新車購入時に自動車保険の見積もりで安くなる?新車割引って何?

「新車を購入しようと思うんだけど保険って安くなったりするの?」

「新車購入する時の新車割引って何?」

何て疑問はありませんか?

普段車を乗っているときは自動車保険(任意保険)に対する意識があまりないかもしれませんが、新車を購入するときはこれまでの自動車保険を見直す絶好の機会です。

新車を購入するとなると出費が大きいですが、自動車保険を見直したときに保険料が安くなれば家計の負担も楽になりますよね。

新車を購入する場合は、自動車保険の新車割引に入れることをご存じですか??

新車割引が適用されたことで自動車保険料が30%程安くなった方もいらっしゃいます。

今回は新車購入時の保険の見積りで安くなることはあるのか、自動車保険にある新車割引とはどんなものなのかについてご紹介します。

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自動車保険の新車割引とはどのような仕組みなのか??

まずは自動車保険の新車割引について解説します。

新車割引とは??

新車割引とは、保険開始日が車の初年度登録年月から25ヶ月以内に契約したものに適用される割引です。

新車購入と同時に自動車保険に加入すると最大3年間は新車割引を受けることができます。

「25ヶ月以内で3年間??どういう意味??」と思われるでしょう。

例えば2018年4月1日に新車を納車し、4月1日から自動車保険の効力があるとします。

これはあとで詳しくお伝えしますが、新車割引は3回まで更新することができますので、2018年4月1日から2019年4月1日の保険料に1回目の割引を受け、2回目の割引は2019年4月1日から2020年4月1日の割引を受けます。

そして3回目の割引は2020年4月1日から2021年4月1日まで受けると、合計3年間受けることができるのです。

新車購入時に自動車保険に加入することで最大3年間の新車割引を受けることができますが、未使用車のように初年度登録年月から数ヶ月経っているものは最大3年間の新車割引を受けられない可能性があります。

各保険会社の新車割引の割引率はどれくらいなのか??

保険会社普通・小型乗用車軽自動車
損保ジャパン日本興亜10% ~ 21%2% ~ 25%
マイカー共済0.090.03
あいおいニッセイ同和損保7% ~ 11%1% ~ 21%
そんぽ 247% ~ 9%新車割引なし
東京海上6% ~ 10%1% ~ 21%
朝日火災5% ~ 9%13%~16%
共栄火災5% ~ 9%10% ~ 16%
CHUBB 損害保険5% ~ 9%新車割引なし
AIU5% ~ 9%新車割引なし
ソニー損保0.05新車割引なし
SBI 損保3% ~ 9%新車割引なし
日新火災2% ~ 9%8% ~ 10%
JA 共済2% ~ 5%2% ~ 5%
三井住友海上割引率不明割引率不明
セゾン自動車割引率不明割引率不明
セコム損保割引率不明割引率不明
三井ダイレクト損保割引率不明割引率不明
チューリッヒ割引率不明新車割引なし
イーデザイン損保割引率不明新車割引なし
ゼネラリ割引率不明新車割引なし
アクサダイレクト新車割引なし新車割引なし

※2017年4月現在

新車割引の具体的な割引率の算出方法は各社とも非公開になっています。

自動車保険の新車割引の決められ方とは??

自動車保険の新車割引は保険料の総額に対して同じように割引されるのではなく、どの保険会社でも「対人」「対物」「人身傷害」「傷害特約」「車両保険」の5つの保険種別ごとに新車割引率を設定しています。

また車種、年式、保険会社によっても割引率は変わってきますし、車両保険をつけるとそれだけで新車割引の割引率がさらに10%程上がることがあります。

では各保険会社の新車割引率についてみていきましょう。

東京海上日動

始期日から
対人
対物
人身
車両
経過月数
傷害
~ 6 等級 (s)
6 等級 (s) 以外
自家用~ 25 ヶ月0.10.210.11
普通車26 ~ 49 ヶ月なし0.110.11
自家用~ 25 ヶ月0.070.020.210.20.02
軽自動車26 ~ 49 ヶ月なしなしなし0.020.02

東京海上日動は車両保険の場合26~49ヶ月でも2%の割引率があります。

それに対して軽自動車は補償内容や等級に応じて割引率が異なります。

損保ジャパン日本興亜

始期日から経過月数等級対人対物人身傷害車両保険
自家用普通車~ 25 ヶ月6 等級 (s)0.190.180.290.21
~ 25 ヶ月上記以外0.060.050.180.11
26 ~ 49 ヶ月すべて0.060.050.180.11
自家用軽自動車~ 25 ヶ月6 等級 (s)0.140.160.290.1
~ 25 ヶ月上記以外0.010.030.180.02
26 ~ 49 ヶ月すべて0.010.030.180.02

損保ジャパン日本興亜の新車割引率は普通車・軽自動車ともに、全体的に東京海上日動よりも大きくなっていることが分かります。

26カ月以上経過しても49カ月までなら等級を問わず新車割引を受けられるのが特長です。

あいおいニッセイ同和損保

 対人対物人身傷害車両保険
自家用普通車0.110.110.110.07
自家用軽自動車0.080.020.210.01

普通車は車両保険割引率7%、それ以外の保険の割引率11%となっており、軽自動車はもっと細かく区分されていますね。

自動車保険の新車割引で知っておかないと損することとは??

