「中古車を購入する予定だけど納品されるまでの流れはどうなるんだろう?」
「中古車を購入するにはどういう手続きが必要なの?」
何て疑問はありませんか?
中古車を購入する場合は、他のモノを買うときのようにお店に行って代金と引き換えに車をもらって乗って帰れるというわけではありません。
納車されるまでにあなたが準備しなければいけないものもありますし、車が納車される前に行なわなければいけない手続きがあります。
中古車購入の流れを知らないまま手続きを進めると、書類が足りないなどの不備が出てきてしまい、毛結局手続きが足止めになってしまうなんてこともあります。
今回は中古車の買い方の手順と購入の流れについてご紹介します。
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もくじ
中古車の買い方の基本的な手順とは??
中古車の買い方の手順について解説します。
中古車販売店へ出向く前にやっておくこと
中古車を購入するからといっていきなり中古車販売店に訪れても、あなたが求めている車があるとは限りません。
また求めている車がないからといって、何軒も中古車販売店を訪れるのは時間と労力の無駄です。
まずは以下の手順で効率よく中古車を探すところから始めましょう。
①車種・予算を決める
中古車といえども大きな買い物ですから、購入してから後悔しないように自分が乗りたい車種と予算を決める必要があります。
5人以上で移動することが多いのであればミニバンを選ぶ、経済的な負担をおさえたいのであれば軽自動車を選ぶなど、あなたが普段どのような用途で車を利用するのかを考えてみましょう。
またボディカラー、メーカーオプションなどさまざまな希望があると思いますので、自分の条件に合った車を見つける必要があります。
「これだ!」という車を1台だけピックアップするのではなく、同じような条件の車を複数台選んでおいて、それぞれの車を比較することをおすすめします。
中古車を販売しているところは以下のように複数ありますので、中古車販売店だけにこだわらず検索するといいでしょう。
•中古車販売店(ガリバー・ビッグモーターなど)で探す
•中古車検索サイト(Goo-net・カーセンサーなど)で探す
•中古車を取扱っているディーラーで探す
•オークション(ヤフオク!など)で探す
•個人が販売しているもの(メルカリ・ジモティなど)で探す
こちらも合わせてご覧ください。
②支払方法を決めておく
基本的に中古車販売店やディーラーで車を購入する場合は、現金一括払いかローンを組んで購入することになります。
またヤフオク!などのオークションではクレジットカード決済で車を購入することができますし、販売店によっては自社ローンを取り扱っているところもあります。
どこで中古車を購入するかで支払方法は異なりますので、まずは購入先を決めてどのような支払い方が可能なのかを調べる必要がありますね。
③中古車販売店に在庫確認をする
車を複数台選ぶことができれば、中古車販売店に連絡をして在庫確認をしましょう。
人気車種であればすぐに在庫がなくなりますし、少しでも早く現車確認することで時間にゆとりをもってピックアップした車を比較することができますよ。
④現車確認を行なう
どこで中古車を購入するにしても怠ってはいけないのが現車確認です。
中古車は安い値段が魅力的ですが、あくまでも中古車ですので、現状で車がどのような状態なのかを自分で確認したり、販売者から説明を受ける必要があります。
中古車の中には修復歴がある車、水没車、故障の多い車など、さまざまなリスクをもった車もあります。
現車確認は外装・内装をみるだけでなく、エンジンルーム、足回りなどさまざまな部分を点検したほうがいいでしょう。
可能であれば試乗させてもらい、走行中に異音が聞こえないか、機関に不具合がないかを感じ取ることで車の不具合を見出すことができます。
とくに中古車販売店ではなく、個人から中古車を購入する場合は、ユーザーが車に無頓着であれば普段のメンテナンスすら行なわれていない可能性がありますので要注意です。
⑤見積りを作成してもらう
販売店で中古車を購入する場合は一度見積りを書面で出してもらいましょう。
