新車と中古車では年間維持費どのくらい違うの?計算し比較しました

「今乗っている愛車を新車に乗り換えようか検討している」

「今の車から新車に乗り換えた場合、維持費ってどっちが安いの?」

「車の維持費の負担が多いから維持費が安い車に乗り換えたい」

なんてあなたは思っていませんか?

新車に乗ろうと思うと何百万円ものお金を準備しなければいけないですし、ローンを組むと月々の負担は軽くなりますができるなら金利がついてしまうローンは組みたくないところですよね。

その点中古車は購入資金は安くなりますがメンテナンス費用など、さまざまな面でお金がかかりそうなイメージがあります。

実際に新車と中古車の維持費は年間でどのくらい違うものなのでしょうか??

今回は新車と中古車の維持費を実際に計算しながらその解説をしていきたいと思います。

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新車・中古車の年間にかかる維持費にはどのようなものがあるのか??

年間にかかる維持費は車種によって大きく異なります。

ここでは総排気量が3000cc超、2000cc超、1000cc超の普通車と、総排気量が660ccの軽自動車に分けながら年間にかかる維持費を計算してみました。

その前に車を維持するうえでどのような費用が発生するのかを知っておいてくださいね。

車の維持にかかる費用

①自動車税

車の総排気量ごとに税額が決められており、4月1日の時点で車の使用者に課せられる税金で、年度ごとに税金を納める必要があります。

軽自動車には軽自動車税が課税されます。

②自動車重量税

車検を受けるときに納める必要がある税金で、継続車検の場合は2年分を、新車購入の場合は3年分を一括して納める必要があります。

③自賠責保険料

車検を受けるときに加入する必要がある保険料で、継続車検の場合は24ヶ月または25ヶ月分を、新車購入の場合は36ヶ月または37ヶ月分を一括して納める必要があります。

④ガソリン代

車種によってハイオクガソリン、レギュラーガソリン、軽油の仕様があります。

⑤駐車場代

駐車場を借りる場合は駐車場代が必要になりますが、自分の土地に車を保管する場合は駐車場代は必要ありません。

⑥任意保険料

車の使用者のほとんどの方は任意保険に加入していると思います。

自賠責保険で補償されなかった部分をカバーするための保険です。

⑦車検費用

乗用の車は2年ごとに、商用の車は1年ごとに車検があり、車検を受けなければ公道を走ることができません。

総排気量3000cc超の車の維持費比較

ここではトヨタ・アルファードの新車と中古車の例に維持費をみていきましょう。

型式・グレード30 ・ GF 4WD20 ・ 350G 4WD10 ・ 3.0G MX 4WD
販売年月2017年12月2014年4月2007年6月
総排気量3500cc3500cc3000cc
①自動車税 ( 年間 )58000 円58000 円51000 円
②自動車重量税 ( 年間 )12500 円12500 円10000 円
③自賠責保険 ( 年間 )16350 円16350 円16350 円
④ガソリン代52747 円
(7.28km/L で計算 )
60283 円
(6.37km/L で計算 )
63787 円
(6.02km/L で計算 )
⑤駐車場代120000 円120000 円120000 円
⑥任意保険料72000 円68000 円63000 円
⑦車検費用 ( 年間 )61150 円61150 円63650 円
合計 ( 年間 )392747 円396283 円387787 円
月額平均32729 円33024 円32316 円

低燃費が重視される時代に、アルファードのように新しい型式になり総排気量が増える車はめずらしいかもしれませんが、アルファードの場合は10型は3000ccですので①の自動車税は安くなります。

しかし型が古いほど燃費が悪くなりますので、1年で同じ距離を走るとするとガソリン代が変わってきます。

ただ⑥の任意保険料は車の年式が古くなるにつれて安くなりますので、任意保険料の負担は小さいことが分かります。

総排気量2000cc超の車の維持費比較

ここではトヨタ・アルファードの新車と中古車の例に維持費をみていきましょう。

型式・グレード30 ・ 2.5S20 ・ 2.4 240S10 ・ 2.4G AS
販売年月2017年12月2014年4月2007年6月
総排気量2500cc2400cc2400cc
①自動車税 ( 年間 )45000 円45000 円45000 円
②自動車重量税 ( 年間 )10000 円10000 円10000 円
③自賠責保険 ( 年間 )16350 円16350 円16350 円
④ガソリン代47291 円
(8.12km/L で計算 )
50794 円
(7.56km/L で計算 )
56554 円
(6.79km/L で計算 )
⑤駐車場代120000 円120000 円120000 円
⑥任意保険料72000 円68000 円63000 円
⑦車検費用 ( 年間 )53650 円53650 円53650 円
合計 ( 年間 )364291 円363794 円364554 円
月額平均30358 円30316 円30380 円

