「車を下取りに出すんだけど、下取りの額ってどうやって決められるんだろう?」
「少しでも安く車を購入したいので下取りで何とかしたい…」
「少しでも車の下取り額を高くするコツはないのかな?」
何て疑問はありませんか?
これまでに何台もの車に乗り継いできた方は経験したことがあると思いますが、例えば新車に買い替えた方はディーラーに車を下取りに出したことがあるでしょう。
車を下取りに出したときに提示される「下取り金額」は何を基準に決めているのでしょうか??
また下取り金額を高くするコツはあるのでしょうか??
今回は車の下取り金額は何を基準に決めているのか、価格を高くするコツはあるのかについてご紹介します。
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もくじ
車の下取り金額の決められ方とは??

まずは車の下取りの金額の決められ方について解説します。
車の下取りとは??
車を売却する方法としては「下取り」と「買取り」があります。
下取りとは、次に購入する車がある場合、車を購入する販売店に車を売ることを「下取り」といいます。
例えば次に購入する車が100万円で、これまでにあなたが乗ってきた車が20万円で下取りされたとすると、次に購入する車の購入資金は100万円-20万円=80万円になります。
つまり下取り金額としてつけられた20万円は、あなたの手元に入ってくるのではなく、次に購入する車の購入代金に充当されます。
買取りとは、次に購入する車の有無に関係なく、車を買取りしてもらうことをいいます。
車を査定してもらった結果、買取金額が20万円だった場合は、その20万円がそのまま現金であなたの手元に入ってきます。
このように「下取り」と「買取り」には違いがあるのです。
車を下取りしてもらうときの基準とは??
車の下取り金額に関してはディーラーや中古車販売店によって若干異なりますが、一般には今までの車の乗り方であったり、現在の車の状態によって金額が決まります。
下取りの基準については、JAAI(日本自動車査定協会)の「中古自動車査定制度」をもとに、他のディーラーや中古車販売店と大きな差が出ないように一定の基準が設けられています。
その基準をまとめた本として「イエローブック」というものがあります。
JAAIが毎月1日に発行しているB5版の本です。
ディーラーでも初度登録から5年以下の車であればイエローブックを使って下取り査定を行ないます。
それより古い年式の車については、下取り金額が安く算出される販売店独自の安い計算方式を使って計算するのです。
下取り査定時に見られるポイントとは??

下取りは中古車査定士によって査定されます。
車を下取りに出される方は、少しでもマイナス査定にならないように、洗車や室内の清掃をすみずみまでしておきましょう。
実際に下取り査定でみられるのは以下のような点ですが、これらに不具合があるかどうかは素人目線では分かりませんし、仮に不具合が分かったとしても修理に出さずに、ありのままの姿で査定を受けることをおすすめします。
全体的 | ・車種 ・メーカー ・グレード ・年式 ・積算走行距離 |
・取扱説明書などの書類関係 ・車検証 | |
・整備記録簿 ・純正部品の有無 ・スペアキー、キーレス | |
外装関係 | ・ボディ全体の汚れ、へこみ、傷 ・ナンバープレート |
・鍵穴周辺 ・ドア関連の動作 ・ラジオなどのアンテナ類 | |
・ランプ関係 ・ボンネット、天井関連 ・サンルーフ | |
・エアロパーツ ・ボディカラー ・フロント、リアなどのガラス関係 | |
内装関係 | ・車内の汚れ ・喫煙の有無 ・シート関連 ・フロアーマット |
・ AV 機器関連 ・ナビ関連 ・ハンドルやメーター | |
・エアバッグ関連 ・スペアタイヤ ・トランクルーム ・付属の装備品 | |
エンジン関係 | ・エンジンの状態 ・バッテリー ・エンジンオイル |
・改造パーツ ・修復歴 ・車台番号 | |
足回り | ・タイヤ、ホイール関連 ・車高 ・各部のへこみや傷、汚れやサビ |
・マフラー ・オイル関連 |
これらが査定の基準であることを、あらかじめ分かっていれば普段の車の使い方が大きく変わるかもしれませんね。
例えば車にステッカーを貼っている方はおられませんか…??
車の外装や内装にステッカーが貼られている場合はマイナス査定になりますが、そのマイナス査定になるのを免れるために、シールはがしを使ってシールを剥がそうとしても、どうしても跡が残ってしまうため結局マイナス査定になってしまいます。
またカーナビがついている車は、カーナビを外して車を下取りに出したほうがいいのか迷いますよね。
もともとオーディオがついていたのか、カーナビがついていたのかは、中古車査定士は配線などを確認することで分かります。
もしカーナビがついていた痕跡があって、それを取り外したのならマイナス査定になる可能性が高いです。
それとは反対に型の新しいカーナビがついていると下取り金額はあがりますよ。
ディーラーの下取り金額は低いのは本当なのか??

