト(無料)」の利用をおすすめします。
一括査定サイトを使うと、あなたの車を買取りたい複数の買取業者があなたに連絡してきます。
車の査定についても、あなたが車を買取業者に持ち込むではなく、基本的に買取業者があなたの車の保管場所に無料出張してくれますので、あなたは車の査定に立ち会うだけ。
一番高く買取りしてくれる買取業者に車を売ることで、中古車を購入するための費用を少しでも増やすことができますよ。
ぜひ一括査定サイトを利用してみてくださいね。
詳しくはこちらをどうぞ。
中古車を購入するお金を少しでも増やす方法とは??
今回は中古車を購入するときに必要な車庫証明はどのタイミングでいつまでに取ればいいのかについてご紹介しました。
中古車を購入する際に必要な車庫証明をとるタイミングは、中古車を契約した日以降に申請しにいくことになります。
なぜなら車庫証明を申請するときには、購入する中古車の車検証が必要です。
中古車販売店は、基本的に車を購入するお客様にしかコピーであっても渡すことはありません。
つまり車の購入代金の支払いが完了した日以降に、車庫証明の申請をしに行く必要があります。
車庫証明の申請手続きは中古車販売店に代行してもらうことはできますが、代行手数料は20,000円程かかります。
車庫証明の申請手続きは、これほどの手数料を支払ってまで代行を依頼しなければいけないほど難しいものではありませんので、自分で行なったほうが賢明でしょう。
車庫証明を申請してから交付されるまでは1週間程かかり、車庫証明書が交付されてから陸運局での登録手続きに入りますので、契約してから納車までは10日から2週間程みておくといいでしょう。
今回の記事を参考に、車庫証明をとるタイミングや車庫証明のとり方をぜひ参考にしてくださいね。
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