自動車保険の新車割引でおすすめする利用の形とは??

先ほどお伝えしたように新車割引の割引率や割引金額は、車種、年式、保険会社などによって変わってきます。

また新車割引は新しく購入した車すべてに割引が適用されるわけではなく、保険会社によっては軽自動車に対応していない場合があります。

ここでは自動車保険の新車割引がどのような形での利用がおすすめできるのかをご紹介します。

初度登録日から25ヶ月以内の自動車で加入する

新車割引は、新車を購入してからいつでも契約ができるというものではなく、保険開始月が契約車両の初年度登録日から25ヶ月以内に手続きをしなければいけません。

また、手続きをする際には「自家用普通乗用車」「自家用小型乗用車のみ対象」といった補償範囲も保険会社によって異なっていますので、以下の表で各自動車保険会社の新車割引の対象範囲を確認してください。

保険会社名
用途車種
東京海上日動
三井住友海上
損保ジャパン日本興亜
あいおいニッセイ同和損保
共栄火災
三井ダイレクト
おとなの自動車保険
自家用普通乗用車
自家用小型乗用車
自家用軽四輪乗用車
イーデザイン損保
ソニー損保
SBI 損保
そんぽ 24
チューリッヒ
自家用普通乗用車
自家用小型乗用車
( 自家用軽四輪乗用車は対象範囲外 )

車両料率クラスが低い車で新車割引を利用する

車両料率クラスとは、車種別の型式によって対人賠償保険、対物賠償保険、傷害保険(搭乗者傷害保険と人身傷害保険)、車両保険の4つのリスクをもとに、自動車保険料が決定しています。

車両料率クラスは1~9の数字でリスクの大きさが表され、1が最もリスクが小さく、9が最もリスクが大きいという意味で、リスクが小さいほど自動車保険料は安く、リスクが大きいほど自動車保険料は高くなります。

新車は基本的に事故を起こすリスクが少ないですので、車両料率クラスは新車割引の割引率にも反映されています。

例えばコンパクトカーなど安定感ある車の車両料率クラスは低めに設定されているのに対して、スポーツカーはスピードが出て、危険な運転をする人が多い傾向があります。

また高級車は盗難に遭いやすく修理費用が高額になる傾向があるため、車両料率クラスは高めに設定されます。

この車両料率クラスは、損害保険料算出機構が毎年一度見直しを行なっています。

中古車でも「新車割引」が適用できる自動車保険

先ほど新車割引を受ける条件として初年度登録年月が25ヶ月以内であることとお伝えしましたが、この条件であると未使用車や中古車でも新車割引の適用が可能となります。

ただ例外もありまして、例えばJA共済と損保ジャパン日本興亜だけは適用期間が25ヶ月ではありません。

JA共済では初年度登録年月から13ヶ月以内(最大2年間)と短く設定されていて、損保ジャパン日本興亜では49ヶ月(最大5年間)までと設定されています。

なお損保ジャパン日本興亜では、初年度登録から25ヶ月までは対人・対物・人身・搭乗・車両保険に割引が適用され、26ヶ月以降は車両保険のみ適用されます。

先ほどお伝えしたように新車割引は保険料の総額に対して均一に割引が適用されるのではなかったですね。

新車購入時は自動車保険を切り替えるべき??

これまでに自動車保険に加入していた方が新車を購入した場合、これまでに加入していた自動車保険に継続して加入し続けるかもしれませんが、継続して同じ自動車保険に加入し続けると新車割引の適用期間は最長2年間だけになります。

新車購入と同時に自動車保険に加入すると最大3年間は新車割引を受けることができますので、新車を購入した際には新しい自動車保険会社に切り替えることをおすすめします。

「新車を購入予定だけど、これを機に自動車保険を切り替えたい」 「自動車保険の切り替えをするにはどうしたらいいんだろう?」 何て疑問は...

自動車保険料をさらに安くする3つの方法とは??

