「任意保険の満了日がもうすぐだから、これを機に車を買取りに出そう…。まずは何から手続きすれば
いいのかな??」
車を所有している方は自賠責保険には必ず加入されていますが、それに合わせて任意保険に入られている方が多くいらっしゃいます。
自賠責保険は基本的に24ヶ月を1期間として加入しますが、任意保険は1年単位加入します。
その任意保険が満了日に合わせて車を買取りに出すかたも多いはず。
そのときは何の手続きから始めていけばいいのでしょうか??
今回は任意保険の更新時期に車を売る際に、何から手続きすればいいのかについてご紹介します。
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もくじ
任意保険とはどのような保険なのか??
なぜ任意保険の制度があるのか
任意保険は自賠責保険のように強制的に加入する保険ではなく、自分で加入したい保険会社を選んで入るものです。
車を所有している方の7割以上が任意保険に加入しているのですが、それには自賠責保険の補償内容に不安を感じる方が多いからのようです。
以下の表は自賠責保険の補償内容をまとめたものです。
種類 | 補償内容 |
①傷害による損害 | 限度額は被害者 1 人につき 120 万円 |
②後遺障害による損害 | 神経系統の機能や精神・胸腹部臓器への著しい障害で介護を要する障害 常時介護を要する場合(第1級)の限度額は被害者1人につき4000万円 随時介護を要する場合(第2級)の限度額は被害者1人につき3000万円 上記以外の場合(第1~14級)の限度額は被害者1人につき75~3000万円 |
③死亡による損害 | 限度額は被害者 1 人につき 3000 万円 |
上記の範囲を超えた補償に関しては、自分で補償しなければいけません。
人身事故で死亡事故を引き起こした場合、電車と衝突して鉄道会社が運休した場合の補償など、とてもではありませんが自分の力では支払いきれない部分が出てくる可能性はゼロではありません。
そのためにも多くの方が任意保険に加入し、超えた分の補償をカバーしようとしているのです。
任意保険料を支払うタイミングは??
任意保険に加入する場合は、自分で加入したい各保険会社の補償内容やサービスをみて、どこの保険会社に加入するかを決めなければいけません。
保険会社が決まれば電話やメールなどで問い合わせをして加入手続きを行ないます。
加入手続きが完了すると任意保険料の支払いをするのですが、任意保険料の支払いは「年一括払い」「分割払い」によって支払い期限・支払い方法が異なります。
年一括払いの場合
支払い方法は各保険会社によりますが、ダイレクト自動車保険のチューリッヒではクレジットカード払い・コンビニ払いが可能で、支払い期限は「保険始期日の前日まで」となっています。
また他の支払い方法では銀行振込を選択することもでき、その場合は「保険始期日の前日までに着金」となっています。
ただし自動車保険への加入が初めての車の場合はこの支払い方法は利用できません。
年一括払いの場合は、おおおそ「保険始期日の前日まで」に支払うことを目安にするといいでしょう。
分割払いの場合
東京海上日動などの代理店型保険を例にあげると、銀行口座から毎月期日に引き落としされるケースが多いです。
それに対してダイレクト自動車保険では銀行口座から引き落としで支払う方法もあれば、クレジットカードの分割払いで支払うケースもあります。
銀行口座の場合は各保険会社が指定する日が支払い期限になり、クレジットカード会社を利用した場合はクレジット決済される日が任意保険料支払いの期限となります。
支払い期限や支払方法は各保険会社によって異なりますので、ご自身で確認を行なってくださいね。
任意保険満了日に合わせて車を買取りに出すための手順とは??
