「車を購入予定だけど、新車と中古車で迷う…」
「新車と中古車ってそれぞれどういうメリットデメリットがあるんだろう?」
何て疑問はありませんか?
新車は最新装備が搭載されていますし、いち早く新車に乗ることで街の人からも注目を浴びることは間違いありません。
しかし新車はどうしても値段が高くてなかなか手が届きませんよね。
中古車は新車ほど最新装備がついていないとしても、高年式の中古車にはさまざまな快適装備・安全装備がついていますし、何といっても新車ほど高額にならないため購入しやすいです。
このように新車と中古車にはそれぞれに特徴があります。
今回は新車と中古車ではどちらがお得なのか、メリット・デメリットにはどのようなものがあるのかをご紹介します。
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もくじ
新車・中古車を金銭面で比較するとどうなのか??
まずは新車と中古車の金銭面で比較しました。
購入時の初期費用
車を購入するときは車両本体価格だけでなく、税金、保険料、代行手数料など、さまざまなお金が必要です。
車両本体価格
例えば車の購入資金が200万円の場合、同じ予算であれば中古車のほうが高車種、高グレードの車に乗ることができます。
購入資金が200万円でミニバンを購入する場合、新車だとノア、ヴォクシー、セレナなどでも手が届きません。
ところが同じ予算で中古車だと、再高級ミニバンのアルファードやヴェルファイア、エルグランドが購入できる範囲になってきます。
またレクサスのLSのような高級車も、新車であると1000万円を超えるものもありますが、中古車であると半額以下で購入できます。
このように購入資金面でみると中古車はかなりお得であることが分かりますね。
またあまり馴染みがないかもしれませんが、最近ではオートバックスなどの量販店で新古車(登録済未使用車)が販売されています。
誰も使用していない新車状態の車(積算走行距離が10kmなど)を、新車よりも安く買えるのでお得です。
税金
中古車の場合は購入時の税金が安くすむ場合が多いです。
車検が残っている中古車を購入する場合は、基本的に購入金額の中に自動車重量税は含まれていますし、自動車取得税は年式が古くなるにつれて安くなっていきます。
それに対して新車は自動車税、自動車重量税、自動車取得税を全額支払う必要がありますが、エコカー減税対象車の場合は、自動車重量税・自動車取得税が最大100%免税となり、新車を購入した翌年度の自動車税も最大75%減税になります。
中古車でもエコカー減税対象車になっているものがありますが、新車ほど減税率は高くありません。
値引額
最近では新車を購入するときに値引きされることが当たり前のようになっていますが、その値引額はお客様や営業マンによって異なります。
新車の値引率の相場は新車本体価格の10~20%であり、金額でいうと40万円以内の値引額が相場になります。
それに対して中古車を購入するときに基本的に値引きはありません。
最近ではネットで同じような車種、年式、積算走行距離、グレードの中古車の価格を比較することができますので、中古車販売店は表示している金額が利益を出すための限界の価格といえます。
ローンの金利
新車でローンを組むときは基本的に提携会社のローンを利用するか、銀行系ローン、オートローンを組むことになり、その金利は1~5%程です。
それに対して中古車を購入する際の金利はオートローンを組んだとしても借りる金額が少ないほど金利は高くなりますので3~10%程になります。
維持費
車を維持するためにはガソリン代、保険料、メンテンナンス費用などがあります。
任意保険料
車の保険は大きく分けると、自賠責保険と任意保険があります。
自賠責保険は加入が義務づけられている保険で、車の排気量ごとに金額が決まっており、新車でも中古車でも金額は変わりません。
任意保険は車の使用者が任意で加入する保険で、新車の場合は任意保険会社によっては新車割引というものがあり、2~25%程の保険料の割引で受けることができます。
中古車の任意保険料は車種によって異なりますが年式が古くなるほど安くなります。
任意保険料が安くなるということは事故をしたときに支払われる補償金額も少なくなります。
メンテナンス費用
中古車はこれまでの所有者がどのように車を扱っていたかによっては不具合が出る可能性が高いですし、部品の経年劣化もありますので、メンテナンス費用は高くなります。
ただ新車であっても工業製品であることから不具合を起こすものもありますし、中古車でも自分が乗り潰すまで不具合が出ないものもあることは知っておいてください。
新車で不具合が起きた場合は一般保証などをつけていると、無料で修理してもらえる範囲が幅広いですのでメンテナンス費用はかかりません。
リセールバリュー
