「中古車を購入する予定だけど車庫証明を申請しないといけない…」
「車庫証明の手続きってどこで何をしたらいいんだろう?」
何て疑問はありませんか?
中古車で普通車を購入する場合は、車の保管場所を証明する「車庫証明」の交付を受ける必要があります。
また基本的に軽自動車は車庫証明の交付を受ける必要がありませんが、2018年5月現在では全国791の市のうち230市で軽自動車であっても車庫証明の交付を受ける必要があるとしています。
今回は車庫証明手続きを行なうところ、必要な書類や費用についてご紹介します。
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もくじ
車庫証明申請の手続き場所とその流れとは??

車庫証明の申請手続きについて解説していきます。
車庫証明の申請手続きはどこで行なうのか??
車庫証明の申請手続きは、お住まいの地域にある警察署で行ないます。
車庫証明の受付時間は都道府県により異なりますが、土日祝日、12月29日から1月3日を除く平日9~17時までの対応となっています。
車庫証明の申請をした際は、あなたが申請した駐車場が実在するのか、あなたが契約している駐車場には他の車が駐車されていないかの確認も、警察官が行ないます。
では車庫証明申請手続きの流れについて簡単にみていきましょう。
車庫証明の申請手続きの流れとは??
車庫証明書は以下のように、警察署に申請してから交付されるまでに1週間程の時間を要します。
それだけでなく後述しますが、車庫証明の申請書類の中には駐車場のオーナーに記載してもらう用紙があったり、駐車場オーナーの押印が必要ですので、それだけでも2~3日はみておく必要があります。
1. 駐車場確保 | ・自宅から直線距離で 2km 以内の駐車場を確保する。 |
2. 申請書類入手 | ・以下のいずれかの場所で申請書類を入手する ・警察署でもらう ・管轄の警察署ホームページから必要書類をダウンロードする ・中古車販売店でもらう |
3. 必要書類作成 | ・自身が記入するもの、駐車場オーナーが記入するものがあるので要注意 |
4. 警察署へ出向く | ・自動車保管場所証明申請手数料の支払い ・証明書の受け取り日の確認(通常は1週間程) ・引換券の受け取り |
5. 警察が駐車場確認 | ・車やものがおいてあると車庫証明が発行してもらえないので要注意 |
6. 警察署へ出向く | ・警察署に交付手数料と車庫証明書を受け取る |
車庫証明の申請手続きをするときは、表にあるように「自動車保管場所証明申請手数料」「交付手数料」を支払う必要があります。
これらの手数料は都道府県により異なりますので、あとにまとめてある表で確認してくださいね。
車庫証明に必要な書類や費用とは??

車庫証明に必要な書類とは??
車庫証明に必要な申請書類は合計6つあります。
書類を完成させるためには購入する中古車の車検証が必要です。
通常、中古車販売店は車の購入代金を支払ってから、またはローン契約が成立してからしか車検証のコピーを渡してくれません。
車検証は車の情報や個人情報が記載されている書類ですので、車の購入しないお客様に安易に渡すことができないのです。
車庫証明に必要な申請書類を記入するにあたっての注意点は以下の3点です。
・車庫証明の申請手続きに必要な書類は複写式になっているため、ボールペンで強く記入する
・車台番号などは数字とローマ字の組み合わせになっているため、「0」と「O」といった文字の区別がはっきりと分かるように記入する
・書き間違えた場合は修正液や修正テープで訂正するのではなく、訂正印を押したうえで訂正する
では具体的に6つの車庫証明に必要な申請書類をみていきましょう。
①自動車保管場所証明申請書(正副各1通)
この書類を完成させるためには以下の情報を記入する必要があります。
・車名
・型式
・車台番号
・自動車の大きさ(長さ・幅・高さ)
・自動車の使用の本拠の位置
・自動車の保管場所の位置
・申請する保管場所の使用者
・郵便番号
・住所
・氏名
・申請日
・電話番号
・押印
②保管場所標章交付申請書(正副各1通)
この書類を完成させるためには以下の情報を記入する必要があります。
・車名
・型式
・車台番号
・自動車の大きさ(長さ・幅・高さ)
・自動車の使用の本拠の位置
・自動車の保管場所の位置
・申請する保管場所の使用者
・郵便番号
・住所
・氏名
・電話番号
・押印
③所在図及び配置図(1通)
所在図及び配置図は基本的に駐車場オーナーが描くものですが、駐車場オーナーによっては駐車スペースを借りる本人に描かせたり、駐車場を管理している不動産屋が描く場合があります。
もし自分で描く場合は、車の保管場所の配置図(駐車場の間取図)は分かりやすく大きく描きましょう。
また保管場所の所在図(自宅から駐車場までの地図)は、手書きでもパソコンから印刷したものを添付しても受理されます。
自宅から駐車場までの直線距離も忘れずに記入しましょう。
④保管場所の使用権原書(1通)
駐車場オーナーが誰であるかにより必要な書類が異なりますので、以下の表を参考にしてください。
土地建物が自己所有の場合 | 土地建物が他人所有の場合 | 土地建物が共有の場合 | |
保管場所使用権原疎明書面 ( 自認書 ) | 必要 | 不要 | 不要 |
保管場所使用承諾証明書(承諾書) | 不要 | 必要 ※賃貸契約書のコピーで済む場合あり | 必要 ※共有者全員の署名と捺印も必要 |
⑤保管場所使用権原疎明書面(自認書)
保管場所使用権原疎明書面には、以下の内容を記入する必要があります。
・郵便番号
・住所
・氏名
・申請日
・電話番号
・押印
⑥保管場所使用承諾証明書
保管場所使用承諾証明書には、以下の内容を記入する必要があります。
・保管場所の位置
・使用者
・使用期限
・駐車場オ―ナーの郵便番号、住所、氏名、電話番号、押印
土地建物が共有の場合は、共有者全員の住所・氏名を記入し押印する必要があります。
書ききれない場合は「別紙記載」とし、別紙に共有者全員の住所・氏名の記入・押印しなければなりません。
車庫証明に必要な費用とは??

