中古車の手付金の相場はいくら?キャンセルしたら返金してもらえるの?

「中古車を購入したいので手付金を支払うんだけどいくらくらいが相場なの?」

「手付金を支払うともうキャンセルってできないの?」

何て疑問はありませんか?

人気の中古車であるほど他の人も購入を考えている可能性が高いうえに、中古車は現品限りですのでどうにかしておさえておきたいものです。

そんなときは「手付金」を支払うことで車をおさえる方法がありますが、手付金に関してはいくら払えばいいのか?キャンセルしたときに支払った手付金は戻ってくるのかなど、実は手付金について知らないことが多いはず。

手付金はその名の通り「お金」のことですので、手付金についてきちんと知識をもっておく必要があります。

今回は手付金の相場はいくらなのか、キャンセルしたら返金してもらえるのかなど、手付金についてご紹介します。

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中古車の手付金ってどんなものなのか??

まずは中古車の手付金とは何かについて解説します。

中古車の手付金とは??

中古車を購入するときに、購入することを前提に支払うのが手付金です。

基本的には売買契約が成立したときに、まとまったお金をいきなり支払うのではなく、購入代金の一部を支払うことで車をおさえておくことができます。

最初に手付金を支払い、残りの金額を現金で支払うか、ローンが組めれば車が手に入ります。

手付金にはいくつか種類があるのですが、車の売買における手付金は「解約手付」という手付にあたります。

解約手付とは車の売買のときに、車を購入した側は手付金を支払ったあとにキャンセル等した場合は手付金を放棄する(返還を求めない)こと、車を売った側は既に受け取った手付金を返還しなければいけない状況になった場合は、手付金の倍の金額を車の購入者に返還すること手付のことをいいます。

いいかえると以下のようになります。

・車の購入者は、支払った手付金を放棄することで車のキャンセル(契約解除)が可能
・車を販売した側は、手付金の倍の金額を購入者に支払うことでキャンセル(契約解除)が可能

中古車の手付金は返還されるのか??

もしあなたがほしい車があったため手付金を支払ったけれどキャンセルを申し出る場合、手付金は返してもらえるのでしょうか??

これは先ほどお伝えしたように、答えは「No」です、返してもらえません。

車の購入者がキャンセルすると支払った手付金はそのままキャンセル料にあてられるのです。

100万円の車を購入するために10万円の手付金を支払い、あなたが購入をキャンセルした場合、10万円は戻ってこないということです。

ちなみにあなたが100万円の車を10万円の手付金を支払い、キャンセルすることなく購入した場合は手付金の10万円は購入代金の100万円にあてられますので、最終的に購入するときには90万円を支払うことになります。

ただ手付金・申込金の返金に関しては、明確な法律が定められているわけではありませんので、手付金・申込金がその中古車販売店にとってどのような意味をなしているのかを十分に確認する必要があります。

お金のやり取りの話しですから、少しでも疑問に感じたことがあれば中古車販売店にきちんと確認する必要がありますし、商談のやり取りをボイスレコーダーにとったり、中古車販売店側に書面で手付金・申込金については示してもらうのも1つの手段ですね。

「手付金」と「申込金」の違い

手付金と申込金の違いまでをご存じの方は少ないと思いますので、ここでこの2つの違いをしっかり区別できるようになってくださいね。

先ほどお伝えしたように、手付金は一度支払うと原則として返ってくることはありません。

しかし申込金は「商談成立の証拠金」として支払うものですので、返金を受けられる場合があるのです。
「商談の成立=売買契約の成立」ではありませんので、商談成立の証拠金である申込金は商談をキャンセルしたときに返金を受けられるということになります。

もちろん売買契約書にサインをしてしまっている場合は、申込金ではなく手付金を支払っていることになりますので、返金は受けられませんのでご注意ください。

ここまでのお読みになった方でも「“手付金”とか“申込金”とか言い方がややこしいな…」とお思いでしょう。

それはおっしゃる通りで、中古車販売店や営業マンによっても、車をおさえておくために支払うお金の呼び方はさまざまなのです…。

私が聞いたことがあるだけでも、以下のような呼び方があります。

内金 ( 手付金・申込金 )頭金 ( 手付金・申込金 )手付金 ( 手付金 )
申込金 ( 申込金・手付金 )申込証拠金 ( 申込金 )申込保証金 ( 申込金 )

カッコ内の意味合いでさまざまな呼び方があるのが分かりますね。

これらの呼び方をどのような意味で使っているのかは中古車販売店に確認する必要がありますし、キャンセルした場合に返金されるのかも合わせて確認するといいでしょう。

ただ大きな意味としては、売買契約時に支払うのが「手付金」で、売買契約成立前に車をおさえておく費用として支払うのが「申込金」と知っておいてくださいね。

○手付金・申込金の相場はいくらなのか??

車をおさえておくために手付金・申込金の支払いが必要であることはお分かりいただけたと思いますが、次に出てくる疑問としては支払う金額でしょう。

一般的に車を購入する方が支払う手付金・申込金の相場は、金額でいうと1~10万円程、割合でいうと車両本体価格の1~2割程です。

またお客様思いの中古車販売店は手付金・申込金を支払わなくていいところもあります。

手付金・申込金については中古車販売店によってさまざまですので、営業マンと話し合って決めるといいでしょう。

「この車を絶対に買う!」という強い意志がある場合は、手付金・申込金を多く支払ってもいいですが、1%でもキャンセルする可能性があるのであれば、手付金・申込金は1~3万円程でいいと思います。

高額な手付金・申込金を支払ったのにキャンセルしたためにお金が返ってこなかったとなると、ダメージはかなり大きいですからね…。

私は368万円の中古車を購入するときに、中古車販売店の方に「手付金・申込金はいくら払えばいいのか??」と聞いたときに、手付金・申込金はとくに必要ないと言われました。

人気車種であったため、私がキャンセルしても次のお客様がすぐに来ると見越していたのでしょう。

このように中古車販売店によって「手付金・申込金なしで車をおさえておくことは可能ですが、他のお客様が購入された場合はそちらを優先しますね」というところもあります。

まさに「申込金」を支払った場合は、とりあえず車をおさえてもらえますが、他のお客様が車を購入するとなった場合、中古車販売店はそのお客様に車を売ってしまいます。

もちろん申込金は返金されるので、そこはご安心ください。

手付金を支払えば中古車販売店はいつまで待ってくれるのか??

