「モデルチェンジで中古車が安くなるって本当?」
「モデルチェンジがあると中古車が安くなるのはなぜなの?」
何て疑問はありませんか?
中古車は新車ほど大幅な値下げは期待できませんが、中古車販売店が値下げするタイミングがいくつかあります。
その中でも新車がモデルチェンジして販売されたあとは、1つ以上型の古い車は値下がりするといわれますが本当なのでしょうか??
今回はモデルチェンジで中古車は値下がりするのか・買い時なのかについてご紹介します。
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モデルチェンジ後に中古車は値下がりするのか??

モデルチェンジ後に中古車が値下がりするのかについて解説します。
車のモデルチェンジとは??
モデルチェンジには2つの種類があります。
マイナーチェンジ
マイナーチェンジとは、現行モデルをもとに外装・内装のデザイン変更、安全装備・快適装備の追加、問題点の改良など、細かい部分を修正することをマイナーチェンジといいます。
一般にマイナーチェンジ前の車は「前期型」、マイナーチェンジ後の車は「後期型」といいます。
なかにはマイナーチェンジを2度繰り返した車もあり、その場合は「前期型」「中期型」「後期型」と区分します。
フルモデルチェンジ
フルモデルチェンジとは、外装・内装のデザイン・設計・エンジンなど大幅に変更を加えるのがフルモデルチェンジです。
フルモデルチェンジ後は車名は変わりませんが、見た目が全然違う車になることが一般的です。
モデルチェンジの周期はどれくらいなのか??

モデルチェンジが行なわれる時期は、メーカーや車種によって異なりますが、おおよそ2~6年周期でモデルチェンジする車が多くあります。
自分の好きな車種がある場合はとくに、車がいつモデルチェンジするのかを知りたいですよね。
しかし車がいつモデルチェンジするのかは、ディーラーの営業マンですら新型販売前の1ヶ月程前でしか明確な日が分かりませんので、私たちはネットや雑誌に掲載される情報をみてモデルチェンジの日を知るしかありません。
もしあなたがディーラーのお得意様であったり、ディーラーの営業マンとの距離が近い場合は、モデルチェンジされる1ヶ月程前にディーラーに届く仮カタログを見せてもらうことはできることが多いです。
ただ基本的には自分からモデルチェンジのことについて尋ねないと、ディーラーの営業マンは教えてくれないケースがあります。
なぜならモデルチェンジされることで、現行モデルの車を在庫として抱えるのはディーラーにとって本意ではないからです。
ディーラーの営業マンからするとモデルチェンジした車を購入してほしいところではありますが、できるなら現行モデルの車を売りきってしまいたいですからね。
しかし過去の裁判の判例で、モデルチェンジに関する情報を隠して現行モデルの車を商談することは違法という判決が出たこともありますので、ディーラーの営業マンからすると微妙な話しです。
先ほどお伝えしたようにディーラーの営業マンに聞く以外にも、ネットや雑誌にモデルチェンジの情報は掲載されますので、随時チェックしておくといいでしょう。
モデルチェンジからみる中古車の買い時はいつなのか??

中古車の買い時はモデルチェンジの後が一番有力です。
その理由は次の3つがあります。
買い替えが増え旧モデルの在庫があふれる
モデルチェンジの中でも、とくにフルモデルチェンジがあった場合は、一新された新型モデルに乗りたいと思うユーザーが車を買い替えていきます。
人気車種であったり、長年フルモデルチェンジをしなかった車であるほど買い替えが増える傾向にあります。
マイナーチェンジの場合はフルモデルチェンジのときほどではありませんが、前期型から後期型に車の買い替えがすすむと、前期型の車が中古車市場にたくさん出回るため、中古車の価格が下がります。
旧モデルの新車の価格が下がる
モデルチェンジが行なわれた場合、新車を販売しているディーラーでは旧モデルの車が一気に売れなくなります。
むしろディーラーも新型モデルの車を積極的に売っていきたいと思っていますし、旧モデルの在庫を1日でも早く売りきってしまいたいと思うため、新車販売価格を下げてきます。
中古車相場は新車価格に直接影響を与えるため、中古車価格も自然と下がっていきます。
古い車というイメージがつく
街なかを走っている車をみると、同じ車種でも新型モデルの車と旧モデルの車を見かけたら、どうしても旧モデルは「古い」「一世代前の車」というイメージがついてしまいます。
古い車というイメージが自然についてしまいますので、もちろん旧モデルの新車価格に影響が出ますし、中古車価格にも影響を与えてしまいます。
モデルチェンジによる中古車価格の下落はどれくらいなのか??

