「まもなく軽自動車の車検が来るけど買い替えをするか迷う…」
「軽自動車に乗って10年になるけど車検の期間は毎年になるの?」
「10年以上乗っている軽自動車はやっぱり買い替えた方がお得なの?」
何てあなたは疑問に思っていませんか?
車検の時期になると、乗り続けるのか買い替えるのかを迷われる方が多いことでしょう。
とくに初年度登録から10年以上経過した車(過年式車)となると、なおさらその迷いは大きくなります。
今回は軽自動車の車検期間や買い替えのタイミングについてご紹介します。
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もくじ
軽自動車の車検期間はどれくらいなのか??
軽自動車の車検期間は2~3年
車の車検期間については、以下のように道路運送車両法第61条に定められています。
「自動車検査証の有効期間は、旅客を運送する自動車運送事業の用に供する自動車、貨物の運送の用に供する自動車及び国土交通省令で定める自家用自動車であつて、検査対象軽自動車以外のものにあつては一年、その他の自動車にあつては二年とする」
つまり自家用の軽自動車の場合は、車検有効期限は2年間です。
以前は10年目以降の継続車検は1年でしたが、法改正後は10年目以降でも車検有効期限は2年ということになったのです。
ただし新車で軽自動車を購入した初回の車検有効期限に関しては3年です。
新車購入の場合は、部品の劣化や損傷が少ないため車検有効期限が長く設定されているわけです。
最近では車の性能や耐久性が向上していることから、政府では新車購入時の車検有効期限を4年、継続車検有効期限を3年にする議論が進んでいます。
つまり初年度登録から10年以上の軽自動車であっても車検有効期限は長くなることも短くなることもなく、統一して2年と定められています。
軽自動車の買い替えのタイミングはいつなのか??
初年度登録から13年目が買い替えのタイミング
軽自動車の買い替えのタイミングの目安として、税金の金額が上がるタイミングがあります。
昔は古い車の買い替えに補助金が出されていたことをご存じですか?
2009年に国から「スクラップ・インセンティブ」とよばれる補助金が出されていました。
初年度登録から13年以上経過した車をスクラップにして、新車に買い替える場合に25万円の補助金が出される制度があったのです。
ただこの制度は申込があまりにも殺到したため予算がなくなり終了することになりました。
それどころか今では初年度登録から13年以上経過した車に関しては増税になっているのです。
増税の対象になる税金は以下の2つです。
軽自動車税
軽自動車税は初年度登録から13年以上経過した車に対して15%の増税になります。
13年以下の軽自動車では年間10800円ですが、13年以上経過した車は年間12900円になり、2100円の増額になります。
自動車重量税
自動車重量税に関しては2段階で増税されます。
13年以下の軽自動車の重量税は6600円ですが、13年以上経過した車は7600円、さらに18年以上経過した車となると8800円にまで増額されます。
軽自動車税や軽自動車の重量税は、13年以下の税額が低いため、増額されたあとの金額もそれほど大きな金額になっていないようにみえますが、18年以上経過している車の場合は、軽自動車税が2000円アップ、自動車重量税が2200円アップですので、合計すると年間で4200円のアップになります。
初年度登録から10年目または積算走行距離10万キロ以上が買い替えのタイミング
車を買い替えたり廃車にするタイミングとしてよく耳にするのが、初年度登録から10年以上経過した車(過年式車)、積算走行距離が10万キロを超えた車(過走行車)の2つです。
ではなぜこの2つが買い替えのタイミングといえるのでしょうか。
初年度登録から10年目の車
最近の車の耐久年数は昔と比べるとかなり伸びているため、エンジンやミッションなど、10年以上たっても不具合が出ない車がほとんどです。
ただ10年以上経過した車のコンディションを保つためには、日頃のメンテナンスが行なわれていなければいけません。
日頃のメンテナンスとは、エンジンオイルなどのオイル類の定期交換や、ベルトやゴム類の日常点検などをさします。
ただここで問題なのは電装系パーツです。
最近の車はウインドウの開閉、サイドミラー、スライドドアなど、電気で動作させるパーツが増えてきています。
電装系パーツは日頃のメンテナンスでは発見しにくいところですが、10年以上も使い続ければモーターに不具合が出てくるものです。
電装パーツでもパワーウインドウスイッチなどは数千円で交換できますが、サイドミラーが動かなくなった場合は、車種によってはサイドミラー本体を交換する必要があり、その費用は3万円以上になることもあります。