リセールバリューとは車を売るときの買取価値のことをいいます。
車種や積算走行距離にもよりますが、リセールバリューは一般的に新車購入後3年で30~70%程度、5年で20%~50%程度、10年では0%になります。
つまり3年落ちの中古車を買って3年後に売ろうとしても価格はつかないと思わなければいけないのです。
短い期間で新車を買い替える場合はリセールバリューの高い新車をねらうといいでしょう。
とはいっても不人気車種の場合は3年後でもリセールバリューが20%程度にまで落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
以下のように新車・中古車にはそれぞれお得な部分とそうでない部分があるといえますね。
新車 | 中古車 | 備考 | |
---|---|---|---|
車両本体価格 | 高い | 安い | 新車は中古車の安さに勝てない |
税金 | 高い | 安い | エコカー減税対象車の場合は新車の税金は安い |
値引額 | 大きい | 小さい | 中古車の値引きはほぼない |
ローンの金利 | 低い | 高い | 銀行系ローンは金利が低め |
任意保険料 | 高い | 安い | 任意保険料が安いと補償金額も安くなる |
メンテナンス費用 | 安い | 高い | 車によってメンテナンス費用が高くなるときがある |
リセールバリュー | 高い | 低い | 新車 5 年以上の車は価値がほとんどなくなる |
新車・中古車を金銭面以外で比較するとどうなのか??
金銭面以外でみる新車と中古車のメリット・デメリット
カスタマイズ
新車は基本的に受注生産ですので、新車を購入する際に自分の好きなボディーカラー、装備、オプションを選ぶことができカスタマイズができます。
とくにサンルーフなどのメーカーオプションは新車のときにしかつけられませんので、もしあなたが中古車で「このメーカーオプションがついていてほしい!」というものがあれば、その中古車を見つけるしかありません。
車の性能
新車はその時点での最新モデルになるますので、燃費が良くなっていたり、最新の安全装備・快適装備がついています。
中古車は新車ほど装備はすぐれませんね。
安心感
新車はよっぽどのことがない限りハズレはありませんから、どこの店舗で車を購入しても品質に差はないため安心感がもてます。
中古車は同じ車種であってもそれぞれ状態が異なりますので、中古車を選ぶときは目利きが必要になります。
中にはメーターの積算走行距離を改ざんしたり、事故車であることを隠して中古車を販売する中古車販売店もありますからね。
中古車を選ぶ場合は車の目利きができる人と一緒に現車確認するか、信頼できる中古車販売店を見つける必要があります。
車種・モデル
車種によっては2~3年程の短いスパンでマイナーチェンジを行ない、5~6年程でフルモデルチェンジを行なう車があります。
モデルチェンジされると、それまでの現行車は新車では購入できなくなりますし、さらに時が経てば生産終了する車も出てきます。
そう考えると新車を購入する場合は意外と選択肢の幅がせまいですが、中古車の場合は選択肢の幅が広いということが分かります。
納期
新車は受注生産が基本ですので、注文してから納車までに1ヶ月以上、トヨタ・プリウスのような人気車種の場合は1年以上経たないと納車されないことがあります。
中古車であればほしい車が目の前にあるわけですから、整備や書類手続きさえ完了すれば納車されますので、長くても数週間後には納車されるでしょう。
まとめ
以下のように新車・中古車にはメリット・デメリットがありますね。
新車 | 中古車 | 備考 | |
---|---|---|---|
カスタマイズ | 可能 | 不可能 | メーカーオプションは後付けできない |
車の性能 | 最良 | 良 | 新車は最新機能がついている |
安心感 | ある | 欠ける | 中古車は目利きのある人と探すべき |
車種・モデル | 少 | 多 | 中古車の選択肢は幅広くある |
納期 | 遅 | 早 | 新車の納期は長ければ 1 年以上かかることも |
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さいごに
今回は新車と中古車ではどちらがお得なのか、メリット・デメリットにはどのようなものがあるのかをご紹介しました。
新車・中古車にはそれぞれメリット・デメリットがありますし、お得な部分とそうでない部分があります。
車を購入する際には少しでも多くの頭金を入れておいたほうがいいので、車の一括査定サイトを利用して素早く車の購入資金をゲットしてくださいね。
今回の記事を参考に、メリット・デメリットを総合的に考えながら車選びをしてください。
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