中古車を売るときにカーナビは買取査定に影響する？載せ替えても問題ないの？

 

「車を売ろうと思うんだけどカーナビって査定額に反映されるのかな？」

「車を売ろうと思うんだけどカーナビを別な車に移し替えると査定額は下がったりするのかな？」

何て疑問はありませんか？

最近の車にはカーナビが標準的についていますが、ディーラーオプションのカーナビが装着されている場合もあれば、自分好みのカーナビに付け替えている車もあります。

車についていたカーナビを取り外したり載せ替えた場合、買取査定に影響するのでしょうか？？

今回は、中古車を売るときにカーナビは買取査定に影響するのか、載せ替えても問題ないのかについてご紹介します。

カーナビは買取査定に影響するのか？？

4種類のナビのタイプ

カーナビといっても大きく分けると4種類のタイプがあります。

まずがどのようなタイプのナビがあるのかをみていきましょう。

①	インダッシュナビ	自動車メーカーが装着する純正品ナビ
②	インダッシュナビ	自動車ディーラーが装着する純正品ナビ
③	インダッシュナビ	カー用品店などで販売されている社外ナビ
④	ポータブルナビ	ダッシュボードなどに装着できるあと付けナビ

①は、別名マルチナビともいわれますが、メーカーが車を製造する段階でナビが取り付けられているので、あと付けはもちろんのこと、あとから取り外すこともできません。
例えばトヨタ・30型セルシオやレクサス・LS460などのように、センターパネルにナビが設置されているものがありますよね。

マルチナビはエアコンの操作、音響設定、車のメンテナンス情報など、車の重要な情報がたくさんインプットすることができるのです。

そのナビを取り外すとエアコンやオーディオなどがすべて作動しなくなるだけでなく、他の車に移し替えたところで、そのナビは使うことができません。

②は、多くの方が装着しているナビだと思いますが、例えばトヨタの車を購入した場合はトヨタ純正のナビが装着できたりしますよね。

このナビの場合はマルチナビとは違って、あとからでもナビを外すことができます。

③は、オートバックスなどのカー用品店では、車種に合わせたナビが販売されていますよね。

アルパインやカロッツェリアなどの社外品ナビといった高機能ナビが販売されており、②のような純正品ナビよりもインチの大きなナビもありますので、大変人気が高く、このナビを装着しているユーザーもたくさんいます。

④は、ダッシュボードやインパネの前方に取り付けるタイプのナビで、シガーソケットから電源をとれることから、簡単に取り付けることができるタイプのナビとして人気が高いです。

カーナビの脱着は査定に影響するのか？？

マルチナビはプラス査定になる傾向にある？？

マルチナビは、最初から車に埋め込められているナビのことをいいます。

マルチナビは2018年現在の主流であるHDD・SDのものだとプラス査定になる傾向にありますが、一世代前に主流だったDVDナビだとプラス査定にはなりません。

マイナス査定になるナビとは？？

ではどのような状態のナビがマイナス査定になるのかを4点ご紹介します。

1つめは、本来ナビが装着されているはずの車にナビが装着されていない場合はマイナス査定になります。

本来ナビが装着されている部分からナビを取り外すと、その部分が空洞になってしまいますから、－5点のマイナス査定となるのです。

2つめは、カーナビに装着されている地図ディスクがない場合はマイナス査定になります。

地図ディスクがないと地図が再生されなくなりますし、中古車査定士がナビを見れば地図ディスクがないことはすぐに分かりますので、－10点のマイナス査定となるでしょう。

3つめは、ナビの取扱説明書がない場合はマイナス査定になります。

カーナビは複数の会社が製造していますので、それぞれの会社でナビの操作の仕方が異なります。

そのことから取扱説明書と－3点のマイナス査定になるのです。

4つめは、ナビを取り外した形跡がある場合はマイナス査定になります。

先ほどお伝えしたように、本来ナビがついている部分が空洞になっていたり、ナビが装着されていた周りのパネルに目立ったキズがある場合は－5点のマイナス査定になるのです。

基本的には以上の4つの場合がマイナス査定になる対象ですが、もしナビが動かないなどの故障が確認できる場合は、大きくマイナス査定がついてしまうことを知っておいてください。

ポータブルナビは査定の対象外

ポータブルナビはもともと装着されていたナビではなく、自分で取り付けたナビの場合がほとんどですので、HDDナビであってもDVDナビであっても査定の対象にはなりません。