見積りは大きく分けて以下の3つがあります。
•車両本体価格
•法定費用(自動車税、自動車所得税、自動車重量税、自賠責保険料など)
•代行手数料(登録費用、納車費用などの手数料)
法定費用はどこで車を購入しても均一ですが、代行手数料は販売店位よって異なります。
車両本体価格が安くても代行手数料で利益を得ようとしている販売店もありますので、複数の販売店の見積りを比べてみる必要はありますね。
見積りをもらったあとに値下げ交渉してみるのもいいでしょう。
⑥契約手続き
車の状態や見積りに納得できれば契約手続きに進みます。
中古車販売店が契約書を準備してくれますので必要事項を記入していくのですが、契約書によっては小さな字で細かい規約まで書かれていることがあるため、すみずみまで読んでから記入しましょう。
読まずに記入してしまうと、あとあとトラブルにつながる場合があります。
個人間での車の売買のときも簡単な書式のものでいいですので、売買契約書を交わすことでトラブルを未然に防ぐことができますよ。
⑦駐車場を決める
とくに普通車は陸運局での登録手続きの際に車庫証明書が必要となりますので、中古車を購入する前に駐車場を確保しておく必要があります。
⑧必要書類を集める
中古車を購入する際に必要なものは以下の通りです。
普通車 | 軽自動車 |
||
書類・もの | 発行手数料 | 書類・もの | 発行手数料 |
実印 | 700 円~ | 認印 | 100 円~ |
印鑑証明書 | 250 円~ | 住民票 | 250 円~ |
自動車保管場所証明書 | 2100 円~ | 委任状 | 0 円 |
保管場所標章通知書 | 500 円~ | ||
委任状 | 0 円 |
印鑑証明書や住民票は市役所または区役所で発行してもらうのですが、有効期限が発行日より3ヶ月以内ですのでご注意ください。
自動車保管場所証明書、保管場所標章通知書はいわゆる「車庫証明書」です。
普通車の場合は車庫証明書がなければ、陸運局で車を登録することができません。
車庫証明手続きは中古車販売店が代行してくれますが、代行手数料が20000円程かかりますので、費用をおさえたい方は自分で車庫証明を申請することができます。
その際は販売店から購入する車の車検証を預かり、最寄りの警察署に車庫証明を申請する必要があります。
車庫証明手続きに必要な書類は警察署でもらうか、警察署のホームページからダウンロードすることができます。
車の保管場所は住民票をおく自宅から直線距離で半径2km圏内に構える必要があります。
また警察署に提出する車庫証明の申請書類は、自宅から保管場所までの地図を描いたり、もし月極駐車場を借りてそこで車庫証明を申請する場合は、駐車場のオーナーに書いてもらわなければいけない書類もあるため、何かと手間と時間がかかります。
それらの書類を警察署に提出してから、車庫証明の許可が下りるまで5~7日程かかります。
なお車庫証明は警察署が発行してから有効期限がおおむね1ヶ月ですのでご注意ください。
⑨任意保険の検討・加入
新車を購入された方のほとんどは任意保険に加入しますが、中古車を購入された方は全体の7割程しか任意保険に加入しないデータがあります。
任意保険料が高く家計への負担が大きくなることは分かりますが、大きな事故を起こしてしまった場合は自賠責保険からの補償だけではカバーできませんし、カバーされなかった分は自腹で補償することになります。
とくに被害者を死亡させてしまったり、後遺症が残るような事故の場合は、任意保険に入っていなければ何百万円・何千万円もの補償を払い続けなければいけません。
そうならないためにも任意保険への加入は強くおすすめしますし、中古車販売店では保険会社の代理店を行なっているところが多いですので、中古車購入と同時に販売店に相談してみるといいでしょう。
または自分で保険会社を探すこともできます。
詳しくはこちらをどうぞ。
⑩購入代金の支払い
②でお考えいただいていると思いますが、購入資金を支払う方法は以下の4つがあります。
・現金一括
・ローンを組む
・クレジットカードがあります
・中古車販売店の自社ローン
ローンといっても銀行系ローンと、オートローンがあります。