新車割引は他の割引との併用が可能ですので、大幅に保険料をおさえることができます。

契約内容変更手続きをする

自動車保険のサイトにある入力フォームで等級の引継ぎや名義変更を行なうだけで、新車割引と併用して自動車保険を安くすることができます。

他の自動車保険会社へ切り替える

先ほど等級の引継ぎについて触れましたが、新車購入となってこれまでの車が変わったとしても自動車保険の等級を引継ぐことができますので、保険料を安くすることができます。

他の自動車保険会社に保険を切り替えたとしても等級を引継ぐことはできますが、その際に気をつけなければいけないことが2つあります。

1つめは、新規契約する自動車保険の等級を共済と民間会社で等級を引き継げないことがあります。

確実に等級引継ぎができる共済は「農協(JA)共済」「全国自動車共済協同組合連合会(全自共)」「全日本火災共済協同組合連合会(日火連)」です。

2つめは、これまで契約していた自動車保険の満期日から7日以内であれば「事故なし+1等級」で保険の引継ぎが可能ですが、7日を過ぎてしまうと等級が失効されますのでご注意ください。

また他の自動車保険会社を切り替える場合は、今の保険が1ヶ月後に更新で1等級上がるような状態なら保険会社を変えないほうが良い場合もあります。

「新車を購入するので自動車保険を切り替えようと思うんだけど等級ってどうなるの?」 という疑問はありませんか? 新車を購入する際にこれ...

併用できる割引を適用する

自動車保険には、エコカー割引、インターネット割引、インターネット割引、ゴールド免許割引、ペーパーレス割引などは新車割引とおおむね併用することができますので、可能な限り併用して最大限に安くしていきましょう。

自動車保険の新車割引を利用する際に注意すべきこととは??

新車購入時に自動車保険を選ぶうえで注意すべきことを2点お伝えします。

新車割引を適用するためには新車への変更手続きをする

これまで加入していた自動車保険会社を継続して利用する場合は「自動車保険の車両入替手続き」をする必要があります。

自動車保険は契約者の運転で、保険証書に記載の登録車両に何らかの損害が起きた場合に補償されますので、購入した新車が契約内容の中で補償の対象となっていなければ、事故を起こしても補償されず修理費用などが自己負担となってしまいます。

手続きさえきちんとすれば等級は引き継がれますので忘れずに変更手続きを行なってくださいね。

自動車保険は新車納車日に合わせる

自動車保険は新車の納車日に合わせて契約しておくことで、万が一事故を起こしたとしても車の修理費用が実費になることを防ぐことができます。

今回ご紹介しているように、新車購入時に新車割引やその他の割引を併用させることで自動車保険料がお得になります。

新車購入時の出費をおさえたい!自動車保険の見直しで保険料を安くする方法とは??

新車を購入する場合は何百万円もの大きなお金が必要です。

今回ご紹介したように、保険区分の割合率が高い自動車保険会社を選ぶことで保険料を節約できます。

新車を購入される場合は車両保険をつける方が多いですので、車両保険の割引率が高い保険会社を選ぶなど、さまざまな工夫ができるはずです。

ただ1つずつの保険会社のサイトをみて割引率をチェックしたり、見積りを出してもらうのは途方にくれる話しです。

実際にサイトを見て保険約款まで調べたものの、結果的に割引率が分からないことも多々あります。

そのような無駄を省くために利用をおすすめするのが、ネットを使った「自動車保険の一括見積もりサイト(無料)」です。

一括見積サイトでは必要事項を入力するだけで新車割引だけなくその他の割引も適用された保険料を比較することができますので、ぜひ利用してみてくださいね。

とくに新車を購入して少しでも出費をおさえたいという方、新車購入をきっかけに自動車保険の見直しをして保険料を少しでも安くおさえようという方は、一括見積サイトを利用するべきです!

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さいごに

今回は新車購入時の保険の見積りで安くなることはあるのか、自動車保険にある新車割引とはどんなものなのかについてご紹介しました。

新車割引を使うと通常より保険料をおさえることができます。

ただ新車割引は初年度登録年月から25カ月以内に保険加入しなければ適用されませんし、新車納車時と自動車保険の開始日を合わせることで最長3年間の新車割引を受けることができます。

「新車割引」という名前がついていますが、初年度登録年月から25カ月以内であれば未使用車や中古車であっても新車割引は適用されます。

今回は新車割引について細かくご紹介しましたように、自動車保険会社によって割引率が異なりますので自分が納得する保険会社を探すのは簡単なことではありません。

そんなときに利用をおすすめしたのが、ネットを使った「自動車保険の一括見積サイト」でしたね。

一括見積サイトを利用すると自分に合った、安い保険料の保険会社をすぐに見つけることができますので、ぜひ利用してみてくださいね。

今回の記事を参考に、新車購入した場合はまずこれまで加入していた自動車保険を見直しましょう。

そして一括見積サイトを利用してあなたが希望する補償内容と保険料の自動車保険をみつけてくださいね。

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