任意保険の満了日に合わせて車を買取りに出す場合はどのような手順を追っていけばいいのかについてみていきましょう。
車に乗らない日はいつかを確定する
任意保険を解約する場合、基本的には車を買取業者に引取ってもらい、名義変更手続きが完了した日に任意保険を解約するのがベストです。
しかしあなたが車に乗らなければ任意保険をかけ続けている意味はないので、買取業者に車を引取ってもらった日に、任意保険を解約するのも1つの方法でしょう。
もうすでに車に乗る予定がないのであれば、任意保険を解約してしまっても構いません。
いずれにしても買取業者に車を引取ってもらわなければいけません。
買取業者に車を査定してもらう
まずは買取業者に連絡をして、車の査定を行なってもらう日を決めましょう。
車を買取りしてもらうときは1社だけに依頼するのではなく、複数の買取業者に査定を依頼して、一番高い買取金額をつけてくれたところに車を売ることを心がけましょう。
査定金額に納得がいけば、買取業者によってはそのまま車を引取ってくれるところもあります。
車が完全に手から離れれば任意保険をかけている必要はありませんので、それまでに任意保険を解約してください。
任意保険会社に解約の連絡をする
解約するときは次の任意保険料の支払日より前に解約しなければいけません。
年間払いにしている場合は、保険満了日および保険料支払い日を過ぎてから解約しては手遅れですからね。
手遅れといっても支払った保険料が戻ってこないわけではありませんので、これについてはあとでご説明します。
車を手放す日が確定すれば「○○日に解約をお願いします」と伝えると、任意保険を解約することができますよ。
解約した後は、任意保険会社によっては解約通知書が届きますので、その書類を受け取れば解約は完了します。
任意保険を解約するときの注意点とは??
任意保険を解約するときは、任意保険の制度をうまく利用することでお得に解約することができますので、ここでどのような制度があるかを知っておきましょう。
この先車に乗ることがない場合は「先付け解約」
先付け解約という制度は、車の永久抹消登録手続き完了日を前もって任意保険会社に伝えておくことで、その日になれば任意保険を解約できる制度です。
永久抹消登録手続きをするということは、まず解体業者や廃車買取業者に車をスクラップの依頼をしなければいけません。
自分で解体業者にスクラップを依頼した場合は、スクラップ後解体業者はあなたに「使用済自動車引取証明書」を郵送しますので、その証明書と以下の書類をもって陸運局へ出向く必要があります。
●車検証 | ●印鑑証明書 | ●実印 |
●ナンバープレート前後 2 枚 | ● 使用済自動車引取証明書 |
あとは陸運局現地で「申請書(OCRシート3号の3)」「手数料納付書」「自動車税申告書」を作成して陸運局へ提出すれば永久抹消登録手続きが完了します。
この手続きが完了する日を任意保険会社に伝えておくのです。
また廃車買取業者に廃車を依頼する場合は、廃車買取業者にいつ永久抹消登録手続きを終える日を聞いてから任意保険会社に先付け解約の手続きをとってくださいね。
車を買い替える場合は「車両入替申請」「中断証明書申請」
今後少しでも車を購入する予定がある場合は、任意保険を解約してはいけません。
任意保険を解約してしまうと、これまでに蓄積してきたノンフリート等級(無事故割引)がリセットされてしまい、初めて任意保険を契約したときの6等級に戻ってしまうからです。
任意保険は契約後1年ごとに、任意保険から保険料を支払ってもらうことがなければ等級が1級ずつあがっていき、等級があがる度に保険料が割引になります。
もしすぐに乗りかえる車がある場合は「車両入替申請」を行なってください。
車両入替申請は、保険の対象となる車を別の車に変更するという手続きで、保険内容や割引されている保険等級もそのままスライドしてくれます。
もし新しい車に乗る予定がない場合は「中断証明申請」の手続きを行なうといいでしょう。
中断証明書を発行することで、中断証明申請をしたときに等級から任意保険を始めることができますよ。
解約するタイミングをしっかり見極める
任意保険を解約するときは保険満了日に解約するのがベストなのです。
なぜなら保険の等級は保険を契約してから1年ごとに上がるからです。
もし保険満了日の1日前に保険を解約してしまうと、等級が上がらないので非常にもったいないですよ。
次の1年の保険料が発生するタイミングと保険満了日をしっかり見極めて保険を解約しましょう。
任意保険の解約したときに還付金はあるのか??