中古車価格の下落については、メーカー・車種などにより差がありますが、ここでは一例としてトヨタの人気車種であるアルファードについてみていきます。
以下の表はアルファードの下取り価格の推移を示したもので、3つのグレードを平均して、ある年代を基準に下落率を算出したものです。
年式 | 240X 2WD | 240S 2WD | 240G 4WD | 左記平均金額 | 下落率 | 下落率 | |
8 人乗り | 7 人乗り | 8 人乗り | ( 万円 ) | (3 年落ち基準 ) | (5 年落ち基準 ) | ||
2014 | ― | ― | 286 | 286 | ― | ― | |
2013 | 1 年落ち | 224 | ― | 265 | 244.5 | ― | ― |
2012 | 2 年落ち | 213 | 246 | 252 | 237 | 1.06 | 1.187 |
2011 | 3 年落ち | 200 | 230 | 237 | 222.33 | 1 | 1.1135 |
2010 | 4 年落ち | 192 | 221 | 226 | 213 | 0.958 | 1.0668 |
2009 | 5 年落ち | 180 | 207 | 212 | 199.67 | 0.8981 | 1 |
2008 | 6 年落ち | 167 | 193 | 197 | 185.67 | 0.8351 | 0.9299 |
2008 年 5 月フルモデルチェンジ |
|||||||
2008 | 6 年落ち | 105 | 135 | 158 | 132.67 | 2.3006 | 0.7145 |
2007 | 7 年落ち | 93 | 120 | 139 | 117.33 | 2.0347 | ― |
2006 | 8 年落ち | 81 | 104 | 116 | 100.33 | 1.7399 | ― |
2005 | 9 年落ち | 63 | 82 | 90 | 78.33 | 1.3584 | ― |
2004 | 10 年落ち | 45 | 61 | 67 | 57.67 | 1 | ― |
2003 | 11 年落ち | 37 | 49 | 54 | 46.67 | 0.8092 | ― |
2002 | 12 年落ち | 30 | 40 | 44 | 38 | 0.659 | ― |
※「―」は算出できない箇所
アルファードのような人気車種は、現行モデルの値落ちが少ないことが分かります。
例えば3年乗って車を売った場合の平均金額が222.33万円で、さらに2年経って5年乗ったとしても199.67万円までしか下がっていませんよね。
つまり5年落ちでも3年落ちの89.81%でたった1割ほどの下落にしかなっていないのです。
しかし、2008年の6年落ちでは、同じ年式であるのにフルモデルチェンジされて旧モデルになると、一気に現行モデルの185.67万円から132.67万円と、53万円も値下がりしています。
現行モデルからみると旧モデルは71.45%ですので、3割も下落していることが分かりますね。
先ほどお伝えしたように3年落ちでも5年落ちでも1割しか落ちていないのですから、単純にフルモデルチェンジされて現行モデルなのか、旧モデルになったのかの差なのです。
つまり車を高く売りたい場合はフルモデルチェンジされる前の現行モデルの間に売るのがいいわけです。
フルモデルチェンジを機に安心した中古車をねらうためには??

ディーラーの展示車や試乗車をねらう
ディーラーには展示車や試乗車が準備されているわけですが、フルモデルチェンジが行なわれると車が入れ替えられますので、これらの車は中古車市場に出回ることになります。
1つのディーラーにある展示車・試乗車の数は知れていますが、フルモデルチェンジが行なわれるとすべてのディーラーの展示車・試乗車が中古車市場に集まりますのでかなりの台数になります。
展示車・試乗車は積算走行距離が少なく、何といってもディーラーできちんと整備されている車ですので、状態の良い車ばかりなのですので、これらの車はねらい目です。
また世の中にフルモデルチェンジが発表された直後は、次の新しい型の車が販売されるわけですから、現行モデルの車は新車であっても中古車であっても値引きに応じてくれる可能性が高くなります。
これに加えて他社メーカーのライバルカーがフルモデルチェンジすると、その車に流れる人が増える可能性があるため、いつもより値引きの幅が大きくなるなどの傾向もあります。
旧モデルの中古車をねらう
フルモデルチェンジが行なわれると新型の車に買い替える人がたくさんいます。
ということはこれまで乗ってきた旧モデルの車はディーラーや中古車販売店に引取りしてもらうことになりますから、フルモデルチェンジ後は旧モデルの中古車が多くなります。
台数がたくさんあるということは比例して中古車価格が下がりますので、1つ前の型の車でもお得に購入できることからねらい目になります。
レンタカーで使用されていた中古車をねらう
街なかにはさまざまなレンタカー会社がありますが、メーカー系のレンタカー会社はフルモデルチェンジが行なわれると順次車の入れ替えを行ない、旧モデルの車は中古車市場に出します。
新型のレンタカーを導入することで、実際にその車に乗ることができ、車に満足がいった場合は新車を購入してもらえるかもしれないという宣伝効果になりますよね。
レンタカーとして使用される車は基本的に1年車検ですので、車の安全保安基準を満たしており、日々の点検が行き届いていますのでねらい目です。
モデルチェンジ後の中古車をお得に購入する方法とは??

モデルチェンジ後の中古車は大幅に値下がりするとお伝えしてきましたが、そうとは言っても1つ前の旧モデルだと何百万円もの購入資金が必要です。
値下がりしているとはいえ、まとまったお金が必要ですので、そんなときに利用をおすすめするのが、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」です。
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さいごに

今回はモデルチェンジで中古車は値下がりするのか・買い時なのかについてご紹介しました。
トヨタ・アルファードで例を示したように、モデルチェンジが行なわれると中古車価格が一気に下落したことがお分かりいただけましたね。
同じ年式の車であってもモデルチェンジ前後では中古車価格が大きく異なりました。
車を高く売りたい場合はフルモデルチェンジされる前の現行モデルの間に売るのがいいですし、中古車の買い時はモデルチェンジ後がいいでしょう。
同じモデルチェンジでも、フルモデルチェンジであればマイナーチェンジよりさらに中古車価格は下落しますので、そこが中古車を購入するベストな買い時といえます。
もし中古車の購入資金を簡単に作りたい場合は、車の一括査定サイトを利用して、今乗っている車を高価買取してもらってくださいね。
今回の記事を参考に、中古車の買い時を知っていただきモデルチェンジの時期を見計らって中古車を購入してみてはいかがでしょうか??
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