「これまで乗ってきた車を売ろうと思うんだけど、車の売り時っていつなんだろ??」
車を売るとなったときに、多くの方は少しでもお得に売れてほしいと思いますよね。
車を売り時は、車が高く買取りされる時期、車検の残り期間、積算走行距離・年式など、判断材料はたくさんあります。
判断材料を総合的に考えて車の売り時を知っていると、あなたもお得に車を売却することができますよ。
今回は中古車の売り時はいつなのかについてご紹介します。
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もくじ
車の売り時を判断するための5つの条件
車の売り時は、もちろんあなたが車を売りたいときなのですが、これからご紹介する条件に1つでも当てはまるのであれば、すぐに車を売却するのではなく、まずは落ち着いて車を手放す準備をしていきましょう。
そうすることで、少しでもお得に車を手放すことができますよ。
1月中旬~3月中旬と7月中旬~9月中旬が車の売り時
買取業者は1年を通して車の買取りを行なっていますが、実は1年の中で中古車が高く買取りされる期間が2つあるのです。
1月中旬から3月中旬
買取業者はなぜ車の買取りをしているのかというと、お客様から買取りして車を転売して利益を得るためなのです。
たくさん車が売れる時期ほど、買取業者は中古車の買取りを強化するのですが、1年を通して買取強化しているのが1月中旬から3月中旬。
なぜなら4月からの新生活に車が必要な人は、3月までに車を購入して新生活の準備をします。
つまり車は2月から3月中旬にかけてたくさん売れるので、その時期に合わせて買取業者は車を仕入れておきたいのです。
2月から車が売れ始めるということは、1月中旬くらいには買取りを強化していきます。
このことから1月中旬から3月中旬までは、他の時期より買取金額を上げてでも車を買取りして、他に転売することで利益を上げていくのです。
それに重ねて3月は買取業者の年度末決算期でもあるため、今年度の売り上げ成績が確定する前に、最後の追い込みをかけて、1台でも車がたくさん売れるように努力する時期でもあります。
これらの相乗効果もあって、1月中旬から3月中旬は、車が高く買取りされる時期ですので、このタイミングが1つの車を売り時といえます。
7月中旬から9月中旬
9月や10月は、1年を通して転勤などで新しい生活を迎える方がいらっしゃいます。
先ほどと同じ理由で、9月から10月は新生活にともなって車を購入する方が多い時期でもあるため、それより少し前に7月中旬くらいから買取業者は車の買取りを強化していくのです。
また9月は買取業者の上半期決算期でもあるため、ここでも車の販売台数を伸ばしておきたいため、売るための車を7月中旬から買取強化していきます。
もし1月中旬から3月中旬の売り時にあてはまらない場合は、7月中旬から9月中旬に車を売却することをおすすめします。
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車検が切れる前が車の売り時
車を売るときに「車検が残り期間が長いほど車は高価買取される」とお思いの方がいらっしゃいますが、それは果たして正しい情報なのでしょうか??
実際に買取査定を受けるときに、車検の残り期間があるとプラス査定されるのかをみていきましょう。
車検残存期間によるプラス査定
車検が残っている場合は、以下のようなプラス査定を受けることができます。
車検残 ( ヶ月 ) | 36 | 35 | 34 | 33 | 32 | 31 |
普通車 | 56,000 ~ 106,000 円 | 55,000 ~ 103,000 円 | 54,000 ~ 100,000 円 | 53,000 ~ 97,000 円 | 52,000 ~ 94,000 円 | 51,000 ~ 91,000 円 |
軽自動車 | 42,000 円 | 41,000 円 | 40,000 円 | 39,000 円 | 38,000 円 | 37,000 円 |
車検残 ( ヶ月 ) | 30 | 29 | 28 | 27 | 26 | 25 |
普通車 | 50,000 ~ 88,000 円 | 49,000 ~ 85,000 円 | 48,000 ~ 82,000 円 | 47,000 ~ 79,000 円 | 46,000 ~ 76,000 円 | 45,000 ~ 73,000 円 |
軽自動車 | 36,000 円 | 35,000 円 | 34,000 円 | 33,000 円 | 32,000 円 | 31,000 円 |
車検残 ( ヶ月 ) | 24 | 23 | 22 | 21 | 20 | 19 |
普通車 | 44,000 ~ 70,000 円 | 41,000 ~ 65,000 円 | 38,000 ~ 60,000 円 | 35,000 ~ 55,000 円 | 32,000 ~ 50,000 円 | 29,000 ~ 45,000 円 |
軽自動車 | 30,000 円 | 28,000 円 | 26,000 円 | 24,000 円 | 22,000 円 | 20,000 円 |
車検残 ( ヶ月 ) | 18 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 |