これまでにディーラーだけでなく中古車販売店に下取りに出されたことがある方は感じておられるかもしれませんが…、ディーラーの下取り金額は中古車販売店より低い傾向があります。
ディーラーで出される下取り金額は、中古車相場に見合った下取り金額ではなく、ディーラーにとって都合のいい価格なのです。
なぜならディーラーは新車を販売して利益を得ることが最大の営業目的です。
お客様に新車を購入してもらうためには、下取り査定で低い金額を提示して「少しでも早く売ったほうが下取り金額が高く出せますし、年数が経つとさらに下取り金額は低くなってしまいますので、早い段階で新車に乗り換えたほうがいいですよ」と営業をかけたいのです。
つまりディーラーの下取り金額が低い傾向にあるのは、こういう背景があるわけですね。
下取り価格を高くするコツとは??

できる限り車の良い状態を保つ
先ほどは車を下取りに出したときに、中古車査定士がチェックするポイントについてお伝えしましたが、少しでも下取り金額を高くするためには、普段の車の乗り方に気をつける必要があります。
ディーラーや中古車販売店は、下取りした車を業者オークションや店頭で販売して利益を得ます。
そのためにはできるだけ状態の良い車を下取りたいと思っています。
あなたの車は外装にキズやヘコミはありませんか??
塗装が剥げていませんか??
外装だけでなく内装に関しても、普段の使い方で状態を悪くしているのであれば、それはマイナス査定につながります。
私も普段は将来的に車を査定に出すことを考えていますので、外装は定期的にコーティングをあてて塗装の劣化を防ぐようにしていますし、内装に関してもパネルのすき間にホコリが入るのを防ぐために、極力窓を開けないようにして、ホコリやチリの侵入を防いでいます。
タバコは吸いませんし、飲食も避けながら車のコンディションを保っています。
車のメンテナンスに関しても、点検・整備はすべてディーラーに任せており、12ヶ月法定点検や車検時の24ヶ月法定点検もディーラーに任せており、点検整備記録簿もすべて残しています。
普段は定期的にエンジンオイル交換をはじめ、ATF交換などを行なっており、オイル類はエンジンのコンディションを保つために、車の性能にあった100%化学合成油を使用しています。
これらの記録をすべて残しており、車を査定に出すときに少しでも高い査定がつくように心がけています。
このように普段から車をいかに大切にしているかで、下取り価格が高くなるのです。
年式・積算走行距離の目安を知っておく

下取りでは車の年式や積算走行距離がみられます。
先ほどイエローブックのお話しをしましたが、イエローブックの試算通りに下取り金額を算出すると、初度登録1年おきに車の価値は10分の1ずつ減っていく計算をしますので、10年落ちになれば車の価値は0円になるのです。
それに加えて積算走行距離が10万キロを超えている場合は、下取り金額は0円になりますので、これらの条件を意識して、早めに車を下取りに出すことで下取り金額が高くなります。
中古車でどのような車が人気なのかを知っておく
下取り金額は、中古車市場でどのような車が人気なのかで大きく左右されます。
例えばボディカラーでプラス査定になるのは「パールホワイト」「ブラック」「シルバー」です。
その他、燃費性能の良い車、最新の安全装備・快適装備がついているものは、下取り金額が高くなります。
もちろん自分好みの車種・ボディカラー・グレードを選ぶのはいいのですが、最終的に車を手放すとなった場合に高く下取りしてもらうためにも、どのような車を購入するかを考えたほうがいいですね。
自分の車を高価買取してもらうための方法とは??

今回は車の下取りについてご紹介していますが、もし車の下取り金額に納得がいかなかった場合は、車を買取りに出してみてはいかがでしょうか??
下取りより買取りのほうが、高く買取りしてもらえる傾向が強いです。
もし車を売却するのなら、買取りを視野に入れるのも1つの方法です。
次に購入する車がなくても、車屋さんでは車の買取りをしてくれますので、車屋さんに買取査定に出すといいでしょう。
とはいっても、お住まいの近くにたくさんの買取業者がある場合は、すべての買取業者に車を査定してもらうのは不可能ですよね…。
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一括査定サイトを利用すると、たった一度の個人情報と車両情報の入力だけで、あなたの車を買取りたい業者を紹介してもらうことができます。
査定を依頼するときは1軒だけの買取業者だけだと、その買取金額が妥当なものなのかが分かりませんので、複数の買取業者に査定依頼して、買取金額を比較することが大切です。
一番高い買取金額をつけた買取業者に車を売却しましょう。
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さいごに

今回は車の下取り金額は何を基準に決めているのか、価格を高くするコツはあるのかについてご紹介しました。
下取り金額の基準になっているイエローブックはディーラーでも使われていることが分かりましたね。
下取り査定のときに中古車査定士がどのような点をチェックするのかもお示ししました。
下取り金額を高くするコツとしては、普段から車を大切に乗ることに尽きます。
あなたの車の年式や積算走行距離も意識しつつ、早い段階で車を下取りに出すことで車を高く下取りしてもらうことが可能です。
車を購入するときに、将来的に車を売却することを考えて車選びをすると、車を下取りに出したときに高価下取りが期待できますよ。
今回の記事を参考に、車の下取り基準について知っていただき、うまく車を下取りしてもらってくださいね。
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