手付金・申込金を支払えば車をおさえておくことは可能ですが、中古車販売店も永遠に車をおさえておくわけにはいきません。

多くの中古車販売店はおおむね1週間は車をおさえてくれます。

もちろん中古車販売店との話し合いの中で、2~3週間まで待ってくれるところもあります。

ただそこまで待ってもらう場合は、手付金・申込金を支払うことはもちろんのこと、いつまでに残りの購入資金を支払うのかという、ある程度の支払い計画を営業マンに伝えておく必要があります。
「絶対に買う!」という商談が成立したうえで手付金・申込金を支払っている場合は、1ヶ月程待ってくれる中古車販売店も少なくありませんから、一度相談してみてくださいね。

中古車をオークション代行で購入する場合の手付金・申込金

中古車は中古車販売店の在庫から購入するだけが中古車の買い方ではありません。

中古車販売店以外に「オークション代行業者」という業者がいて、この業者は自分が希望する車の条件を伝えておくと、その車を業者オークションで落札してくれるのです。

業者オークションはディーラーや中古車販売店といった車業界の人で、かつ自動車商の資格をもった人しか参加することができないオークションです。

多くの中古車販売店は業者オークションで車を落札して、自分たちに十分な利潤が得られるような値段をつけて店舗で車を販売しているのです。

ということは、オークション代行業者に業者オークションに参加してもらって、自分の希望する中古車を落札してもらうことで、店舗価格より安く車を購入することができます。

オークション代行業者に依頼したときの流れと、手付金・申込金の支払いについては以下の流れでご確認ください。

①オークション代行業者に代行依頼をする
②申込金の支払いが発生する場合は「申込金」を支払う
③出品される中古車の情報を確認する
④落札したい中古車を決定する
⑤手付金の支払いが発生する場合は「手付金」を支払う
⑥落札に成功すると手付金・申込金は購入費用に充てられる
⑦落札に失敗した場合は手付金・申込金ともに返金される
⑧納車
⑨名義変更手続き

オークション代行の手付金の相場は5~100万円と、業者によって差があるのに対して、申込金の相場は5~10万円程です。

手付金の相場には金額差がありますが、その理由としては小さな中古車販売店は中古車の在庫を仕入れる資金がないため、オークション落札のための手付金を高くとる傾向にあります。

中古車販売店によっては落札金額の半額~全額を手付金として請求される場合があります。

このような高額請求された場合は資金力がない中古車販売店の可能性が高く、手付金・申込金の高額請求によるトラブルをまねきかねるので、利用しないほうが賢明でしょう。

オークション代行の場合は、落札に成功したあとのキャンセルは手付金・申込金は返金されません。

落札に失敗した場合は手付金・申込金を返金してくれますが、事務手数料として1万円程差し引かれることをご留意くださいね。

個人間売買で購入する場合の手付金・申込金

個人間売買の場合は、基本的に手付金・申込金は必要ありません。

個人間売買で車を購入する場合は、手付金・申込金について販売者側に確認する必要があります。

もし無茶な手付金・申込金を要求してきた場合は取引を避けるべきでしょう。

またお伝えしたように解約手付金は、売却側が倍額を支払えば契約を解約できるしくみですので、1万円程の手付金だと、他にもっと高値で購入したいという方が現れた際に、2万円を犠牲にして解約され、他の方に売られてしまうことが考えられます。

その一方で、手付金としてお金のやり取りを事前に発生させることは、トラブルで金額が戻ってこない可能性も十分にあり得ます。

個人間売買の場合は、基本的に手付金・申込金は必要ありませんので、これらの話しをもちかけてきた販売者とは取引をしないことが賢明です。

中古車の手付金を含めた購入資金を素早くゲットする方法とは??

あなたがほしい中古車と出会った場合、手付金・申込金を支払ってでもその車を購入したいと思いますよね。

とはいっても手付金・申込金の相場は1~10万円または車両本体価格の1~2割ですので、何かと出費がかさみます。

そんなときに利用をおすすめするのが、ネットを利用した「車の一括査定サイト(無料)」です。

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また一括査定サイトを利用すれば、あなたの車を買取りたい複数の買取業者が車の査定を希望してくれますので、できる限り多くの買取業者に車を査定してもらいましょう。

最高値をつけてくれた買取業者に車を売却することで、手付金・申込金を含めた中古車の購入資金を素早くゲットすることができますよ。

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さいごに

今回は手付金の相場はいくらなのか、キャンセルしたら返金してもらえるのかなど、手付金についてご紹介しました。

一般的に車を購入する方が支払う手付金・申込金の相場は、金額でいうと1~10万円程、割合でいうと車両本体価格の1~2割程ですので、まずはこの数値を目安にしてください。

また「手付金」は原則返金されませんが「申込金」は返金される場合があるというのも基本です。

あとは中古車販売店との話し合い次第で手付金・申込金の金額や、手付金・申込金を支払った場合にどれくらい車をおさえることが可能なのかが変わってきます。

今回の記事を参考に、手付金・申込金の理解を深めていただき、あなたが希望する中古車を購入してくださいね。

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