④のガソリン代はやはり年式が古くなるほど燃費が悪いため、ガソリン代がかかっていますね。

総排気量1000cc超の車の維持費比較

ここではトヨタ・プリウスの新車と中古車の例に維持費をみていきましょう。

型式・グレード50 ・ 1.8S30 ・ 1.8S20 ・ 1.5S10 ・ 1.5S
販売年月2017年11月2014年4月2008年9月2002年8月
総排気量1800cc1800cc1500cc1500cc
①自動車税 ( 年間 )39500 円39500 円34500 円34500 円
②自動車重量税 ( 年間 )7500 円7500 円7500 円7500 円
③自賠責保険 ( 年間 )16350 円16350 円16350 円16350 円
④ガソリン代14747 円
(26.04km/L で計算 )
18045 円
(21.28km/L で計算 )
18533 円
(20.72km/L で計算 )
17696 円
(21.70km/L で計算 )
⑤駐車場代120000 円120000 円120000 円120000 円
⑥任意保険料72000 円68000 円63000 円60000 円
⑦車検費用 ( 年間 )56150 円56150 円46150 円46150 円
合計 ( 年間 )326247 円325545 円306033 円302196 円
月額平均27187 円27129 円25503 円25183 円

プリウスはハイブリッドカーで燃費が良いことから、④のガソリン代が安いことが分かります。

アルファードと同様に年式が古くなるほど任意保険料が安くなることが特徴で、また10・20型プリウスは総排気量が1500ccのものしかありませんので、30・50型プリウスより維持費は安くなっています。

総排気量660ccの軽自動車の維持費比較

ここではダイハツ・タントの新車と中古車の例に維持費をみていきましょう。

型式・グレードLA600S ・ 660LL375S ・ 660LL350S ・
販売年月2017年12月2012年9月2005年5月
総排気量660cc660cc660cc
①軽自動車税 ( 年間 )10800 円10800 円10800 円
②自動車重量税 ( 年間 )2500 円2500 円2500 円
③自賠責保険 ( 年間 )15600 円15600 円15600 円
④ガソリン代19592 円
(19.60km/L で計算 )
21943 円
(17.50km/L で計算 )
30476 円
(12.60km/L で計算 )
⑤駐車場代120000 円120000 円120000 円
⑥任意保険料72000 円68000 円63000 円
⑦車検費用 ( 年間 )21900 円21900 円21900 円
合計 ( 年間 )262392 円260743 円264276 円
月額平均21866 円21729 円22023 円

軽自動車の場合も普通車と同様に、年式が古くなると④のガソリン代が高くなり、⑥の任意保険料が安くなることが分かります。

では次のまとめで新車と中古車の維持費の比較をまとめたいと思います。

まとめ

先ほどは総排気量別に新車と中古車の維持費について計算したものを比較しました。

どの表をみても新車と中古車では維持費に大きな差がみられないように感じますが、実は先ほどの表だけでは見いだせない部分があって、それは「メンテナンス費用」です。

メンテナンス費用は低年式の車や積算走行距離の多い車にかかってきます。

積算走行距離が多い車はオイルやベルトの交換が必要になってきますし、ブレーキパッドやローターの交換など、さまざまな消耗部品の交換が必要です。

また積算走行距離が少なくても低年式の車は部品の経年劣化が進んでいるため、結果的に部品を交換しないといけなくなるため、それらの部品の交換が必要になるのです。

新車の場合は保証期間が3~5年ありますので、ある程度の機関については無料でメンテナンスしてもらえますから費用はかかりません。

それに対して中古車は、まず前の使用者がどのような車の乗り方をしていたのか、メンテナンスをきちんとしていたのかが分からない状態です。

あまりメンテナンスされていない中古車を購入した場合は多額のメンテナンス費用がかかりますし、そうでなくても中古車の場合はメンテナンス費用がかかることは避けられません。

とくに中古車販売価格相場より安く売られている車を購入した場合は、何かとメンテナンス費用がかかると思いましょう。

私も中古車販売価格相場より20万円も安い軽自動車を購入しましたが、結局10万円以上のメンテナンス費用がかかりました。

また積算走行距離によってはタイミングベルトやウォーターポンプなどの交換が必要になると、さらに出費がかさんできます。

つまり先ほどの表の項目にはなかった予測できない「メンテナンス費用」がかかってきますので、任意保険料が安くなるといっても、メンテナンスに費用がかからない新車と比べると、トータル的には中古車のほうが維持費がかかるといえるでしょう。

年間にかかる維持費を少しでも補填する方法とは??

今回は年間に新車・中古車にかかる年間の維持費についてみてきましたが、月換算にした金額をみても車の維持費は思った以上にかかるものです。

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さいごに

今回は新車と中古車の維持費を実際に計算しながらその解説をしました。

同じ車種で維持費を比較することで、より新車と中古車での維持費の差額がお分かりいただけたと思います。

新車は燃費が良いためガソリン代があまりかかりませんし、故障や消耗部品の劣化が少ないためメンテナンス費用もかかりません。

中古車は新車と比べると燃費は落ちるためガソリン代がかかりますし、低年式であったり積算走行距離が多いほどメンテナンス費用もかさんできますので、どうしても維持費は増えてしまいます。

中古車を購入する前に目利きをきかせて車をみておかないと、維持費が思った以上にかさんでくることから、総合的に新車より中古車のほうが維持費がかかってしまいます。

維持費を補填するために、今乗っている車を一括査定サイトを利用して高価買取してもらいましょう。

今回の記事を参考に、新車・中古車の維持費を比較してどちらを購入するかを検討してみてくださいね。

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