維持費が高いので車を処分したいけど何からしたらいいの?

 

「車の維持費が高く支払いきれないんだけどどうしよう?」

「車の維持費が高いので車を手放したいんだけどどうしたらいいんだろう?」

何て疑問はありませんか?

自分の乗りたい車を購入してしばらく維持してきましたが、思った以上に維持費がかかってしまって維持が難しくなっている方がいらっしゃると思います。

車を購入するときは、毎年かかる税金、毎月のローンや駐車場代、日々のガソリン代をきちんと計算して購入したつもりが、うまく支払いができなくなるときもあるものです。

そのような状況になったときに車を手放したいと思う方がいらっしゃいますが、実際に車を手放すためにはどうすればいいのでしょうか??

今回は維持費が高いので車を処分したいけれど、何からすればいいのかについてご紹介します。

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車の維持費はどれくらいかかるのか??

車を所有すると「維持費がかかる」とよく言われますが、具体的にはどれくらい費用がかかるものなのでしょうか??

本当は車を購入する前に計算しておくべきものですが、ここで一度維持費についてのサンプルを示しておきますね。

以下はレクサス・前期LS460の一例です。

費用発生頻度費用の概算
自動車ローン毎月35,000 円
ガソリン代毎月40,000 円
駐車場代毎月20,000 円
任意保険料毎月5,000 円
自動車税年度ごと88,000 円
車検費用2 年ごと100,000 円
自動車重量税2 年ごと41,000 円
自賠責保険料2 年ごと26,000 円
印紙代2 年ごと1,000 円

毎月かかる費用は35,000円+40,000円+20,000円+5,000円=100,000円かかっていることが計算できます。

これを年間計算すると1,200,000円かかっていることになり、ここに年度ごとに必要な自動車税の88,000円を加算すると1,288,000円にもなるのです。

月給300,000円でボーナスなしの年間収入が、単純計算で3,600,000円ですので、収入の3分の1以上が車の維持費で飛んでいきます。

月単位でみても300,000円の月給に対して100,000円の車の維持費がかかるということは、やはり3分の1以上の維持費がかかっていることが分かります。

車を購入する前にこのような計算をしなければ、車を購入してから生活が苦しくなってしまうのです。

しかし車を維持している中で必要な費用はこれだけではありません。

車のコンディションを維持するためにはメンテナンスが欠かせませんが、先ほどのLS460の場合では3ヶ月に1回のエンジンオイル交換で10,000円程かかりますので、年間で40,000円程加算されますし、オイルエレメントやATFを交換するとさらに費用がかかります。

車が故障なく走ってくれればいいですが、車は消耗品のかたまりですし、機械はいずれ調子が悪くなるときがやってきます。

先ほどのLS460もエアサスペンションの調子が悪くなってしまい、新品でエアサスを交換するとフロントの2本で400,000円もかかってしまいました。

このようにあなたが購入した車の状況次第では、車を購入するときに計算していた以上のお金が必要になる場合があるのです。

そのほか、タイヤ、ブレーキパッド、ブレーキローター、クーラーガス、スパークプラグ、Vベルト、カーナビのデータ更新費用など、さまざまな修理・交換費用を見積もっておかなければいけません。

最近の車はパワーウインドウ、サンルーフ、スライドドア、リアゲートなど、電動モーターで動くものが多くなっていますが、モーターも消耗品ですので、いつ動かなくなるか分かりません。

ましてや自損事故や車をぶつけてしまってボディやパーツを修理するとなると、思わぬ出費につながります。

あなたの「維持費が払えない」どのパターン??

車の維持費が高くて車を処分したい方はネットをみてもたくさんいます。

例えばネットでも「4月に免許をとって6月に車を買いましたが、維持費が払いきれないため処分したいです。ただ売却したとしてもいくらにもならない車です。」という質問が見受けられます。

あなたは次の項目で、自分にあてはまるものを見てみてください。

家計が苦しい場合

地域によっては車がなければ生活できない地域もありますが、もし公共交通機関が普及している地域にお住まいの場合は、できるだけ早く車を少しでも高く買取りしてもらうことをおすすめします。

先ほどお示ししたように、車は家計の中でも大きな出費になっていますからね。

そんなときにどうすれば車を高価買取してもらえるかは、このあとでご紹介します。

車の維持費が今だけ支払えない場合

車の維持費が今だけ支払えない場合は、お金を借りて支払うのが先決です。
今だけ支払えないわけですから、何ヶ月か先のボーナス時に返済することを約束して借りるほかないでしょう。

もし車の維持費を滞納するとさまざまな弊害が出てきます。

自動車税を滞納すると滞納金がつくだけでなく、納付を催促する電話がかかってきます。

自動車税の納付は基本的に5月31日ですが、もし年内に納付されていなければ催促の電話だけでなく、車の差し押さえの案内まできてしまいます。

それでも支払わなければ給与や財産の差し押さえになるなど、事が大きくなります。

任意保険料を滞納すると、万が一の事故のときに補償されなくなりますので、もしあなたが被害者を生むような事故を発生させた場合は、一生をかけて償わなければならなくなります。