任意保険を「年一括払い」している場合
先ほど少しお伝えしましたが、任意保険料を年一括払いしている場合、保険期間の途中で保険を解約したときは保険料が戻ってきます。
計算方法としては「解約返戻金=年間保険料×(1-契約が経過した期間に対応する短期率)」で計算します。
公式の中にある「短期率」については、以下の数値を使うことになっています。
経過期間 | 7 日まで | 15 日まで | 1 ヶ月まで | 2 ヶ月まで | 3 ヶ月まで | 4 ヶ月まで | 5 ヶ月まで |
短期率 | 0.1 | 0.15 | 0.25 | 0.35 | 0.45 | 0.55 | 0.65 |
経過期間 | 6 ヶ月まで | 7 ヶ月まで | 8 ヶ月まで | 9 ヶ月まで | 10 ヶ月まで | 11 ヶ月まで | 12 ヶ月まで |
短期率 | 0.7 | 0.75 | 0.8 | 0.85 | 0.9 | 0.95 | 1 |
短期率とは解約返戻金の計算に用いる率で、その数値は解約までの期間での契約を結んだと仮定した場合に、年間保険料に対してどれくらいの保険料金になるかを表しています。
経過期間が「10ヶ月まで」の時点で解約すると、短期率が90%です。
つまり10%分しか保険料は戻ってこないため、2ヶ月分の保険料が戻ってくるわけではありません。
例えば年間の任意保険料が50,000円、保険を契約してから9ヶ月と25日たちました。
このときに解約する場合は、端数の日数は切り上げて考えますので、この場合は10ヶ月経過していると計算します。
先ほどの表を利用すると「10ヶ月まで」の区分をみることになるため90%となっていますね。
つまり任意保険を解約したときに戻ってくるお金は50,000円×(1-0.9) = 5,000円となります。
単純計算で戻ってくる保険料が計算できるわけではないことを知っておいてくださいね。
任意保険を「分割払い」している場合
任意保険料を分割払いにしている場合は、月割りの計算を行ないます。
任意保険の期間が5ヶ月未満ですでに6ヶ月目の保険料金が引き落とされている場合は、1ヶ月分がそのまま戻ってくるのです。
ただし口座振替のように、保険始期日よりもあとに引き落としが行なわれる場合は、逆に1ヶ月分の追加保険料を請求される場合もありますので注意してください。
任意保険の更新時期に車を高価買取してもらう方法とは??
車を買取りしてもらうときに任意保険の満了日に合わせて車を手放すためには、まずあなたが自分の任意保険の満了日、保険料の支払い日を知っておくことが必要です。
また車を買取りに出すときは、任意保険満了日から数週間程度、余裕をもって買取りに出す必要があります。
任意保険の満了日に合わせて買取業者を1軒ずつ当たっていく方法がありますが、その方法では買取業者を探すだけでも時間がかなりかかってしまいます。
車を早く・高く買取りしてほしい場合は、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」の利用をおすすめします。
一括査定サイトは、サイト上にある査定依頼フォームに個人情報と車両情報を入力するだけで、複数の買取業者に車の買取査定を依頼することができます。
どこの買取業者に査定を依頼するかはあなた次第ですが、できるだけ多くの買取業者に査定を依頼すれば買取金額を比較することができますよ。
一番高い買取金額をつけた買取業者に車を買取りしてもらうことでお得に車を手放すことが可能です。
車の査定日時はあなたの希望を聞いてもらえますので、可能であれば1日に複数の買取業者の査定を受ければその日に車を売却する業者を決めることができるでしょう。
買取業者さえ決まれば、あとは車の引取日を聞けば任意保険を解約することができますね。
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任意保険の更新時期に車を高価買取してもらう方法とは??
今回は任意保険の更新時期に車を売る際に、何から手続きすればいいのかについてご紹介しました。
まずは自分が加入していた任意保険の満了日と、保険料の支払い日を確認してください。
任意保険を解約するタイミングは保険の満了日を狙わなければ、保険の等級があがりませんでしたね。
つまり保険の満了日に合わせて保険を解約すれば、次の保険料を払うことなく任意保険を解約することができるのです。
ということは、保険満了日に合わせて車を買取業者に引取りしてもらう必要がありますので、一括査定サイトを利用して紹介してもらった買取業者と入念に打ち合わせをしてください。
もし満了日を過ぎて保険料を支払ってしまった場合は、保険の還付制度もありますので、記事を参考に
活用しましょう。
今回の記事を参考に、任意保険の更新時期に合わせてお得に車を買取りしてもらってくださいね。
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