「初めて車の下取りに出すんだけど手続きって何が必要なの?」
「車の下取りにはどういう書類が必要なんだろう?」
「車の下取りの流れってどうなってるの?」
何て疑問に思いませんか?
車の下取りをしてもらう場合は、あなたはいくつかの書類・ものを準備する必要があります。
また「下取り」という言葉はよく聞きますが、下取りとは具体的にどのような流れで行なわれるのでしょうか??
今回は車の下取り手続きや流れと、下取りの際に必要な書類についてご紹介します。
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もくじ
車の下取りの手続きと流れとは??
車の下取りの流れとは??
車の「下取り」とは、ディーラーや中古車販売店などで次の車を購入する際に、今乗っている車を買取りしてもらうことを「下取り」といいます。
「買取り」との違いは、買取りは次に購入する車がなく、単に車を買取りしてもらうことをいいます。
また車を下取りしてもらった場合は、下取り金額はユーザーの手元に入ってこず、次の車の購入資金に充当されます。
それに対して車を買取りしてもらう場合は、買取金額が現金でユーザーの手元に入ってきます。
この違いをご理解していただいたうえで、車を下取りしてもらう際の流れをみていきましょう。
1 | ディーラー・中古車販売店などで、次に購入する車を決める |
2 | 次に購入する車の見積書を書面でもらう |
3 | 見積書をみて値引交渉する場合は交渉し、交渉後の見積書を再度発行してもらう |
4 | 今乗っている車の下取り査定を受ける |
5 | 下取り査定額が出たら、下取り金額を増したい場合は交渉する |
6 | 交渉が成立すれば、 3 の見積書と総合して、次に購入する車の購入金額を提示してもらう |
7 | 下取り金額・購入金額に納得した場合は、売買契約書に記入・押印する |
8 | 車の下取り・車の購入に必要な書類を期日までに準備し、自動車販売店に提出する |
9 | 次の車の納車日に下取りする車を引渡し、購入した車を受け取る |
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では車の下取りや車の購入に必要な書類についてみていきましょう。
車の下取り・購入に必要な書類とは??
車を下取りしてもらうということは、次の車を購入するということですので、ここでは車の下取り時・車の購入時に必要な書類を合わせてご紹介します。
下取り時に必要な書類と、購入時に必要な書類を別々に確認してしまうと、結局2度も3度も役所に行くことになると大変ですから、両方を一括して示しておきますね。
必要書類 | 軽自動車下取り時 | 普通車下取り時 | 車購入時 | 取得方法等 |
①車検証 | ○ | ○ | 車内に保管 | |
②自賠責保険証明書 | ○ | ○ | 車内に保管 | |
③リサイクル券 | ○ | ○ | 車内に保管 | |
④軽自動車納税証明書 | ○ | 車内に保管 | ||
⑤自動車納税証明書 | ○ | 車内に保管 | ||
⑥認印 | ○ | ○ | 朱肉が必要な印鑑 | |
⑦実印 | ○ | ○ | 印鑑証明書に登録している印鑑 | |
⑧印鑑証明書 | ○ | ○ | 住民登録している役所で発行 | |
⑨自動車検査証記入申請書 | ○ | 自動車販売店が準備 | ||
⑩委任状 | ○ | 自動車販売店が準備 | ||
⑪譲渡証明書 | ○ | 自動車販売店が準備 | ||
⑫住民票 | △ | △ | ○ | 住民登録している役所で発行 |
⑬車庫証明書 | △ | 警察署に申請・交付 |
※「○」=必須書類 「△」=場合によっては不必要なときもある書類
①~③は基本的に車に積まれているはずですので、車のグローブボックス内をご確認ください。
④~⑤は、税事務所、コンビニ、ネットのクレジットカード決済で支払いをしていると思いますが、納税を証明する控えは車検時に必要ですので、基本的には車のグローブボックス内に保管しているはずです。
⑧・⑫は、役所で発行してもらうか、地域によってはコンビニでの発行が可能になっている書類です。
これらの書類は発行日より3ヶ月以内が有効期限になっていますので、車の売買が決定する前に取得しておくことも可能ですが、有効期限にはご注意ください。
⑨~⑪は、車を下取りしてくれる自動車販売店が準備してくれますので、あなたは自動車販売店でそれらの書類に記入・押印することになります。
⑫は、車を下取りしてもらうときには必要のない書類ですが、例えば引越しをして住民票の住所と車検証の住所が異なるときは、前の住所が記載されている住民票を用意しなければいけません。
上記の表にはありませんが、2回以上の引越しをしているのに車検証の住所がずっと変更されていなかたり、結婚などにより氏名が変わっている場合は、戸籍謄本が必要です。
⑬は、車庫証明書は新しく購入した車の保管場所を、地域を管轄している警察署に申請しておかなければなりません。
普通車の場合は必ず車庫証明書の申請・交付を受けることが必要ですが、軽自動車の場合は車庫証明書の申請が必要でない地域もあります。
車の下取りに必要な書類を紛失した場合はどうすればいいのか??