つまりプラス査定にもマイナス査定にもならないのです。

ですので、車を売却するときポータブルナビを取り外してから査定に出しても、査定金額に影響は出ませんので、取り外してから査定に出すことをおすすめします。

取り外したナビは次の車に装着してもいいですし、不要であればネットオークションやネットショップなどで売ってしまえば、お得に手放すことができますよ。

車を売却するときにナビは取り外すべきか？？

先ほどご紹介したように、ナビにはいくつかのタイプがありますし、ナビの製造年数によっても評価は異なります。

例えば年数では、ディーラーの純正品ナビや社外品ナビのように装着されているHDDナビ・SDナビは3年程しか経っていないものはプラス査定がつく可能性が高いですので、まずは取り外さずに査定に出してみるといいでしょう。

もしあなたが納得のいくプラス査定をつけてくれたなら、ナビを装着したまま売却するのも1つの方法ですし、納得がいかないプラス査定なのであれば、ナビを取り外して次の車に装着してもいいですよね。

年式が新しいナビであるほど次の車にナビは移し替えるべきです。

マイナス査定を受けることにはなりますが、それだけ最新のナビは価値があります。

最新のナビと同じように、ポータブルナビについても取り外してあなたが使い続けるか、転売したほうがあなたのプラスになりますよ。

メーカーが出しているマルチナビは取り外すことはできないので、そのまま査定に出すことをおすすめします。

カーナビが装着されている中古車を高く買取りしてもらう方法とは？？

これまでにナビがついている車を買取りしてもらうときに、どれほど査定に影響するのかをご紹介しました。

ナビをプラス査定にとってもらうためには、大前提としてディーラーの下取りに出してはいけません。

ディーラーの下取りは査定の基準にナビは含まれていないのです。

今装着しているナビを高く評価してもらいながら、車を高価買取してもらいたいときは、ネットを利用した「車の一括査定サイト(無料)」を利用しましょう。

一括査定サイトには全国にあるたくさんの買取業者が登録していて、その内訳は大手買取業者だけでなく、地域密着型の買取業者も登録されています。

車の買取りについては、買取業者によって査定の基準やプラス査定にするポイントは異なりますが、多くの買取業者はナビについては査定のポイントにしています。

先ほどご紹介したように高年式のナビは高く評価されるべきですし、ブルートゥースでスマホ・ナビが連動できるナビであれば、より高く評価されますので、車を査定に出したときにあなたのナビがどれほどプラス査定になっているかを確認するといいでしょう。

ナビはもちろんのこと、一括査定サイトから紹介してもらった買取業者は、あなたの車を高価買取してくれる業者ばかりですので、車を高く買取りしてもらうために、ぜひ一括査定サイトを利用してみてくださいね。

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さいごに

今回は、中古車を売るときにカーナビは買取査定に影響するのか、載せ替えても問題ないのかについてご紹介しました。

もともとナビがついている車からナビを取り外したり、地図ディスクがない、ナビの取扱説明書がない場合は、マイナス査定になってしまいます。

それに対して高年式でディーラーの純正品ナビや社外品ナビのように装着されているHDDナビ・SDナビはプラス査定になる可能性は十分にあります。

具体的なナビの年式の基準としては、3年落ちまでのナビを目安にしてくださいね。

さらにプラス査定が見込めるのが、ナビと連動しているバックカメラやフリップダウンモニターは不具合がなければアピールするこができます。

もし車を査定に出したときにプラス査定になったものの、あなたが納得のいくプラス査定金額でなければ、マイナス査定にはなってしまいますがナビを外すという決断も必要です。

高年式のナビであれば、あなたが次の車の載せて使い続ける価値は十分にありますし、もし他で売却するとしても高い買取金額がつく可能性があります。

高年式のナビが装着されていなくても、あなたの車を高く買取りしてくれる買取業者をみつけるためには、ネットを利用した「車の一括査定サイト(無料)」を利用してくださいね。

一括査定サイトを経由して紹介してもらった買取業者は、車を高価買取してくれる業者で、あなたのナビはもちろんのこと、車そのものを高く買取りしてくれますので、利用する価値は十分にありますよ。

今回の記事を参考に、どのようなナビがどのような状態のときに査定に影響するのか、載せ替えても問題がないのかについて知っていただき、今使っているナビについて十分に検討してみてくださいね。