車庫証明を申請するには、警察署で「自動車保管場所証明申請手数料」「交付手数料」を支払う必要があります。
これらの手数料は都道府県によって金額が異なりますので、あなたのお住まいの都道府県の手数料はいくらなのかを確認してください。
軽自動車については車庫証明が必要である地域・必要でない地域がありますので、表に記載されているのは車庫証明が必要な場合の金額です。
都道府県 | 普通車 | 軽自動車 | 都道府県 | 普通車 | 軽自動車 |
北海道 | 2,750 円 | 550 円 | 大阪府 | 2,700 円 | 500 円 |
青森県 | 2,750 円 | 550 円 | 兵庫県 | 2,700 円 | 500 円 |
秋田県 | 2,650 円 | 500 円 | 京都府 | 2,500 円 | 500 円 |
岩手県 | 2,750 円 | 550 円 | 滋賀県 | 2,730 円 | 580 円 |
宮城県 | 2,600 円 | 500 円 | 奈良県 | 2,600 円 | 500 円 |
山形県 | 2,700 円 | 500 円 | 和歌山県 | 2,600 円 | 500 円 |
福島県 | 2,500 円 | 500 円 | 広島県 | 2,650 円 | 550 円 |
東京都 | 2,600 円 | 500 円 | 岡山県 | 2,830 円 | 600 円 |
神奈川県 | 2,600 円 | 500 円 | 山口県 | 2,700 円 | 600 円 |
千葉県 | 2,750 円 | 550 円 | 鳥取県 | 2,650 円 | 550 円 |
埼玉県 | 2,600 円 | 500 円 | 島根県 | 2,710 円 | 610 円 |
群馬県 | 2,500 円 | 500 円 | 香川県 | 2,500 円 | 500 円 |
栃木県 | 2,620 円 | 520 円 | 愛媛県 | 2,500 円 | 500 円 |
茨城県 | 2,600 円 | 500 円 | 徳島県 | 2,500 円 | 500 円 |
山梨県 | 2,500 円 | 500 円 | 高知県 | 2,700 円 | 500 円 |
長野県 | 2,600 円 | 500 円 | 福岡県 | 2,750 円 | 550 円 |
新潟県 | 2,700 円 | 500 円 | 佐賀県 | 2,750 円 | 500 円 |
富山県 | 2,500 円 | 500 円 | 長崎県 | 2,750 円 | 550 円 |
石川県 | 2,500 円 | 500 円 | 熊本県 | 2,750 円 | 550 円 |
愛知県 | 2,700 円 | 500 円 | 大分県 | 2,750 円 | 550 円 |
岐阜県 | 2,700 円 | 500 円 | 宮崎県 | 2,750 円 | 550 円 |
三重県 | 2,700 円 | 500 円 | 鹿児島県 | 2,750 円 | 550 円 |
静岡県 | 2,700 円 | 500 円 | 沖縄県 | 2,750 円 | 500 円 |
福井県 | 2,600 円 | 500 円 |
※2018年5月現在
中古車購入に必要な資金を少しでも多く得る方法とは??

中古車を購入する場合は、車両本体価格だけでなく法定費用や諸費用など、さまざまな費用がかかりますので、中古車を購入する前に中古車販売店に見積りをだしてもらうことをおすすめします。
予算が分かれば、今乗っている車を買取業者に買取ってもらいましょう。
とはいっても買取業者を1軒ずつ回るのではなく、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」で効率よく売ることをおすすめします。
一括査定サイトを利用すると、複数の買取業者があなたの車の買取相場を、電話またはメールで教えてくれます。
この時点であなたが希望する買取金額に達していない買取業者は、査定を依頼しなくていいでしょう。
できるだけ高く買取相場を出している買取業者に査定を依頼すると効率がいいですよ。
一番高い買取金額をつけてくれた買取業者に車を売って、中古車購入に必要な資金を少しでも多く得ることができますね。
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さいごに

今回は車庫証明手続きを行なうところ、必要な書類や費用についてご紹介しました。
車庫証明は警察署で申請するのですが、申請書類は自分が書くものだけでなく、駐車場オーナーまたは不動産屋に書いてもらわなければいけない書類もありますので、すべての書類がそろうまでには時間がかかることを留意しておいてください。
車庫証明の手続きは中古車販売店でも行なってくれますが、代行を依頼したところで中古車販売店がやってくれるのは、警察署に申請書類をもっていって、車庫証明の交付日になると警察署に取りに行ってくれるだけです。
たったこれだけの代行なのに、代行手数料は20,000円程とられる場合があります。
つまり代行を依頼したところで、書類の作成まで代行してもらえるわけではないことを知っておいてくださいね。
また余計な代行手数料を支払うくらいなら、自分で車庫証明手続きをしたほうがいいですよ。
今回の記事を参考に、スムーズに車庫証明の手続きを進めてくださいね。
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