車の下取りに必要な書類をなくしてしまった場合は、再発行などの手続きをとる必要があります。
先ほどの表でいうと①~⑤の書類を紛失したときの再発行先は以下の通りです。
①車検証 | 普通車の場合は陸運局 ( 運輸支局 ) 、軽自動車の場合は軽自動車検査協会 |
②自賠責保険証明書 | 自賠責保険に加入した保険会社 |
③リサイクル券 | 自動車リサイクルシステムホームページ (http://www.jars.gr.jp/)より印刷 |
④軽自動車納税証明書 | 最寄りの市役所・区役所・町村役場 |
⑤自動車納税証明書 | 最寄りの税事務所 |
①は、陸運局または軽自動車検査協会に出向いて、車検証の再交付手続きをすることで車検証を再発行してもらうことができます。
その際は陸運局・軽自動車検査協会にある申請書類、理由書に必要事項を記入する必要がありますし、再発行手数料として300円程の費用が必要になります。
②は、保険会社に連絡して再発行してもらうのですが、そのときには印鑑、身分証明書(運転免許証など)を保険会社にもっていく必要があります。
ただここで問題なのはどこの保険会社と契約していたか分からない場合です。
この場合は自賠責保険を取り扱っている保険会社を片っ端から当たるしかありません。
そのときは、あなたの氏名・住所・電話番号・車名、車種名、ナンバー、車台番号を答えられるように準備してください。
大手の保険会社は、東京海上、三井住友海上、損保ジャパン、富士火災ですので、1つずつ電話をかけるしかないです。
これらの保険会社に当たらなかった場合は、ネットで他の保険会社を検索して当たっていくしかありません…。
③は、紛失してしまうと本券(原本)を再発行してもらうことはできませんが、自動車リサイクルシステムホームページ(http://www.jars.gr.jp/)にアクセスして、あなたの車のリサイクル税の預託状況画面を印刷すると、それがリサイクル券の代わりとなって使用することができます。
④・⑤は、表で示した場所に再発行の依頼をするのですが、地域によっては郵送でも対応してくれるところもありますので、問い合わせてみてください。
買取金額をあげることができる書類とは??
買取金額をアップさせる書類としては「整備点検記録簿」「保証書」の2つがあります。
これらは車内のグローブボックス内に保管されているのが基本です。
もし紛失している場合は、ディーラーに問い合わせるなどして、再発行してもらうことをおすすめします。
ではこの2つがどのような書類なのかをみていきましょう。
整備点検記録簿
車には半年点検・12ヶ月法定点検・24ヶ月法定点検といった点検があります。
これらの点検を受けると、ユーザーが安心して車に乗れることはもちろんのこと、車を売るときにこの書類を提示することで、点検を受けたときの車の状態を中古車査定士が把握することができます。
また整備点検記録簿が残っていると定期的に点検を受けていることが分かるだけでなく、車を大切にしているユーザーである受け取られ、買取金額アップにつながるのです。
保証書
メーカーが発行している保証書は、例えば新車・中古車を購入したときに「5年保証」といった保証がついてきます。
保証書があれば保証期間内は保証を受けることができますので、保証書が残っていると買取金額アップにつながります。
下取りする車にローン残債がある場合はどうすればいいのか??