銀行系ローンは審査が厳しい一面もありますが、金利が1%前後のものがあるなど、金利が低いのが特徴です。
オートローンは銀行系ローンよりかは審査は厳しくありませんが、金利が3%以上のものが大半です。
クレジットカードで車を購入することは可能ですが、中古車販売店によってカード決済ができるかは異なりますので、まずは中古車販売店に確認してみてください。
金融事故やブラックリストに名前があがっているため銀行系ローンやオートローンが組めない方は、通常の審査は通りませんので、中古車販売店と直接ローン契約を結ぶ「自社ローン」での車の購入も可能です。
金融機関ではないため金利は取られませんが、保証料を請求されたり、対応している中古車販売店の数が少ないといったデメリットがあります。
⑪納車
購入代金の支払いができればあとは納車を待つのみです。
中古車販売店は購入代金の支払いを確認したのちに、「整備付」の中古車の場合は整備・点検を行ないます。
また登録手続きを依頼している場合は、販売店の営業マンが陸運局へ出向く必要がありますので、納車までは1週間から10日ほどみておくといいでしょう。
納車費用を浮かせたい方は、販売店の営業マンに相談して自分で車を取りに来ると伝えることも可能です。
車が手元にきたら、車にキズ・ヘコミはないか、オーディオ、エアコンなど機器は問題なく機能するか、
エンジンの異音、ブレーキの効きがどうかなど、運転に支障が出るような問題はないかをチェックしましょう。
また車検証、取扱説明書、整備記録簿など、現車確認のときあったものが不足していないかをチェックする必要があります。
④で現車確認は行なっていますが、そのときと車の状態が違う場合は販売店に申し出なければいけません。
ここでトラブルにならないよう、私は④の現車確認のときに、販売店の営業マンの許可を得たうえで、車の写真をすみずみまで撮りますし、LEDライトをもっていって車の底のチェックやエンジンルームもすべて写真におさめます。
自信をもって中古車を販売している販売店では「どうぞゆっくり見て写真を撮ってください」といってくれますし、不快な表情をしたりどことなくソワソワしている営業マンがいた場合は何か問題点があると思ってください。
保証がついている中古車もありますが、その保証期間は「3ヶ月以内」「3000km以内」というふうに短いですので、保証が切れる前には最終的に車の不具合がないかを注意してみてくださいね。
中古車の購入資金を調達する方法とは??
今回は中古車の購入の仕方から納車までのご紹介をしましたが、中古車を購入するには車両本体価格だけでなく法定費用や代行手数料など、細かな出費もたくさんあります。
少しでも中古車の購入資金を調達するためには、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」の利用をおすすめします。
一括査定サイトでこれまでにあなたが乗っていた車を高価買取してもらうことで中古車の購入資金を調達することができます。
買取業者が一番少ない県でも518軒(2014)の買取業者がありますので、買取金額を競わせて、一番高く買取りしてくれる業者に車を売りましょう。
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さいごに
今回は中古車の買い方の手順と購入の流れについてご紹介しました。
納車までの手順を1つずつ示しましたし、細かな説明や注意点も記載していますので、これで良い中古車を購入することができるはずです。
あなたが求めている車があったとしても、きちんと手続き関係や整備・点検を行なってくれる中古車販売店で車を購入することをおすすめします。
中古車の購入に際しては車両本体価格だけではなく、登録に必要な書類をそろえる必要があり、細々と出費があります。
購入資金を少しでも調達するために、今乗っている車を一括査定サイトを利用して高価買取してもらうことで費用の足しにすることができますね。
今回の記事を参考に、中古車の買い方・購入の流れを確認していただき、良い中古車とめぐり合えるといいですね。
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