普通車 | 27,000 ~ 41,000 円 | 25,000 ~ 37,000 円 | 23,000 ~ 33,000 円 | 21,000 ~ 29,000 円 | 19,000 ~ 26,000 円 | 17,000 ~ 23,000 円 |
軽自動車 | 18,000 円 | 16,000 円 | 14,000 円 | 12,000 円 | 10,000 円 | 8,000 円 |
車検残 ( ヶ月 ) | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 |
普通車 | 15,000 ~ 20,000 円 | 13,000 ~ 17,000 円 | 12,000 ~ 15,000 円 | 10,000 ~ 13,000 円 | 8,000 ~ 11,000 円 | 7,000 ~ 9,000 円 |
軽自動車 | 7,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 | 2,000 円 |
車検残 ( ヶ月 ) | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
普通車 | 5,000 ~ 7,000 円 | 4,000 ~ 5,000 円 | 2,000 ~ 3,000 円 | ― | ― | ― |
軽自動車 | 2,000 円 | 1,000 円 | 1,000 円 | ― | ― | ― |
これらのプラス査定金額はあくまでも目安としてお考えください。
普通車は車種によってプラス査定の幅があります。
車検の残り期間が4ヶ月を切っている場合はプラス査定の対象にはなりません。
あなたの車の車検残り期間が24ヶ月近かったとしても、プラス査定を受けられる金額は少なく、車検費用のほうが高くなってしまいます。
つまり車の買取査定を受けるからといって、前もって車検を受けていてもあなたはかえって損をしてしまいます。
そう考えると買取査定でプラス査定をねらうのではなく、車検が切れる1ヶ月程前に車を売却するのが車の売り時といえますね。
ちなみに車検がないからといってマイナス査定の対象にはなりません。
もし買取査定日からさかのぼって乗用車・軽自動車は1年以内、商用車は6か月以内の「定期点検整備簿」がある場合は15,000円程のプラス査定になる場合がありますよ。
また車検が残っているときに車を売却するのであれば、以下のように自賠責保険の残月数によってプラス査定を受けられる可能性があることも知っておいてください。
保険残 ( ヶ月 ) | 24 | 23 | 22 | 21 | 20 | 19 |
普通車 | 18,000 円 | 17,000 円 | 17,000 円 | 16,000 円 | 15,000 円 | 14,000 円 |
軽自動車 | 15,000 円 | 15,000 円 | 14,000 円 | 13,000 円 | 13,000 円 | 12,000 円 |
保険残 ( ヶ月 ) | 18 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 |
普通車 | 13,000 円 | 12,000 円 | 12,000 円 | 11,000 円 | 10,000 円 | 9,000 円 |
軽自動車 | 11,000 円 | 11,000 円 | 10,000 円 | 9,000 円 | 8,000 円 | 8,000 円 |
保険残 ( ヶ月 ) | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 |
普通車 | 8,000 円 | 7,000 円 | 6,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 4,000 円 |
軽自動車 | 7,000 円 | 6,000 円 | 5,000 円 | 5,000 円 | 4,000 円 | 3,000 円 |
保険残 ( ヶ月 ) | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
普通車 | 3,000 円 | 2,000 円 | 2,000 円 | 1,000 円 | ― | ― |
軽自動車 | 3,000 円 | 2,000 円 | 1,000 円 | 1,000 円 | ― | ― |
ここでもプラス査定金額はあくまでも目安です。
保険の残り期間が3ヶ月を切っている場合はプラス査定の対象にはなりません。
積算走行距離50,000km以内・初度登録年月から5年以内が売り時
中古車の買取金額を大きく左右するのが、積算走行距離と年式です。
一般に車は10,000km走行するのに1年かかるといわれていますが、車は積算走行距離が増えるほど、また年式が古くなるほど価値が落ちていきます。
ディーラーの下取りの基準を用いると、車の価値は10,000km走るごとに、年式が1年古くなるごとに新車車両本体価格より10分の1ずつ価値がなくなるのです。
つまり初度登録年月から10年も経つと車の価値はゼロになってしまうのです!