電装系パーツ以外にもサスペンションなどの足回り部品も10年以上も使い続けると経年劣化が進みます。
足回りの経年劣化が進むと、車の底からミシミシと音が鳴り出す車もあります。
点検してもらうとサスペンションやその周りのブッシュ類が経年劣化しており、サスペンションとブッシュ類をすべて交換すると10万円以上はかかります。
そして極めつけがディーラーの純正部品の保持期間が、基本的にその車の生産終了から8年ということが法律によって定められていることです。
つまり10年以上経過した車の部品がディーラーには保管されていないため、受注が可能なのであれば受注するか、リビルト品や中古部品で補うことになります。
このような理由があって、初年度登録から10年目の車は買い替えのタイミングといえるのです。
10万キロ以上走行した車
10万キロ以上走行した車は、タイヤ、ブレーキパッド、ブレーキローター、エンジンマウントなど、さまざまなパーツの交換時期が重なります。
それらの部品を交換すると、かなりの費用がかさむことは言うまでもありませんが、何よりも高額になるのがタイミングベルトです。
タイミングベルトは、綺麗な空気の吸う(吸気)のと、汚れた空気を吐き出す(排気)をどのタイミングで行なうのかを調整しているパーツです。
このタイミングがずれてしまうとエンジンが不能になってしまいますので、タイミングベルトは車にとって非常に重要なパーツなのです。
最近の軽自動車のタイミングベルトはタイミングチェーン(金属式のタイミングベルト)を採用しているため、30万キロまでの耐久性がありますが、ゴム式のタイミングベルトの場合は交換時期が10万キロが目安となっています。
もしタイミングベルトを交換するとなると作業工賃を含めて10万程の費用が必要です。
またタイミングベルトを交換する場合は、タイミングベルトの周辺にあるウォーターポンプなどの部品の交換をすると作業工賃がおさえられます。
とはいってもタイミングベルトとウォーターポンプを交換すると作業工賃を含めて12~13万円程必要になります。
買い替えの時期を逃してはならない
先ほどお伝えしたように、初年度登録から13年目以上になると税金が上がりますし、初年度登録から10年目または積算走行距離10万キロ以上を超えると、交換部品が増えてくるため修理・交換に費用がかさんできます。
つまりこれらの時期をむかえる前に車を買い替えることをおすすめします。
さいごに
今回は軽自動車の車検期間や買い替えのタイミングについてご紹介しました。
軽自動車の車検有効期限は、新車を購入した場合は3年、それ以降は2年となります。
軽自動車の買い替えのタイミングについては、税金が上がることをふまえると初年度登録から13年目以内に買い替えるのがいいでしょう。
また初年度登録から10年目または積算走行距離10万キロ以上を超えると、交換部品が増えてきて修理・交換に費用がかさむため、それより前に買い替えることをおすすめします。
車検有効期限が終わりに近づいてきたタイミングで車を買い替えるのも良いタイミングです。
「買い替える」とはいっても損しないように車を買い替えるには「下取り」を選択してはいけません。
軽自動車を買い替えるときに、車を購入するお店に車を下取りしてもらう方がいらっしゃいますが、下取りは本当に値段がつきません。
とくに今回の記事でお伝えした初年度登録から10年目または積算走行距離10万キロ以上を超えた車は、下取りに出したとしても0円と言われる可能性が非常に高いです。
損しないためには「下取り」に出すのではなく「買取り」に出しましょう。
買取りの場合は車の年式や積算走行距離だけで買取金額を決めるのではなく、車のグレードやオプション、社外パーツなどが装着されていれば、それらも評価の対象になります。
買取りに出すといっても1つずつ買取業者を回っては時間も労力もかかってしまいます。
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入力した情報は一括査定サイト運営会社に行き渡り、その後運営会社に登録している買取業者へお客様の情報が送信されます。
早ければ数分後に買取業者からお客様へ電話やメールがありますので、あとはお客様がどの買取業者に車を買取りしてもらうかを決めるだけです。
複数の買取業者から連絡がきた場合は、一番高い値段で買取りしてくれる買取業者に車を買取ってもらいましょう。
今回の記事を参考に、車検有効期限や車の年式・積算走行距離を見計らって、一括査定サイトを利用して損しないように車を買取りしてもらいましょう。
そして買取業者から得たお金で次の車を購入するといいでしょう。
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