下取りしてもらう車が現在もローン返済中の場合、車検証の所有者はローン会社名義になっています。
この場合はローンの残債を一括で返済してから車を下取りに出すことになります。
つまり残債を処理するためにまとまったお金が必要になりますので、その準備を忘れないにしてください。
実際の返済の手続きや必要書類は自動車販売店が準備してくれますし、手続きに関しても自動車販売店が行なってくれますので任せてしまうといいでしょう。
車売却時はガソリンは満タンにしておくべきなのか??
車を下取りしてもらうときに、ガソリンを満タンにしておく必要はありません。
ガソリンを満タンにしたところで査定金額があがるわけではありませんし、ガソリンを満タンにして誰が得するかというと、次に車を購入したユーザーです。
ディーラーにとっても少しの距離を走らせるときに、そのガソリンを使うわけですので、ディーラーも少しはお得になります。
車を下取りしてもらうあなたはそこまで配慮する必要はありません。
私も車を引取りしてもらったときは、メーターの給油ランプがついている状態で渡しましたし、むしろあと1~2km走るとガス欠になるくらいでしたが、査定に影響はしませんでしたよ。
少しでも支出を減らして次の車を購入しましょう。
次の車の購入資金を少しでも多く得る方法とは??
今回はディーラーでの下取り手続きのご紹介をしてきました。
次の車をディーラーで購入する場合は、ディーラーで車を下取りしてもらうことで、面倒な手続きもディーラーに任せることができます。
そのため次の車をディーラーで購入する場合、多くの方は今乗っている車をディーラーに下取りしてもらうのです。
ただ「ディーラーの下取り金額が適切な買取価格なのか??」と思ったことはありますか??
このときにディーラー以外の買取金額を知っておくと、下取り金額と比較することができますね。
買取業者の買取金額を知りたい場合は、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」を利用しましょう。
一括査定サイトを利用すると、あなたの車を買取りたい業者が、出張査定してくれますので、1つでも多くの業者に査定を依頼しましょう。
買取金額を比較することで、下取り金額より高い場合は買取業者に車を売却するのも1つの方法です。
買取業者に売却すると、買取金額は現金であなたの手元に入ってきますので、次の車の購入資金にあてることができますよ。
詳しくはこちらをどうぞ。
さいごに
今回は車の下取り手続きや流れと、下取りの際に必要な書類についてご紹介しました。
ディーラーで次の車を購入するときに、これまで乗っていた車を下取りに出す場合に、どのような流れで車が下取りされるのかを知っておくと余裕をもった行動ができます。
また車の下取り・購入に必要な書類をそろえるときも、効率よく書類が集められるよう記事内では表にまとめてありますのでチェックしてくださいね。
もし必要書類を紛失してしまった場合はどこで再発行してもらえるかについてもお示ししました。
再発行までに時間がかかるものもありますので、車を下取り・購入すると決めた場合、まずは必要書類を集めるのは早い段階でやっておきましょう。
ディーラーの下取り金額=高い買取金額ではありませんので、ディーラーの下取り金額と買取業者の買取金額を比較して、高く金額をつけてくれたほうに車を売るといいですよ。
今回の記事を参考に、ディーラーでの下取りの手続きの流れや必要書類について確認してくださいね。
車査定一括見積もりを試したらトヨタのプリウスが29.3万円も高く買い取ってもらえました。
複数の業者に査定してもらう事で高く買い取ってもらえる業者を見つけることができます。
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