「中古車を購入予定だけどどのくらい値引きしてくれるものなんだろう?」
「値引きの額って車の種類によって違うものなの?」
何て疑問はありませんか?
中古車であっても交渉次第では値引きに応じてくれる中古車販売店はあります。
もちろん値引金額については限度がありますので、無茶な値引交渉をするのではなく、ある程度の相場を知っておくことが大切でしょう。
今回は中古車の値引きの限界はいくらくらいなのか、相場はどれくらいなのかについてご紹介します。
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もくじ
中古車の値引金額や相場はどれくらいなのか??
中古車の値引金額の限界は車両本体価格の3~15%が相場
新車では車両本体価格の5~30%程の値引きをしてくれる場合がありますが、中古車は新車より車両本体価格が安いため、新車ほど大幅な値引きは期待できません。
中古車の値引相場は車両本体価格の3~15%程となっています。
金額では1~20万円程ですので、何十万円も値引きされた場合は、かなり中古車販売店が頑張ってくれたと思っていいでしょう。
またこれらの値引金額については、車種やボディタイプによって大きく変わります。
以下の表はボディタイプ別に値引割合についてまとめたものです。
ボディタイプ | 特徴 | 値引割合 |
軽自動車 ( 例 ) ムーヴ… | 軽自動車税などの税金が安く2台以上の所有にも適している 数十年前の軽自動車と比較すると燃費が大幅に向上している ハイトールワゴンは車内空間が広く人気がある | 0.03 |
コンパクトカー ( 例 ) フィット… | 5ナンバー・7ナンバー車の中でも小型のボディをしている 運転がしやすく街なかの運転に適している 軽自動車と比較すると車内空間がせまい傾向がある | 0.03 |
ミニバン ( 例 ) ヴォクシー… | 7・8人乗りであるため子どもがいる世帯に人気がある 乗降性を高めた装備が充実している ミニバンの中でも大きな高級車では400万円超えの車もある | 0.15 |
セダン ( 例 )LS … | 車内空間はせまいが安定した走行を実現している 外観がスマートで高級感があふれる雰囲気がある 他のボディタイプより人気がなく競争は激しくない | 0.1 |
SUV ( 例 ) ハリアー | スタイリッシュかつ野性的なデザインで人気がある 悪路であっても走行が安定しており都会での走行もスムーズである エンジンパワーも強いため快適なドライブが実現できる | 0.15 |
値引割合は、車両本体価格を基準に何%の割引がされるのか、その最高金額を示したものです。
つまり車両本体価格が100万円の軽自動車の場合は、3%が値引割合の限界ですので、3万円を上限として値引きされる場合があるということです。
ではそれぞれのボディタイプごとに、値引きに関する詳細をみていきましょう。
軽自動車
軽自動車を所有している方が多い中、軽自動車の値引割合の限界は3%程です。
この結果をみてショックを受けていらっしゃる方が多いと思いますが、中古車販売店も軽自動車をお客様に売ったところで、それほど大きな利益が入ってくるわけではありません。
そもそも軽自動車は新車車両本体価格が、普通車と比較するとかなり安くなっていますよね。
つまり軽自動車は新車として販売したとしても、それほど大きな利益は見込めないのです。
ただ最近の軽自動車は普通車に負けないような安全装備・快適装備を搭載しており、新車車両本体価格が200万円を超える車種もあります。
そのような軽自動車の場合は、値引割合は5%程、金額にすると10万円程値引きしてくれるときもあります。
コンパクトカー
最近の人気が上昇しているコンパクトカーの値引割合の限界は3%程です。
若年層はコンパクトカーをメインにしている方が多く、夫婦では家事をしている方がおもに乗るためのセカンドカーにしていらっしゃるところが多くなっています。
2018年5月現在ではコンパクトカーより軽自動車の人気が高い状態ですので、コンパクトカーは値引割合の限界は3%程にしかならないのです。
ミニバン
2018年5月現在で、ミニバンの人気は圧倒的に高くなっています。