そうかんがえると、車の価値がある間に車を売ってしまいところ。
ずばり車の売り時は、積算走行距離50,000km未満、初度登録年月から5年以内です。
積算走行距離が50,000kmを超えると、車業界では「多走行車」という言い方をしますし、50,000kmを超えると車の買取金額がグンと下がります。
その一例をして、以下の車の買取金額についてみてみましょう。
<車両情報> |
|||
メーカー | トヨタ | 車種 | プリウス |
グレード | S | 総排気量 | 1,800cc |
年式 | 2013 年 | 型式 | ZVW30 |
<買取金額推移> |
|||
積算走行距離 | 買取金額 | 積算走行距離 | 買取金額 |
10,000km | 1,211,000 円 | 40,000km | 993,000 円 |
20,000km | 1,139,000 円 | 50,000km | 938,000 円 |
30,000km | 1,020,000 円 | 60,000km | 857,000 円 |
積算走行距離が30,000kmでは1,020,000円だったのが、40,000kmになると993,000円と、買取金額の差額は27,000円です。
しかし50,000kmになると938,000円と、40,000kmの買取金額の差が55,000円にもなっていますね。
さらに60,000kmでは857,000円と、50,000kmの買取金額より差額が81,000円…。
このように積算走行距離が50,000kmを超えると買取金額がどんどん下がっていきますので、50,000kmに到達する前に車を売るのが売り時です。
積算走行距離が50,000kmということは、年式は5年落ち未満ということですので、どちらかの基準が到達する前に車を売却しましょう。
もし両方の基準を超えてしまっている場合は、少しでも早く車を売ってしまうことをおすすめします。
フルモデルチェンジされる前が売り時
車は周期的にマイナーチェンジやフルモデルチェンジをくり返します。
マイナーチェンジの場合は、車種や変更点によっては前期・後期の区別がつきにくいですので、前期の車に乗っているユーザーも、わざわざ後期の車に買い替える方は少ないです。
それに対してフルモデルチェンジは、誰が見比べてもエクステリアは大きく変更されますし、インテリアやその他の変更点も多数出てきます。
ユーザーも自分が乗っている車種がフルモデルチェンジされたのであれば、これまで乗っていた車を売却して、フルモデルチェンジされた車を買い求めるのです。
フルモデルチェンジされると、思った以上に多くのユーザーが新型に買い替えるため、旧型の車は売りに出されてしまい、中古車市場からあふれることになります。
人気車種であるトヨタ・アルファード・ヴェルファイアはその典型的な例ですね。
30アルファード・ヴェルファイアのド迫力さや安全性能の向上で、20アルファード・ヴェルファイアがたくさん売りに出され、中古車市場でもたくさんみられるようになりました。
このように人気車種であるほど、フルモデルチェンジされることでこれまで乗られていた中古車が市場からあふれることになり、中古車台数の多い車種は安値で取引されることが多くなります。
そう考えると、あなたが乗っている車種がフルモデルチェンジされるとなった場合に、少しでも早く売ることで、価値が下がる前にお得に車を売却することができますよ。
車種の性能に適したシーズンがくる前が売り時
車種によっては、各シーズンに適した性能をもっているものがあります。
例えばスズキ・ジムニーのように4WDの強い車は、積雪・凍結地域で人気の車種ですので、冬になる前に売ると高く買取りしてもらえる傾向です。
またミニバンは夏や年末年始のように大型連休がある月の1~2ヶ月前になると高価買取してもらえる可能性が高いでしょう。
家族や大人数で車に乗って出かける方が増えるため、ミニバンを買い求める方が増えることを見越して、買取業者がミニバンを買取強化するのです。
このように次のシーズンに活躍する車を、ワンシーズン前に仕入れる買取業者が多いため、車種によってはシーズン前が売り時になります。
車の売り時に相場よりも高く車を買取りしてもらう方法とは??
先ほどは車の売り時についてご紹介しましたが、時期でいうと1月中旬~3月中旬と7月中旬~9月中旬が車の売り時でしたね。
これらの時期は買取業者も車の買取を強化しているため、一般的な買取相場以上の価格で買取りしてくれる場合が多いです。
その時期に合わせるように、さらに車を高価買取してもらうために、ネットを使った「車の一括査定サイト(無料)」を利用してください。
一括査定サイトを利用すると、一度に複数の買取業者に買取査定を依頼することができます。
具体的な買取金額は、車を査定してもらってから提示されますが、一括査定サイトを利用したときに、おおよその買取金額を教えてくれる買取業者もいます。
それぞれの買取業者が提示した買取金額を比較して、一番高い金額をつけたところに車を売却するのは、利用者のほとんどがやっていることです。
例えばA社が500,000円、B社が550,000円の買取金額をつけた場合、あなたはA社にどのような断り方をしますか??
そこはダイレクトに「B社が550,000円をつけてくれてA社より買取金額が高いので、B社に売ろうと思っています。A社は550,000円以上の買取金額をつけてくれますか??」と聞くといいですよ。
それで引き下がる業者は引き下がりますが、買取強化している時期だと「じゃあ560,000円で買取りします」と、わずかながらでも買取金額を上げてくれます。
そうなった場合は、B社に同じようなもちかけをすると、B社はさらに買取金額を上げる可能性もあります。
このようなかたちで、とくに買取強化している時期は普段の買取相場折高く車を買取りしてくれますので、ぜひ一括査定サイトを利用してみてくださいね。
詳しくはこちらをどうぞ。
さいごに
今回は中古車の売り時はいつなのかについてご紹介しました。
車の売り時はいつなのか、車の状態がどうなる前に車を売却するべきなのかについてみていきましたね。
記事でお示しした5つの条件をよくお読みになって、1つでも多くの条件にあてはまっていると、車の売り時が見えてきますし、車を高価買取してもらえる時期が把握できます。
1年を通して1月中旬~3月中旬と7月中旬~9月中旬が車の売り時でしたね。
車を売り時が見いだせたら、車の一括査定サイトを利用して、相場より高く車を買取りしてもらってください。
今回の記事を参考に、中古車の売り時を知ってもらい、車が少しでも高く売れる時期に車を売却してくださいね。
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複数の業者に査定してもらう事で高く買い取ってもらえる業者を見つけることができます。
複数の業者に査定をする場合には車査定一括見積もりがおすすめです。
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