お金がないからといって車検がない車で公道を走ると犯罪になりますので、ここまでくるとお金の問題ではなくなりますよね。

返済が多く車の維持が難しい場合

車のローンや他の返済が多い場合は、家計を楽にするためにも、まずは車のローンをなくすために車を処分することを最優先にしましょう。

車をローンで購入している場合は、車検証の所有者はローン会社で、車の使用者があなたの名前になっているはずです。

車の所有者がローン会社になっている場合は、あなたが車を勝手に売ることはできません。

車を売るためには、ローンの残債を一括でローン会社に支払うのが基本的な流れです。

ローンさえ支払ってしまえば、車の所有者をあなたの名義に変更することができます。

これを「所有権解除」といいます。

ただローンを一括で返済するのは厳しい場合は、一部の車買取業者が扱っている「残債ローン」を組むことで、車のローンをなくすことができ所有権解除の手続きを行なうことができますよ。

所有権解除さえできれば車を手放すことが可能です。

車を処分するときは何をすればいいのか??

車を処分したいと思ったときには、車を買取りしてもらうことを考えてください。

車を処分するといっても、まだ乗れる車を廃車にしてはもったいないですからね。

また廃車になるような車であっても、買取業者は車を買取りしてくれますので、車を処分するときは買取業者に車を買取りしてもらいましょう。

車を買取りしてもらうときにやらなければならないことをまとめておきましたので、順を追ってすすめてくださいね。

買取業者の査定を受ける

車を買取りしてくれる買取業者を探し、あなたが査定を依頼したいと思う買取業者に査定の申し込みをしてください。

査定の申し込みが電話だけでなくネットから申し込むことも可能ですので、あなたが査定してもらいたい日時を伝えて、出張査定を受けてください。

出張査定を受ければ、その場で買取金額を提示してもらえますので、買取金額に納得がいけば買取業者に車を引取ってもらいましょう。

必要書類を準備する

車の買取りを決めれば、以下の書類を準備してください。

これらの書類は車を買取りしてもらったあと、買取業者が陸運局で名義変更手続きを行なうために必要になります。

必要書類軽自動車普通車
①車検証
②自賠責保険証明書
③リサイクル券
④軽自動車納税証明書
⑤自動車納税証明書
⑥認印
⑦実印
⑧印鑑証明書
⑨自動車検査証記入申請書
⑩委任状
⑪譲渡証明書
⑫住民票

⑧・⑫は、市町村役場で発行されてからの有効期限が3ヶ月以内と決められていますので、有効期限が過ぎないように注意してください。

⑨~⑪は、車を買取りしてもらい売買契約を結んだときに記入する書類ですので、あなたが準備する必要はありません。

これらの書類が準備できれば買取業者に郵送するか、直接買取業者に持参することで車の名義変更手続きができますので、あなたは手続きが終わるのを待つだけです。

名義変更手続きが終われば、あなたの口座に買取金額が振り込まれますよ。

処分したい車を高価買取してもらう方法とは??

先ほど車を買取りしてもらうときは買取業者を利用することをおすすめしました。

ただ買取業者を調べるために、ネットで1軒ずつ調べていてはキリがありません。

そんなときに利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト」です。

一括査定サイトを使うと、あなたの車を査定したい買取業者を紹介してもらうことができます。
複数の買取業者を紹介してもらえますので、処分したい車を高く買取りしてくれる買取業者と出会えます。

一括査定サイトはたくさんありますが、その一例として「楽天オートの車の一括査定意サイト(無料)」を利用しても、高価買取してくれる業者を紹介してもらうことが可能です。

大企業が運営している一括査定サイトとして、利用者からの信頼も高いですので、ぜひ利用してみてくださいね。

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さいごに

今回は維持費が高いので車を処分したいけれど、何からすればいいのかについてご紹介しました。

車の維持費は思った以上にかかってしまうことから、車を購入したものの、車を手放さざるを得ない方が多いです。

車を手放すとなると「ローンがまだ残っている」と心配される方もいますが、ローンに関しては残債ローンのお話しをしましたので参考にしてください。

そのほかには「自動車税を納めていないけれど車を売却することはできるのか」という疑問もありますが、自動車税が未納であっても車を売却することは可能です。

ただ車を売却してから、あなたの名義だった期間の自動車税が後日納付書が送られてきますので、その納付書で支払うことになります。

軽自動車は4月1日の時点で車を所有している方に1年分の自動車税が請求されますので、車を売却する時点で軽自動車税を納めていない場合は、1年分の軽自動車税を納める必要があります。

それに対してきちんと自動車税を支払っていて、年度途中に車を売却した場合は、買取業者によっては残りの期間の自動車税を返還してくれますよ。

言いかえると返還してくれない買取業者もありますので注意してくださいね。
自動車重量税や自賠責保険は、車検時に24ヶ月分を納めていると思いますが、これらに関しては買取業者から返還されるケースは少ないということも知っておいてください。

車を処分する場合は楽天オートの車の査定一括サイトを利用することで、車を高価買取してもらうことができますので、ぜひ利用してみてくださいね。

今回の記事を参考に、車の維持費の支払いが難しくなった場合は車を売って家計を楽にさせましょう。

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