ミニバンの所有者のほとんどは家族世帯であり、トヨタ・アルファードのような高級ミニバンともなると、エグゼクティブラウンジというグレードで車両本体価格が770万円程もするのです。
それでも需要があるのがすごいですよね。
ミニバンは車両本体価格の15%程まで値引きが可能であるほど値引割合が高くなっています。
なぜならミニバンはもともと人気が高いため、中古車販売店は多くの利益を見込んで販売価格をつけています。
例えば400万円で販売されている高級ミニバンの中古車であれば、利益を70~90万円程見込んで販売価格をつけているのです。
ミニバンは人気があるので今後も値引割合が高い状態が続くでしょう。
セダン
セダンだけでなくステーションワゴンは不人気ではありますが、今も昔も「高級車」と呼ばれる車種が多いのは間違いありません。
高級車であるがゆえに、不人気であっても値引割合は10%程ついているのです。
SUV
SUVは2000年に入ってから人気が上昇してきたボディタイプです。
ミニバンと同様にSUVも大きな利益を確保しているといえますので、値引割合に関しても大きく期待がもて、SUVの値引割合は15%程となっています。
ということは人気のSUVの中古車車両本体価格が300万円であれば、15%の値引きになるとすれば、250万円前後まで値引きしてもらえる可能性があるのです。
中古車の値引割合が車両本体価格の「3~15%」と変域が大きい理由は??
先ほどは車種やボディタイプによって値引割合が異なるとお伝えしました。
値引割合の変域が幅広い理由は以下の2つあります。
仕入れルートや仕入金額が影響している
中古車販売店によって仕入れルートが異なる点、業者オークションでいくらで仕入れられたかが異なる点などがあります。
中古車販売店はお客様から車を「下取り」で仕入れることがありますが、下取りはお客様から直接かなり安い値段で車を買取ることができるのです。
また業者オークションは、中古車販売店の方しか入ることができないオークションで、一般の方からすると驚きの価格で車を購入(仕入れ)することができます。
このように中古車販売店は、業者オークションで安く車を仕入れることができますので、自分の販売店で車を売れば利益が出るのです。
安く仕入れることができたのなら、値引割合を高くするなどの調整がしやすくなります。
しかし車を安く仕入れることができなかった場合は、値引割合は高くできません。
このように値引割合は仕入れ価格の状況によって異なるために、値引割合には大きな変域があるのです。
中古車ディーラーか中古車販売店によって値引割合の大きさが異なる
中古車ディーラーは、基本的に値引割合はかなり低いものとなっています。
そもそもディーラーは新車の販売することですので、中古車の販売に力は入れていませんし、中古車を値引きしてまで販売するつもりはありません。
新車を購入するお客様から下取り車を手に入れて、下取り価格より少し利益を上乗せした販売価格をつけていることが多いため「もともと安くしているから値引交渉には応じない」という姿勢をとっています。
値引交渉したとしても、しつこく値引交渉すると商談を打ち切られる場合もありますよ。
それに対して中古車販売店は、大手中古車販売店から個人経営の中古車販売店までさまざまです。
中古車販売店は、売れそうな車を業者オークションなどを経て仕入れし、それを販売店で販売します。
ただうまく仕入れした中古車がスムーズに売れるわけではないので、在庫として残ることがないよう、お客様が値引交渉した場合は、基本的には受け入れてくれます。
値引割合に関しては、先ほどお示しした通りですので、中古車販売店の営業マンに交渉してみましょう。
値引交渉の際は、営業マンも人間ですのでしつこく値引交渉するのは嫌がられますので、お互い気持ちの良い取引を心がけましょう。
さいごに
今回は中古車の値引きの限界はいくらくらいなのか、相場はどれくらいなのかについてご紹介しました。
中古車の値引金額の限界は車両本体価格の3~15%が相場ですが、車種やボディタイプによって異なりますので、今回お示しした割合を目安にしてくださいね。
今回の記事を参考に、中古車販売店と気持ちの良い交渉を行なってくださいね。
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